学生のためのクレジットカードマイスター

クレジットカードについて学生向けに知識や情報を伝えるサイトにしていきたいです。

《学生向け》クレジットカードに定期券を入れた方がお得ってホント?

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学生が定期券にクレジットカードを付けた方がいい理由

クレジットカードのうち、学生専用や20~30代向けのカードは、ほとんどが18歳以上からの申込みとなっています。 学生の中でも18歳以上の、おおむね大学生ともなれば勉強以外にイベントや合コン、旅行などで行動範囲、移動範囲がぐんと拡がる時期ではないでしょうか。 そうしたことから昨今は、学生用カードにおいてもクレジットカードの機能のほか、SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーや定期券を搭載し、1枚にまとめたカードが増えているようです。 そのうち多くのカードが、毎日の改札利用や定期券購入でポイントが貯まりやすい仕組みになっており、1枚のみで持ちやすいうえ買い物などでお得に利用出来、また年会費も負担にならないため、学生や若者を中心に人気を集めています。 とりわけ学生にとって、クレジット+電子マネー+定期券が一体となったカードは便利で欠かせないものになるでしょう。  

メリットその①定期券の区間変更が楽

定期券の有効期限前に利用区間が変わった場合は、期限までの未使用分をいったん払い戻し、新たな機関の定期券を作成することになり、通常は窓口で手続きを行い、そのための手間や待ち時間などが生じます。 しかし普及率の大きいSuica付きのクレジットカードに搭載した定期券で、区間変更など登録情報の変更を行う際は、専用券売機でスムーズに手続きできる場合があります。 まず、それまでの定期券情報をクレジットカードから抹消し、その後新たな区間の磁気定期券を発行し、クレジットカードと磁気定期券を専用の多機能券売機に挿入することで、クレジットカードに新しい定期券情報を登録するという流れです。 窓口に比べて、処理時間がおおむね短縮されに迅速に進むのがメリットといえます。

メリットその②定期券+クレジットカード+Suica/Pasmoでコンパクト

学生にとって、毎朝鞄に多くの教科書やノート、辞書などを入れ、電車やバスで通学するのはなかなかに忙しないもの。 そんな時に、定期券+クレジットカード+電子マネーをまとめたカード1枚を、ケースに入れてストラップで鞄に下げておけば、混雑時にも改札などをスムーズに通過出来ます。 鞄のひもなどにストラップをしっかりとくくりつけておくことで、紛失の防止にもなり、また1枚のカードにまとめたことで場所も取らず、かさばることもありません。 つい落としてしまいがちな手のひらサイズのカードも、1枚のみにすることで保管しやすくなります。 勉強やサークル活動に忙しい生活を送る学生にとって便利な機能といえるでしょう。

メリットその③ポイントが溜まる

300文字以上 多くのクレジットカードにはポイント加算機能があり、決済ごとにポイントが加算され、貯まったポイントは支払いに利用したり、商品や金券類、電子マネーなどと交換が出来ます。 また、SuicaやPASMOなど交通系電子マネーを搭載しているカードは、クレジットカード のポイントとは別に電子マネー利用によるポイントが付与され、よりポイントが貯まりやすくなるのがメリット。 とりわけ、量販店や百貨店などと提携し発行するクレジットカード「提携カード」は、提携先店舗での利用により高還元率のポイントが加算され人気が高く、数多くの種類が発行されています(後述)。 さらに電子マネーへのオートチャージでクレジットカードのポイントがついたり、定期券の購入でクレジットカードと電子マネーのポイントがダブルで付与される機能を備えたカードもあります。

学生におすすめ!定期券が付けられるクレジットカード

先に述べたように、大学生ともなれば活動エリアがぐんと増え、イベントや旅行、あるいは普段の通学関連でも、それまで行ったことのないところへ足を運ぶ機会が多くなります。 現在はスマホで、行き先の駅の交通状況や混雑状況をある程度把握できるようになっていますが、円滑な移動のためには、やはりその都度切符を買うよりも定期券を使うほうが便利といえるでしょう。 また行き先でのさまざまな出費も、クレジットカードでさくっと済ませられればスムーズです。 昨今多くの交通系電子マネー付きクレジットカードでは、発行元の交通会社以外の定期券も搭載出来るようになり、より利便性に優れた仕様となっています。 以下、そのおもな種類をみていきましょう。

