《ファミレス編》学生クレジットカードのおすすめは？電子マネーや他支払い方法も解説

友達とのおしゃべりや、ひとりで作業をするのに使う人も多いファミレス。カフェなどに比べて長居しやすいため、遊びに勉強になにかと忙しい学生のみなさんには貴重な空間ですよね。できるだけお財布にも優しく利用するには、各種クレジットカードや電子マネーでお会計をすることでメリットが生まれることもあるんです！ここでは代表的なファミレスチェーン店を例に、お得な支払い方法について紹介します。

学生が知っておくべきファミレスのカード利用可否

学生に人気の大手のファミレスチェーンはクレジットカードを利用できる店舗ばかりです。手元に現金があまりないときはもちろんのこと、上手に利用すればポイントなどをお得に貯めることができます。例えばファミレスを友達や複数人で利用する場合には、「まとめて払っておくからあとで個別にもらうね」と言って全員分のお会計を一枚のカードにまとめれば、実際の出費は自分の分だけなのにそれ以上のポイントを貯める裏技を使うことができます。こうしたお得な利用法は、ファミレスによって少しずつ差があるものなので、それぞれの特徴をしっかりと捉えておくことが重要です。人気チェーン店の利用可否についてみてみましょう。

ガスト利用の学生におすすめのクレジットカードは？

ガストをはじめとする「すかいらーくグループ」では、ほとんど全てのクレジットカードを使用することができます。ガストの利用に特化したカードはりませんが、すかいらーくグループのファミレスではTポイントが貯まりますので、Tカードを持っていればポイント還元率が上がる可能性も。 併せて、楽天カードのようにファミレス以外の場面で使うポイントを、ファミレスで貯めることができるパターンもありますので、よく使うポイントや貯めたいポイントが何なのかを見定め、それにまつわるカードを利用することが一番です。 また、ガストはデリバリーも充実しており、ネットからの注文に限りクレジットカードの利用が可能です。なお、その場合も銀聯・Discover・JCB PREMOの利用ができませんのでご注意ください。

サイゼリヤ利用の学生におすすめのクレジットカードは？

とにかく安いメニューが盛りだくさんなサイゼリヤ。金額としては小銭で支払えるものがほとんどですが、だからこそクレジット払いをするにも抵抗なく、気軽に気長にコツコツと、少しずつポイントを貯めることができそうですよね。 しかしながら、基本的にサイゼリアは全店クレジット端末を未導入で、ごく一部のショッピングモールなどに付随する店舗のみ使える場合もあるだけという状況。その理由としては、やはりコストを最低限に抑えるために現金のみとしておいたほうが効率がよく、その代わりにご飯は安く提供しますというサイゼリヤ独自の姿勢が貫かれているため。消費者として、どこに「便利」の重きを置くかにもよりますが、ハイテクな支払い端末や獲得ポイントの有無だけでなく、とにかくお金をかけずに食事ができるということもひとつのアドバンテージですよね。大型施設内での利用可否については、店舗に直接問い合わせてみることをおすすめします。

デニーズ利用の学生におすすめのクレジットカードは？

可愛らしい制服やアットホームな雰囲気が人気のデニーズは、セブン＆アイグループに属しています。そのため、お得になるカードという観点からすれば、セブンカードの一択です。nanacoカードの機能もプラスされたセブンカードプラスなら、クレジット決済はもちろん電子マネーやポイントカードとしても利用でき、お財布の中身も減るのでさらに便利ですね。また、デニーズでのお会計で貯めたポイントが、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどで使えたり、その逆でもお得に利用できます。その他、使えるカードの種類もたいへん幅広く、使えないカードを探すほうが難しいほど。なるべく現金を持ち歩きたくない、できるだけカード払いで済ませたいという方には、うってつけかもしれません。

ロイヤルホスト利用の学生におすすめのクレジットカードは？

ファミレスなのに豪華な雰囲気でしっかりとお食事を楽しめるロイヤルホストは、クレジットカードの利用も安心のカバー力。どのクレジット会社のカードでもほとんど使うことができますが、お得なカードをひとつ選ぶとすればJALカード。支払いにクレジットカードを使うことで、マイルが2倍も貯まります。旅行などで飛行機をよく使う方にとってはもちろん、そこまで頻繁に飛行機を利用しない方にこそ、ふだんのお食事でマイルが貯まるというのは大きなアドバンテージですよね。また、これはクレジットカードとしての用途とは別になりますが、エポスカードをお持ちなら提示することでお会計を5%オフにしてもらえます。決済に使うかはともかくとして、持っておくと少しずつですが食費を節約できますよ。

