クレジットカードのCMに出ている俳優・女優からターゲット層を推測する
クレジットカードのCMは多い
クレジットカードを作るきっかけが「CMでそのカードを見たから」という人は、結構多いんじゃないでしょうか。
クレジットカード会社がカードを契約・発行してもらうためには、カードの存在を「認知」してもらうことが重要です。
そのためクレジットカード会社各社にとって、テレビCMは非常に重要な存在。
何も考えずに、たくさんCMを打っているわけがありません。
CMのキャスティングや内容にも意味があるはずです。
ということで、クレジットカード会社各社のCMから、そのターゲット層を推測してみました。
自分にあったカードを選ぶ際の参考にしてみてください。
三井住友カード apple pay
最近よく見るCMですね。
三井住友カードがApple Payに対応したことをPRするCMで、
若手の人気俳優である、水原希子さんと千葉雄大さんがキャスティングされています。
Apple Payの対応を若年層にアピールしよう、という意図が感じられますね。
三井住友プラチナカード
三井住友VISAカード 最高が似合う人篇(三井住友プラチナカード)
一方、同じ三井住友でも、プラチナカードのCMでは豊川悦司さんがキャスティングされています。
こちらは、熟年層の男性をターゲットにしているというのがわかりやすいですね。
オリコカード
JCBのCMに、嵐の二宮和也さんが起用されているように、万人受けしてほしいCMにはジャニーズなどの人気アイドルが使われることが多いですね。
オリコカードのCMにキャスティングされているのはTOKIOの長瀬智也さんです。
万人受けを狙いつつも、20代後半か、それ以上がターゲットのように感じますね。
セゾンカード
セゾンカード・UCカード2016年新CM「手編みのセーター」 編 30秒
セゾンカードのCMでは、数年前から武田梨奈さんが起用されています。
セゾンカードは主婦層も重要な顧客ですので、20代後半かそれ以上の女性層にアピールしたい意図があるのかもしれませんね。
エポスカード
ここ数年、エポスカードのCMに起用されているのは竹野内豊さんです。
エポスカードがお得に使えるマルイのような百貨店を利用する層は、30代以上が多いと思われますので、その年代に根強い人気を持った俳優さんをキャスティングしたのでしょう。
アメリカン・エキスプレス
Realise the Potential "Pay With Point"
アメックスの「リアライズ・ザ・ポテンシャル」というブランドイメージを表現したCMのナレーションを担当しているのは、市川海老蔵さんです。
アメックスの顧客層である、市川海老蔵さんと同年代かそれ以上のビジネスマンに、安心感を与えるようなイメージですね。
楽天カード
クレジットカードのCMといえば、楽天カードマン(川平慈英さん)ですね。
ターゲット層に合った俳優・女優さんにブランドイメージを体現してもらうのではなく、
内容を「誰でも気軽に発行できる」・「ポイントが貯まる」という点に絞って、全ての層に対してインパクトを与えるCMです。
実際、これのおかげで楽天カードを作った人は多いのではないでしょうか。
CMの力って恐ろしい。
まとめ
「CMで見たから」というのは、クレジットカード選びの最初の段階としては重要です。
さらに、そのCMの内容からターゲット層を想像してみましょう。
それが自分に合ったカードなのか、もしかしたら少しわかってくるかもしれませんよ。