Suica+定期券+クレジットカード

JR東日本発行の電子マネーSuicaは、今や北海道から九州まで、ほぼ全国のJR路線で対応可能であり、普段利用する学生も多いでしょう。 加えて、PASMOエリアやmanacaエリアなど他社の区域でも利用可能駅が拡がりつつあり、まさに全国での移動に不自由しない電子マネーといえます。 Suica付帯の主要なクレジットカードではオートチャージ機能が搭載され、Suica残高が設定額を下回れば、改札口にタッチするだけで自動で不足分がチャージされます。 また定期券を購入した場合、カードの裏面に定期券情報が表示され有効期限などが随時確認可能。 さらに百貨店などと提携しているカードの多くは、年会費実質無料で気軽でお得に使うことが出来、学生にも便利です。

ビューSuicaカード

ビューSuicaカードは、JR東日本のクレジットカード「ビューカード」にSuicaが搭載されたカード。 設定・利用が無料で出来るオートチャージサービスでは、改札にタッチする際自動でSuica不足分がチャージされるので、入金を行う手間を省くことが出来て便利です。 Suica以外にPASMOエリアでもオートチャージ機能が適用され、またオートチャージや通常のチャージ、定期券の購入でポイント加算が通常の3倍になり、学生にとっても、普段の通学でポイントがどんどん貯まるのが嬉しいメリット。 クレジットカード申込み時に既にSuicaを持っている場合でも、ビューカードとリンクさせることで、手持ちのSuicaでオートチャージ機能が利用できるようになります。

ルミネカード

ルミネカードは、ルミネ店舗、ネット通販アイルミネ、NEWoManでの決済で常時5%OFFが適用されるビューSuicaカード。 初年度の年会費が無料で、また年に数回実施される会員のためのルミネセール期間中は、なんと利用額の10%OFFが適用され、ルミネ利用者や学生にとってお得なカードです(一部例外店舗あり)。 定期券購入によりカード裏面に定期券情報が表示され、さらにオートチャージ機能により改札にタッチするだけで、不足残高が自動チャージされるので入金に手間を要しません。 また本カードでは、JR東日本の利用でポイントが通常の3倍(1.5%還元)加算され普段の通学でどんどんポイントが貯まり、ルミネ商品券やSuicaに交換することが出来ます。

アトレビューSuicaカード

駅ビルや駅ナカに展開する、アトレやアトレヴィでの利用でお得にポイントが貯められるクレジットカードが、アトレビューSuicaカードです。 本カードにはアトレのポイントプログラムが搭載されており、アトレ、アトレヴィでの決済でアトレクラブポイント(現・JREポイント)が100円につき3ポイントの高還元率で付与されます(1ポイント=1円相当)。 初年度年会費は無料、2年度目以降は税別で477円かかりますが、年間に2万円分のお買い物をすれば累計ポイントが600ポイントとなり、実質年会費無料で学生でもお得に利用可能です。 またお買い物時にビューカードのポイントも付与されるので、ポイントを二重に貯めることが出来ます。 改札通過時のオートチャージ機能利用もOK。 駅チカを買い物エリアにする人には重宝するカードです。

PASMO+定期券+クレジットカード

首都圏近郊の地下鉄を中心に、関東地方周辺の鉄道やバス路線で多く導入されているPASMOは、首都圏や仙台、新潟、札幌など多くのSuicaエリアでも対応利来、学生の利用者も多い電子マネーです。 現時点で、PASMO、定期券、クレジットカードが一体となったカードは以下の5種類になります。 ・TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO ・Tokyo Metro To Me CARD prime ・ANA TO ME CARD PASMO JCB(ソラチカカード) ・東京スカイツリー東武カードPASMO ・京王パスポート PASMOカード VISA また東急ストア、東急ハンズ、109など学生利用の多い東急グループ店舗での決済により、最大10%還元でポイントを貯めることが出来るのもメリットです。