小規模店舗は各店舗にクレジットカード利用を要確認

代表的なチェーン店についてはこのような現状ですが、気を付けておきたいのは同じチェーン店でも個体差があるということ。地域差はもちろんお店や施設の規模に応じて、導入されている端末などにも違いがでてきますので、注意が必要です。使えるカードと使えないカードがそれぞれある場合と、クレジット決済そのものが使えない場合とで、対処の仕方も変わってきます。ざっくりした傾向としては、やはりレストランとしてワンフロア、あるいはひとつの施設まるごとを運営しているような大規模店舗は最新の端末が導入されていることがほとんど。敷地が小さかったり、「〇〇店」という名称が駅名や大規模施設のものでない場合は、すこしでも心配な場合は店舗ごとの電話番号などを調べて確認しておきましょう。

学生も気になるファミレスの電子マネー利用は

クレジットカードに比べると、学生の皆さんにも手にしやすく利用も気軽にできる電子マネー。スマートフォンなどの携帯端末を使うほか、交通系ICカードなら誰でも持っているうえ、いつでもカバンやポケットに入っているものなので、いざというときに頼りになります。矛盾するようですが、もしクレジットカードと併用できるようであれば、楽天EdyやSuicaなどのオートチャージ機能を利用することで、残高不足の心配もなく便利に利用でき、さらにポイントも貯まるので一石二鳥です。クレジットカードに抵抗がある方は作るだけ作っておきつつ、店頭でのクレジット払いには使わず電子マネーへの引き落としのみ機能させておき、ふだん持ち歩くのは電子マネーだけにしておくというのもアリですね。どの電子マネーがどこで使えるのか、各店の実態をチェックしてみましょう。

ガスト利用の学生におすすめの電子マネーは？

ガストでは楽天Edy、iD、Quicpayのほか、各種交通系ICカードを使うことができます。なお交通系ICに関しては、地域ごとに異なった仕様のため名称なども差異がありますよね。種類によってはまれに使えない場合もありますので、お手持ちの「ご当地カード」が使えるかどうかについては、きちんと店舗に問い合わせておいたほうがよさそうです。また、クイック・レストランであるSガストでは電子マネーの利用ができません。宅配の場合も同様ですので、お店に入る前や注文をする前には、きちんと現金で十分な金額を支払えるかどうか確認しておきましょう。ビュースイカカードのように、クレジット機能と電子マネーが一体化しているカードの場合も、クレジット払いなら利用できますが、タッチして支払うだけの電子マネー決済はご利用いただけません。

サイゼリヤ利用の学生におすすめの電子マネーは？

クレジット払いが基本的に利用できないサイゼリヤですが、各種電子マネーについても同様に、利用できない店舗がほとんどです。こちらも、たとえばイオン系列の店舗ならWAONというように、施設側で導入している端末に対応している電子マネーであれば、一部店舗のみで支払いが可能なこともあるようです。もし普段からよく使っている電子マネーがあるなら、それを使えそうな系列店などをあらかじめリストアップしておき、そのなかでも使えるか使えないかは店舗によって異なりますので、必ず直接お問い合わせを。そのほかグルメカードやギフト券なども、現金以外とみなされるものは使えませんので、とにかくお財布のなかにお札や小銭をしっかりと入れておくことを心掛けておきましょう。

デニーズ利用の学生におすすめの電子マネーは？

クレジットカードの利用については驚きの幅広さをみせるデニーズですが、使える電子マネーは意外にもnanacoのみ。ごく一部の店舗ではSuicaも使えますが、やはりいつでもどこでも使えることを考えるなら、nanacoカードを持っていたほうがよさそうです。ちなみに、店頭でもnanacoカードを発行してもらうことができますので、何度も利用するようなら早めの段階で作っておいたほうが、お会計毎にポイントも貯まるのでお得です。この場合発行手数料が300円かかりますので、その日のチャージ金額とは別に用意しておいてください。なお、nanacoモバイルというアプリを使えば発行手数料はゼロ、おさいふケータイの機能を利用するかたちで入会することもできますので、少しでも出費を抑えたかったり荷物を減らしたいという方は、手の空いているときにササッと入会してしまいましょう。

