学生のためのクレジットカードマイスター

クレジットカードについて学生向けに知識や情報を伝えるサイトにしていきたいです。

まだクレジットカード決済のサインで消耗してるの?【サインの英語表記・暗証番号・サインレス店舗利用で時間短縮】

日本人の友人がクレジットカードを使っているのを見て、何度か教えたことがあるのですが、

クレジットカード決済時のサインは漢字のフルネームじゃなくてもいいのはご存知ですか?

 

私は雑なサインで済ませるのですが、家族、友人は見事に全員が漢字のフルネームでサインしていることがわかりました。

そこで、もっとたくさんの人に「クレジットカード決済時のサインをどのように書いているのか?」聞いてみたくなったので、クラウドソーシングでアンケートを取ってみました。

 

クレジットカード決済時のサインについて聞いてみた

http://www.flickr.com/photos/76991932@N00/2328587083

photo by twodolla

クラウドソーシングを使って、60人にアンケートを取りました。その60人の属性は下記になります。

  • クレジットカード保有数は、その内50人(10人は未保有)
  • 保有者は普段からクレジットカードを利用している20代前半から50代前半

母数は少ないですが、未だに2割の人がクレジットカードを持っていないようです。

思ったよりも多い印象ですね。

 

このような人たちに、少しでもクレジットカードのメリットを感じてもらえるように、私としては頑張っていきたいと改めて思いました。

 

クレジットカード決済時のサインは98%が漢字のフルネーム

f:id:retador:20170221145929j:plain

クレジットカードを利用するとき、サインはどのように書きますか?」という質問に対して、98%の人が漢字のフルネームで書いていることがわかりました。

 

例えば、

日本一画数の多い名字は「躑躅森(つつじもり)」さん、というらしいのですが、名字だけでもう54画です。

ここまで複雑な名前だと、クレジットカード決済のサインどころかあらゆる書類で苦戦しそうですね。

 

ではもう少し緩く、ギリギリいそうな「齋藤龍樹」という名前だとしましょう。


この名前であれば全部で67画です。

これでサインが必要なクレジットカード決済をしまくって生活していたら腱鞘炎になります。←盛りすぎですね。

 

大体の名前は急いで書いたとしても、10秒くらいはかかるのではないでしょうか?

それを英語表記、例えば「saitoh」にするだけで3秒ほどに短縮できるのです。

 

まさにタイム イズ マネー。

 

クレジットカード券面裏のサインと同じにしよう

クレジットカードのサインについて注意点が1つあります。

それは、クレジットカード券面の裏に書くサインと、決済時に書き留めるサインを同じにするということです。

 

すでに漢字のフルネームで券面裏に書いてしまっている人は、今からサインを変更することは出来ないので、諦めるしかありません。(一部のクレジットカード会社では、事務手数料を払えば交換してくれる場合もあります。)

 

券面裏にサインを書いてないのはもってのほか

そもそも券面裏にサインを書いていないという人は、今すぐ書いてください。

クレジットカードの紛失・盗難時のような補償対象から外されてしまいます。

自業自得で終わってしまいますが、もしものことが起こる前に必ず記載しましょう。

  • 券面裏にサインがある:不正利用者がサインを真似して書く。自身のアリバイがあれば、不正利用だと判明する。
  • 券面裏にサインがない:不正利用者が自由に書く。普段のサインと異なるため、契約者の管理責任が問われる。

基本的にはクレジットカードが届いたその日に書いておけば問題ないので、サインは忘れずに書きましょうね。

 

決済時のサイン自体が減ってきている

クレジットカード決済のサインを簡単な表記にすることはもちろん時間短縮として有用なんですが、最近では、そもそもカード決済でサインを求められることが減ってきています。

ICチップと暗証番号による認証

近年クレジットカード決済でサインを求められなくなってきているのは、ICカードでの読み取りが普及しているからです。

ICチップの入ったカードと、ICカードリーダーに対応しているお店では、だいたいクレジットカード決済の時に暗証番号を入力するための端末が出されますよね。

 

この動きが全国的に広まっていて、2020年までには全てのクレジットカードにICチップが搭載され、店舗でもICカードリーダーの普及が進むと言われています。

 

 

もちろん、「暗証番号を手で入力するのはセキュリティ的に不安」「暗証番号を忘れてしまった」という方は、店員さんに伝えれば従来通りサインでの決済に切り替えることは可能です。

不正利用か?と、あらぬ疑いをかけられないためにも、堂々と最初から「サインでお願いします」と伝えることがポイントです。

 

サインレス決済が出来る店舗も増加

少額での買い物なら、サインも暗証番号も要らない「サインレス決済」が出来る店舗も増えています。

サインレス決済は、クレジットカード会社にとって不正利用を見逃すリスクが高まるため、少額(3万円以下)で、換金性が低く(食品など)、スピードが求められる場所(コンビニなど)といった条件を満たした一部の店舗でしか実施されていませんが、ユーザーにとっては便利なシステムです。

 

しかし、サインレス決済が出来るのは一括払いのみなので注意は必要です。

 

 

まとめ

クレジットカードのサインは簡素化することで、時間短縮になります。

特に決まったルールはありませんので、ご自身のやりやすいサインを決めておきましょう。

 

しかし、実は本当に時間短縮になるのは「サインを書かないこと」なのかもしれませんね。

今持っているカードの券面裏に漢字のフルネームを書いてしまったけど、カード決済時のサインが面倒くさい、という方はサインを必要としない店舗を利用するのも一つの手です。