東京メトロが定期券内の学生におすすめのクレジットカード

朝のラッシュアワーの時間帯は、通勤するサラリーマンに加えて数多くの学生も電車やバスを利用します。 とりわけ東京メトロ他都心区域の地下鉄においては、ラッシュ時に非常に混雑するので、スムーズに移動するため定期券が欠かせないという学生も少なくないでしょう。 そのような時に、クレジットや電子マネー利用でポイントが貯まるPASMO一体型のクレジットカードがあれば、便利で重宝しますね。 また後述するように、PASMO一体型カードは東京メトロ以外の鉄道会社の定期券を搭載出来るので、より利便性に優れ、使い勝手の良いカードであるといえます。 以下、代表的なPASMO一体型クレジットカードを2種類ご紹介していきましょう。

Tokyo Metro To Me CARD prime

Tokyo Metro To Me CARD primeは、東京メトロ利用やショッピングで貯まるポイント(メトロポイント)を、電子マネーPASMOへとチャージ出来るカード。 本カードの特徴として、PASMO一体型とPASMO分離型の2種類があり、一体型には定期券も搭載できますが、その種類は東京メトロのほか、東急、東武、京急、京王、相模鉄道の定期券に限られます。 PASMO分離型の場合は、JR以外の定期券であればPASMOに搭載出来、To Me CARDに紐づけして計2枚で利用することになります。 また東京メトロ区間において、1乗車ごとに平日は10ポイント、休日は倍の20ポイントのメトロポイントが付与され(1ポイント=1円相当)、毎日の利用でポイントが貯まりやすいのがメリット。 貯まったポイントはnanacoやANAマイルなどと交換出来ます。

ANA TO ME CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

ANA TO ME CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、東京メトロがJCBと提携し発行するカードで、メトロポイントに加え、お買い物時にJCBのOki Dokiポイントが付与されます。 ソラチカとは「地下における空」を意味し、貯まったポイントを最大1%還元でANAマイルに移行出来るほか、ANAでのフライトや空港で優待が受けられるのが特徴。 さらにPASMO機能も搭載され、三位一体で学生でも便利にカードを利用することが出来ます。 本カードに搭載できる定期券は東京メトロのほか、東急、東武、京急、相模鉄道の5種類。 普段の通学のほか、夏休みなどに毎年家族や友達と旅行に出かけるという学生にはうってつけのカードです。

東武鉄道が定期券内の学生におすすめのクレジットカード

東京以北の北関東周辺を路線区域とする東武鉄道は、近年東京スカイツリータウンが建設されたことで注目を集め、東京スカイツリーが新たな観光名所となっています。 反面、東武天道が持つ特徴として、遠距離間の運賃は安く、近距離間の運賃は高いという声があり、近距離区域に住む学生にとってネックとなっているそう。 その原因はおもに採算状況とされ、新たなスポットである東京スカイツリーにより、現況の好転が待ち望まれているようです。 その東京スカイツリーの名が銘打たれたカードが、後述の東京スカイツリー東武カードPASMOで、東京スカイツリーでの特典が適用され話題を集めています。 また、従来の東武カードにはなかったPASMO機能が付加されたことで、利便性に秀でたカードとしての側面が期待されるところです。

東京スカイツリー東武カードPASMO

東武百貨店はじめ東武グループでお得に利用出来る東武カードに、東京スカイツリー関連施設での優待特典が付加されたのが、東京スカイツリー東武カードPASMO。 本カード利用により、東京スカイツリー展望デッキが10%OFF、また東京スカイツリータウンの駐車場が1時間無料となります。 また東武カードにはないPASMO機能が付与され学生にも利用しやすく、東武鉄道のほか、東京メトロ、京急、東急、京王、相模鉄道の定期券を搭載することが可能。 PASMOへのオートチャージや、東武の定期券購入でポイントが貯まり、東武百貨店では最大7%還元のポイントが加算されます。 年会費は初年度無料、2年度目以降1,080円かかりますが、年間10万円以上の決済によるポイント付与で実質無料となります。

