《牛丼屋編》学生クレジットカードのおすすめは?電子マネーや他支払い方法も解説
安くて早い牛丼屋でのご飯は、バーガーやサンドなどに比べると腹持ちもいいため、しっかりお腹を満たしたい学生たちの強い味方。お会計時は直接お財布から小銭で支払うことがほとんどかと思いますが、意外と知らないクレジットカードや電子マネーの利用法についても覚えておくと、いざというときに便利かもしれません。各種支払い方法のメリット・デメリットについて、人気店の実態も交えて詳しく紹介します。
学生が知っておくべき牛丼屋のカード利用可否
学生に人気の大手の牛丼屋はクレジットカードを利用できる店舗もあります。牛丼屋で高額な支払いをすることはそんなにありませんが、少額だからこそコツコツと回数を稼ぐことで、思わぬお得をゲットできるチャンスにもなるものです。サッと入ってサッと出てしまうお店でもありますので、その場になってから考えることでもない支払い方法について、深く考えずにお会計してしまうのはもったいないかもしれません。自分はお腹を満たして、カードはポイントで満たされる、なんてことがあれば通うのがさらに楽しくなりますよね。人気の牛丼屋は現金以外の支払いについてどのように対応しているのか、実際のお店を例に挙げながら紹介していきますので、自分に合った利用法をしっかり吟味してみましょう。
すき家利用の学生におすすめのクレジットカードは?
いまや牛丼屋最大手となったすき家は、クレジットカードを使える店舗がほとんどです。一部使えない店舗もありますが、ホームページの店舗検索から「クレジットカード利用可」のチェックボックスで一気に調べることができるので便利ですね。ちなみに使えるカードの種類は、一部メジャーでないクレジット会社のものは気を付けておきたい程度で、大手カード会社のものはほとんど使えます。すき家で特別にポイントの貯まりやすいカードはありませんが、ネットショッピングで使えるものなど、汎用性の高いポイントを貯められるカードがおすすめです。また、電子マネーのチャージをクレジットで行うことで、チャージ金額に対してクレジットカードのポイントが貯まり、電子マネーでの支払いにもポイントがつくため、お得が2倍に。楽天Edy機能つき楽天カードなどの2in1タイプを持っておくと便利です。
吉野家利用の学生におすすめのクレジットカードは?
オレンジの看板が目印の吉野家は、牛丼業界においてのみならず日本の企業としてかなりの老舗。1号店の創業がなんと明治32年、100年以上の歴史を誇る古き良き商店といった印象ですね。そんな吉野家ですが、近年すこしずつ電子マネーやポイントカードを利用できるようになりつつあるものの、残念ながら未だクレジットカードを使えないお店のひとつです。ただし、電子マネーであるWAONをクレジットチャージ、またはオートチャージすることで、実質的にクレジット機能を使うことはできます。WAON一体型カードのほかTカードについても、クレジット機能はともかくポイントカードとして提示することならできますので、関連するカードをお持ちならお財布に忍ばせておくといいかもしれません。
松屋利用の学生におすすめのクレジットカードは?
お肉はもちろん野菜中心のメニューも多く、栄養価が気になる女性にも人気の松屋。老若男女から人気が高いため、クレジットカードが使えれば申し分ないのですが、残念ながら店頭での利用はできないようです。現金はなるべく使いたくないという方は、Suicaをはじめとした交通系ICカードなら電子マネーとして使うことができますので、オートチャージ機能のついたクレジット一体型カードを持っていれば、間接的にクレジットで引き落とすこともできます。また、その場合にはSuicaポイントが貯まることになりますので、便利なだけでなくお得にもなる利用法といえそうです。他の種類の電子マネーは今のところ利用できませんので、もしも松屋用にカードを持つとするならビューカード系列がおすすめです。ちなみに、ルミネカードなど一部系列店のカードでも、ロゴマークがついていればSuica機能を使うことができますよ。
東京チカラめし利用の学生におすすめのクレジットカードは?