ロイヤルホスト利用の学生におすすめの電子マネーは？

電子マネーもほとんど全種類、もはや死角なく利用できるロイヤルホスト。一部店舗ごとに、使えるものと使えないものが異なる場合がありますので、念のため事前に問い合わせたりホームページをチェックしておくとよさそうです。ただし、まったく使えない店舗というのはないようですので、複数の電子マネーを状況に応じて使い分けておくとより安心ですね。強いていうなら各種商品券・優待券などと併用の可否については少々注意が必要です。楽天Edyと交通系ICは、商品券を使った差額の支払いなどに利用することができませんので、それぞれ単体で使用するようにしましょう。また、クレジットカードや電子マネーのほか、プリペイドカードであるJCBプレモも使える店舗がほとんどですので、自分にとって使いやすいカードや支払い方法を自由に選ぶことができますよ。

大手チェーンでも電子マネーを使えないファミレスもある

サイゼリヤのように現金での支払いをメインとしている店舗をはじめとして、電子マネーの利用が可能であると掲げているチェーン店であっても、念のため個別に店舗の確認をしておくことは重要です。現金も持っていて、なおかつ電子マネーのほうが便利だからと利用するかたちであればさほど問題はないといえるでしょう。しかしながら、お金そのものを持ち歩くのが面倒というようなスタンスであるなら、行ってからやっぱり使えなかったという場合に対処が難しくなってきます。できることならお店に入る前に確認をしておきたいですし、せめてお店に入ってからでも間に合いますので、ウェイターの方に使える電子マネーについて尋ねておきたいところです。食べてしまってからやっぱり払えない、ということだけはさすがに迷惑ですし、なにより自分自身恥ずかしくもあるので、そこは臆せずに質問攻めしてしまったほうが無難ですよ。

学生のファミレス支払い情報一覧

	クレジットカード	電子マネー利用	ポイントカード	貯まるポイント	ギフトカード・商品券	学割	お得なクレジットカード
ガスト(cafeレストラン)	使える VISA/Mastercard/AmericanExpress/Diners/JCB/Discover/Unionpay/JCBプレモ	楽天Edy / iD /Quicpay/交通系IC	Tカード	Tポイント	ジェフグルメカード/クオカード	無	Tカード ※還元率が高い
サイゼリヤ	使えない	使えない	無	無	無	無	使えない
デニーズ	使える セブンカード/JCBカード/DCカード/VISAカード/MUFGカード/UCカード/ダイナースカード/アメリカンエキスプレス/マスターカード/セゾンカード/東急カード/コスモカード/トヨタカード	使える nanacoカード （	nanacoカード	nanacoポイント	セブン＆アイ共通商品券、JCBギフト/DCギフト/VISAギフト/VJAギフト/UCギフト/三菱UFJニコスギフト/アメックスギフト/ジェフグルメカード/チケットレストラン食事券 / チケットギフト（ヴァウチャー券）/プリペイドカード（クオカード）	無	セブンカードプラス ※nanacoカード（電子マネー・ポイントカード）機能とクレジット機能を両立できる
ロイヤルホスト	JCBカード/VISAカード/マスターカード/UCカード/MUFGカード/DCカード/UFJカード/NICOSカード/ アメリカン・エキスプレスカード/ダイナーズクラブカード/イオンクレジットカード/銀聯カード	QUICPay(クイックペイ)/楽天Edy/iD/交通系IC	JALカード	JALマイル	JCBギフト/VJA(VISA)ギフト/UCギフト/DCギフト/NICOSギフト/ダイナースギフト/UFJギフト/三菱UFJニコスギフト/アメリカン・エキスプレス・ギフトクーポン/チケットレストラン(バークレーヴァウチャー食事券)/ジェフグルメカード	無	JALカード ※マイルが2倍たまる

ファミレスで学生におすすめカードNo.1はセブンプラスカード

ファミレスで使えるカードは数多くあり、それぞれの系列店によってポイントの貯まりやすい利用法もさまざまです。もちろん、自身にとってよく使うポイントや、便利だと思う支払い方法を選んで利用していくことが一番かと思いますが、もしも新しくカードを作るとするならオススメは「セブンプラスカード」。結果的に支払う金額は同じだとしても、カード払いというのは学生にとってややハードルが高いものでもあります。しかし電子マネー機能も搭載したカードなら、ちょっと気軽に使えるような気がしませんか。さらにクレジットチャージを利用すれば、残高不足の心配をする必要もないうえ、実際はクレジットの引き落としであるにも関わらず、サインや暗証番号の入力不要で利用できるというのは画期的ですよね。すでにクレジット機能なしのnanacoカードをお持ちなら、一体型ではなくポイント等をリンクさせた紐付型の発行も検討してみてください。ファミレスのほか、コンビニやスーパーでもお得に使えるカードは、学生生活の強い味方となってくれますよ。