京王電鉄が定期券内の学生におすすめのクレジットカード

井の頭線や京王新線などが複雑に入り組む京王電鉄は、都心部に比べ人口密度の高い駅は少ないものの、渋谷に直結する利便性から、沿線住民には学生のほか中流層や富裕層が比較的多く、人気のエリアといわれています。 また駅の規模は大きくない反面列車ダイヤが綿密で、通勤時の上り車線などは都心部の路線と同様の混雑を見せるのが特徴。 そうしたことから、先述の東武線などに比べ運賃は総体的に安いうえに、現在に至るまでたびたび値下げ、引下げ政策が行われてきています。 後述の京王パスポート PASMOカード VISAも、年会費が非常に割安で、利用区域が広く便利に使えるPASMO搭載と相俟って、学生でも気軽に持てる種類のカードといえるでしょう。

京王パスポート PASMOカード VISA

京王沿線で便利に使えるカード「京王パスポート」のうち、PASMOオートチャージ機能および、PASMO利用でポイントが貯まる「京王PAS×PASポイントサービス」が自動付帯される唯一のカードが、京王パスポート PASMOカード VISAです。 年会費が初年度無料、2年度目以降も税抜239円と少額であり、さらに本カード、または家族カードでPASMOオートチャージを年1回以上すれば翌年度が無料、学生でも手軽に使えます。 搭載できる定期券は、京王、東急、京急、東京メトロ、東武、相模鉄道の6社に加え、京王バス、西東京バスのバス定期券(IC定期券)も対応しています。 またショッピングのほか、定期券購入時にもポイントが貯まり、さらに京王の電車・バス同日利用、電車・タクシー同日利用でまとまったポイントが付与され、お得に利用出来ます。

東急電鉄が定期券内の学生におすすめのクレジットカード

東急東横線、東急田園都市線をはじめ、都内近郊住民にとっての主要路線ともいえるのが東急電鉄。 近年は少しずつ駅のホームドア設置や、複々線化工事などが進められ、より快適な輸送を行うべく積極的な対策がなされているようです。 そうした東急電鉄が発行するクレジットカード「TOKYU CARD」は、学生含め東急沿線住民の3人に1人が持つといわれ、電子マネーやJMBのほか、通常ポイント以外でのポイント加算機能を多く備えた人気のカードです。 またそのようなハイスペックのカードでありながら、おおむね年会費が一般カードで無料~2,000円の範囲で利用出来るのもメリット。 なおTOKYU CARDのうち電子マネー(PASMO)機能を持つのは、後述のTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOのほか、ANA提携のANA TOKYU POINT ClubQ PASMOがあります。

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO(一体型PASMO)

常時1%のポイント還元、またPASMOオートチャージの際にも1%のポイント還元が得られ、東急系列の店舗では最大10%還元のポイントが貯められるカードが、TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO。 搭載できる定期券は東急のほか、京急、東京メトロ、東武、京王、相模鉄道ですが、東急線の定期券を購入した場合、年ごとの初回購入額の3%のポイントが付与されます。 また電車内のほか、渋谷東急百貨店やヒカリエなどに設置されている専用端末にかざすだけで、1日10ポイントもらえるお得な機能もあり、特に東急沿線に住む人にメリットの大きいカードです。 加えてJMB機能によりJAL系列のフライトなどでマイルを貯め、さらにマイルをポイントと相互交換することも出来ます。