男子学生を中心に根強い人気を集める東京チカラめしは、がっつり系のメニューが最大の魅力です。とにかくお腹いっぱい食べることを目的としていて、あまりポイントカードのような細かい制度を気にする空気ではありませんが、実際のところどうなのか気になりますよね。クレジットカードの利用については一部店舗のみ可能ですが、ホームページの店舗一覧などで確認することはできませんので、決まった店舗に行くなら電話などで確認しておくと確実です。また、どのカードだと特に還元率が上がるということもありませんが、例えば楽天カードならお会計の金額に応じて楽天ポイントが貯まるというように、どのカードにポイントを貯めたいかによって使い分けてみてください。東京チカラめし側でのキャンペーンとうのはほとんどありませんが、楽天ポイントが倍になるキャンペーン期間は重点的に利用するなど、賢く利用していきたいですね。
小規模店舗は各店舗にクレジットカード利用を要確認
以上のような利用環境ですので、未だにクレジットカードを使えない店舗も多いということになりますが、クレジット利用可とされているチェーン店でも店舗個別の利用可否については注意しておきましょう。同じ名前のお店でも、必ず同じように利用できるとは限りません。クレジットカードそのものが使えない店舗もあるでしょうし、一部カードのみ利用不可としている場合もあるかもしれません。反対に、どこかの施設の一角で営業している店舗であれば、施設全体でのカードにポイントが貯まりやすいなんてことも。その店舗が直営店なのかフランチャイズなのかによってなど、条件が異なってくる要因は多々ありますので、よく使う駅周辺などの通いやすい範囲は、細かくチェックしておくとよさそうです。同じ味ならお得な店舗を選んでおきたいですね。
ネット通販ならクレジットカードの利用可否も変わってくる
さて、総合的にみて新しさに今一歩ついていけていない印象の牛丼屋ですが、もちろんただ踏みとどまっているわけではありません。店頭では端末の導入状況などに左右されてしまう部分も大きいですが、Web上から配達をお願いするネット通販なら、その運送会社や出店先のサイトが導入している決済端末をそのまま利用できます。デリバリーではなく、レトルト食品などの配送が主ですが、一人暮らしで食費を節約しつつ美味しいものを食べたい……そんな方にはぴったりかもしれません。家でごはんを炊きつつお店の味が楽しめるため、クレジットカードのポイントなどの面でももちろん便利ですが、単純に外食するよりも経済的。節約しつつポイントもゲットできる、新たな牛丼屋のサービススタイルです。
学生も気になる牛丼屋の電子マネー利用は
電子マネーは、とても便利なものであるからこそ、いざ使えない場面があると不便さを感じるものです。学生生活において、交通系ICカードを通学定期券として常に持ち歩いていたり、スマホを最大限まで活用していたり、ふだん意識することなく電子マネーを使っている人も多いのではないでしょうか。すこし前までは電子マネーというと大げさな印象がありましたが、いまや若い人にとっては当たり前という時代であり、現役で学生のみなさんはネイティブといえるかもしれません。そんな波は、どことなく懐かしい雰囲気の牛丼屋にも徐々に押し寄せているようで、各店舗ともそれぞれに特徴のあるシステムが導入されはじめています。少しずつ内容の異なる利用環境ですので、よく使う店舗を基準に考えたり、あるいはメインで使っている電子マネーを使えるかどうかで判断したり、自分にあった支払い方法を探ってみてください。
すき家利用の学生におすすめの電子マネーは?
すき家を含むゼンショーグループでは、独自のプリペイドカード「ZENSHO CooCa」を発行しています。他の電子マネーに比べるとポイントなどの制度が充実しており、使える範囲は限られますが、なか卯やCOCO’Sなどの人気チェーン店舗で共通して利用できます。カードの発行は店頭で即時できますが、手数料などがない代わりに初回登録時に1000円のチャージ代金が必要です。電子マネーとして使うほか、ポイントの利用についてはお会計時に申し出るだけでなく、my CooCaという専用のページに会員登録しておくとより便利に活用できます。ポイント残高やキャンペーン情報の閲覧はもちろん、家族間でポイントを共有したり、カードを忘れてしまったときにバーコードを表示したりすることができるので、ぜひ登録しておきましょう。
吉野家利用の学生におすすめの電子マネーは?
吉野家では電子マネーの利用についても非常にシンプルで、現在使えるのはWAONのみとなっています。WAON決済はカードの種類を問わず利用できますが、とくに便利に使えると吉野家じきじきにオススメしているのが、「吉野家WAONカード」。吉野家のメインカラーであるオレンジを配したコラボデザインで、他のWAONカードでは店頭での現金によるチャージが利用できないのに対し、こちらのカードは現金からのチャージが可能という特別仕様の1枚です。初回発行手数料のみ300円かかりますが、年会費などは無料なので作っておいて損はありません。すでにWAONカードをお持ちの方も、WAONには便利なポイント合算制度がありますので、吉野家ユーザーとしては1枚持っておきたいところです。
松屋利用の学生におすすめの電子マネーは?
松屋で利用できる電子マネーは、Suicaと相互利用のできるICカードのみとなっています。クレジットの項目でもすこし触れましたが、ひとくちにSuicaといっても、使えるカードはさまざまです。電子マネー機能とクレジット機能を両立したSuicaは、意外にも種類がたくさんありますので、生活スタイルに併せたカードのなかから気に入ったものを選んでみてください。またいずれのカードでも、必然的に貯まるポイントもSuicaポイントに絞られますので、その意味ではいろいろと迷うこともなく、かえってシンプルで使いやすいかもしれません。電子マネーが使える店舗については、ホームページの「Suica対応」にチェックを入れて検索すると、近隣の店舗をまとめて閲覧できるので便利です。
東京チカラめし利用の学生におすすめの電子マネーは?