できれば早く作りたい学生におすすめ!カード発行が比較的早いクレジットカード

歴史の古い老舗カードであるほど、そのカードの持つステータス性が重視され、審査が厳しくなるといいますが、近年では学生などの若年層向けに、審査が比較的甘めで短期間で発行可能なカードも増えてきています。 しかし最短即日発行などを謳う消費者金融系のカードなどは、おおむね高金利であり学生やクレジットカード初心者にはリスクが大きいと見る向きがあるようです。 そうはいっても、自立した生活への第一歩として、成人を間近に控えた段階で、自分のクレジットカードを早めに持っておきたい、という人も多いでしょう。 ここではそうした人向けに、交通系機能が充実し、なおかつ早めに発行出来るといわれるクレジットカードを挙げていきます。

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOカード

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOでは、先述のポイント機能に加え、利用額によってもポイント加算率がアップしたり、またボーナスポイントがもらえたりします。 そうしたお得な機能を豊富に備えた本カードを、すぐに手に入れたい!という場合は即日発行、即日受取の仮カードを作ることが可能。 ただし仮カードは、国際ブランドの付帯がなく、その他の機能も大幅に制限され、PASMO機能はじめ、キャッシング利用や追加カードの発行が出来なくなります。 また仮カードの審査基準は本カードとは別とされ、通常のカード審査では利用履歴(クレヒス)のない若年層は通過しやすいといわれますが、ここでの仮カードにおいては、クレヒスがない場合審査落ちしやすくなるそう。 却って本カードの審査の方が緩いという声もあるので、特に急ぐ事情がなければ、最初から本カードに申込むのもひとつの方法です。

ANA TO ME CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

PASMOで貯まったメトロポイントをANAマイルへと移行出来、いわゆる「陸マイラー」向けといわれるのが、ANA TO ME CARD PASMO JCB(ソラチカカード)。 学業の合間に、国内や海外へ旅行することの多いアウトドア派の学生に適したカードです。 しかし残念ながら現時点では、本カードをはじめANAカードと呼ばれる種類のうち、即日発行できるカードは存在していません。 本カードやANA一般カードなどANA系列の個人向けカードは、ゴールドやプラチナを含め、おおむね最短3営業日前後で発行できる場合が多いようです。 ただし最短発行してもらうには、申込みおよび口座の登録を、どちらもオンライン上で行うことが条件になります。

定期券はつけられないけど電子マネー機能が欲しい学生へ

クレジットカード+電子マネー+定期券の機能が1つになったカードは、ポイントサービスや各種優待、付帯保険などの特典に加え、交通機関による移動の面で利便性に大変優れたカードといえます。 しかし反面、便利さのあまりしばしばやってしまいがちなこととして、定期券の期限切れに気づかず利用し続けた結果、運賃として多額の利用分が引き落とされてしまうといったケースがままあるそう。 そうしたことを防ぎたい場合、またはその他の事情により定期券を使う頻度がさほど多くないような場合は、定期券を購入せずポイントのつく電子マネーのみを利用する方法もあります。 最後にそうした種類で代表的なカードについて述べておきます。

Suica機能付クレジットカード

全国で普及率の高いSuicaを搭載したカードは、ビューカードのほかにビックカメラSuicaカード、イオンSuicaカード、JALカードSuica、ANA VISA Suicaカードなどの種類があります。 提携カードにつきおおむねポイント高還元で、マイルなども付与され、また手頃な年会費で利用できる点がメリットです。 またSuica自体はプリペイド方式ですが、電子マネーへのオートチャージサービスを設定することにより、改札へのタッチの際自動でチャージが出来るのも便利。 さらに、Apple PayでモバイルSuicaなどの設定を行えば、カード自体も不要になり、手持ちの携帯端末で改札を通過出来るようになります。

ポイント還元率が高い!ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカードは、首都圏近郊に数多くの店舗を展開するビックカメラ、ソフマップ、コジマなどの家電量販店でお得にポイントが貯まるカードです。 まず本カードにSuicaをクレジットチャージすることで1.5%相当のポイント、その後ビックカメラにて、チャージしたSuicaで決済することにより10%相当のポイントが加算され、併せて11.5%のポイント高還元率になる点がポイント。 初年度年会費は無料で、2年度目税抜477円かかりますが、前年度にクレジットカードの利用履歴があれば無料になります。 ネット環境の普及などで身近に欠かせなくなりつつある電化製品を、ポイント利用でお得に購入出来る点が身近なメリットといえます。

年会費がずーっと無料!イオンSuicaカード

イオンとの提携によりイオン系列の店舗でお得に利用できるイオンSuicaカードは、追加カード含め年会費が完全無料。 さらにSuicaについても、デポジットの500円が不要なので完全無料で利用可能です。 本カードはイオン、マックスバリュ、ミニストップ、和民、コスモ石油といったイオングループ店舗での利用により、イオンのポイント(ときめきポイント)が通常の2倍付与されます(200円につき2ポイントで1%還元)。 ポイント還元は他のカードに比べ低めですが、お客様感謝デーやときめきWポイントデー、55歳以上の会員対象のG.G感謝デーなど、さまざまな日に割引などの特典が適用されるのが特長。 貯まったときめきポイントは、Suicaのほかさまざまな商品、景品と交換出来ます。

PASMO機能付クレジットカード

先に述べたように、PASMOは都心部の地下鉄のほか、首都圏の大半の鉄道やバス路線で利用され、またSuicaエリアでも多くの区域で使うことが出来るものです。 PASMO付帯の一般カードでよく知られるのが、ANA To Me CARD PASMO JCB、TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO、Tokyo Metro To Me CARD primeといったカードでしょう。 Suica同様、利用地域を都心から徐々に全国に拡大しつつあるPASMO機能がついたこれらのカードも、ますます利用者が増えていくことが予想されます。 現在、Suicaの自動改札でPASMOのオートチャージが可能になっていますが、今後なお一層の、互換性や利便性に優れた機能が期待されるところです。

ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)

日本最大シェアのJCBブランドが搭載され、PASMOのメトロポイントをANAマイルへ移行出来、ANAカードの基本性能がそのまま利用できるカードとして話題なのが、ANA To Me CARD PASMO JCBカードでしょう。 通称ソラチカカードの名の通り、 PASMOの利用分だけANAマイルが貯まり、よりお得にフライトなどの航空サービスが受けられるのが本カードの特色です。 またメトロポイントからANAマイルへの移行と同様に、ANAマイルをメトロポイントへ移行させることも可能。 さらにJCB機能搭載でステータスも安心です。 PASMOの利用地域拡大に伴い、本カードも今後ますます需要が大きくなっていくことでしょう。

楽天Edyなら楽天カード

常時ポイント1%以上の高還元率で人気の楽天カードでは、電子マネー楽天Edyを追加することでさらにポイントを貯めることが出来ます。 現在楽天Edyが利用できる店舗は、全国に48万か所以上。 レストランや書店、コンビニなど、さまさまな場所での決済が可能です。 そして楽天カードに付加された楽天Edyでの支払い200円につき楽天スーパーポイント1ポイント、楽天カードから楽天Edyへのチャージで同じく、200円につき楽天スーパーポイント1ポイントが付与されます。 また楽天Edyの残高が設定以下になると、決済時に自動で不足分がチャージされるオートチャージ機能も搭載。 とにかくポイントを貯めてお得に利用したい!という人におすすめのカードです。

iDなら三井住友VISAクラシックカード

全国のべ68万か所で利用出来、国内最大の利用率を誇るNTTドコモの電子マネーID。 IDは、プリペイド式が多い電子マネーでは珍しいポストペイド式で、高ステータスを持つ安心のブランド三井住友VISAカードに付帯することで、スムーズに使うことが出来るようです。 本カードでは、iDの利用時にもクレジットカード決済と同様の0.5%還元でポイントが貯まり、通常時には1ポイント=3円相当でキャッシュバックが出来ます。 またポストペイドなので、チャージを全く必要としない点もメリットです。 なお本カードでは、スマホなどに情報を登録し、端末内蔵の「おサイフケータイ」タイプとしても使うことが出来ます。 まさにこれからの時代を担う学生に相応しいカードといえますね。