電子マネーの利用についても、東京チカラめしについては基本不可。支払いはもっぱら現金ということになりますが、何かお得になる利用法はないのかというと、唯一不定期で配信されるLINEクーポンを利用することならできます。現金は使わない主義の方にとってはあまり便利とはいえないかもしれませんが、ポイントを貯めてのちのお会計時に使うことでも、目の前のお会計をお得に済ませるのも、トータルした金額としては変わりませんよね。むしろ、貯めないと使えないポイントよりは、今すぐにでも利用できるクーポンのほうが初心者向けでもあります。リピートすることでの特典ではありませんが、たまに食べたくなるといったスタンスの方にはおすすめの利用法です。
大手チェーンでも電子マネーを使えない牛丼もある
そもそも、電子マネーの利用ができないチェーンも多い牛丼市場。利用可能となっている店舗でも、どの種類の電子マネーが使えるかについてはそれぞれ異なる可能性もあります。また、電子マネーでの支払いはできても、残高不足の際にチャージができず、結果的に現金払いをせざるを得ないこともあるようです。なるべく現金を持ち歩くにこしたことはありませんが、電子マネー派の方はオートチャージなどを効率的に利用し、かつなるべく汎用性の高いカードを携帯しておきましょう。ちなみに、アプリからバーコード画面をかざすだけで決済ができるような機能もありますが、端末にタッチする以外の方法では電子マネーを利用できない場合もありますので、カードそのものを持っていたほうが安心できそうです。
学生の牛丼屋支払い情報一覧
クレジットカード |
電子マネー利用 |
ポイントカード |
貯まるポイント |
ギフトカード・商品券 |
学割 |
お得なクレジットカード |
|
すき家 |
VISA/マスターカード/JCB/アメリカンエキスプレス/ダイナース |
楽天Edy /iD/QUICPay /CooCa/交通系IC |
無 |
無 |
使えない※ゼンショーグループ株主優待券は使える |
無 |
リクルートカード/楽天カード ※常時還元率が高いクレジットカードでCooCaにチャージ→CooCaの支払いでポイント2重取り。商品は限られてきますが、楽天カードなら楽券サービス経由で高還元率が可能。 |
吉野家 |
使えない ※公式通販ショップに限り決済可能、JCB/VISA /マスターカード/DC /UC/UFJ/ダイナース/クレディセゾン/NICOS/イオンクレジット/アメリカンエキスプレス/TOP&カード |
WAON |
Tポイント |
Tカード |
株主様ご優待券 |
無 |
吉野家WAONカード ※WAON決済でポイント獲得、通常カードでは利用できない店頭での現金によるチャージが可能。 |
松屋 |
使えない ※オンラインショップに限りクレジット決済可能、VISA/JCB/マスターカード/DCカード/UC/UFJダイナース/クレディセゾン/NICOS/イオンクレジット/アメリカンエキスプレス/TOP&カード |
交通系IC ※Suica、もしくはSuicaとの相互サービス利用が可能なカード |
無 (Suicaポイント) |
無 (Suicaポイントを貯められるカード) |
お食事サービス券 |
無 |
ビュースイカカード ※クレジットチャージ利用により間接的なクレジット利用が可能、Suicaポイントが貯まる |
東京チカラめし |
VISA/マスターカード/UC/アメリカンエキスプレス/DC/ダイナース/JCB/NC/銀聯 |
使えない |
無 |
使えない |
無 |
無 |
楽天カード ※ポイント還元率が高く、キャンペーンなども充実 |
牛丼屋で学生におすすめカードNo.1はビュースイカ
牛丼屋の各チェーン店において、もっともお得になるカードというのはそれぞれ違います。学生生活という観点からすれば、カードを使う場面も当然たくさんあり、もちろんそれは牛丼を食べるときだけではありませんよね。ふだん別の場面でも使うことを想定するなら、特におすすめしたいのはやはりビュースイカ系のカード。SuicaポイントならSuicaのチャージに利用できるため、ふだん特定のお店でショッピングをすることの少ない人にもぴったりです。また、交通手段としてのみならず、電子マネーとしても利用できることからマルチに活躍してくれます。また、Suica機能のついたカードは定期券としても利用できますので、通学定期券そのものをクレジットカード兼電子マネーとしておけば荷物もコンパクトになり、うっかり忘れてしまう心配もありません。駅ビルなどのJREポイントカードと兼用できるものもありますので、必ず自分に合った一枚が見つかりますよ。