学生のためのクレジットカードマイスター

クレジットカードについて学生向けに知識や情報を伝えるサイトにしていきたいです。

学生が百五銀行のクレジットカードを申込む前に知ってほしいこと

f:id:retador:20180220151754j:plain

 

すでに百五銀行の口座をお持ちで、そのままクレジットカードの作成をお考えの学生さんもいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、クレジットカードは国内国外で数えきれないほどの種類があります。色々な会社が色々なサービスを持っているので、自分に合った1番お得なクレジットカードを選ばなければなりません。今回は百五銀行でクレジットカードを作るメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。

百五銀行の窓口でカードを申し込むがおすすめじゃない理由

すでに百五銀行の口座あるからと言って、そのまま作ることがお得ななわけではありません。百五銀行のクレジットカードは、DCカードですね。DCカードといえば、日本のクレジットカード業界の老舗クレジットカードブランドです。しかし、1番気になる審査ですよね。銀行系のクレジットカードですので、審査はやや厳しめと言われています。過去に長期延滞や債務整理などの「金融事故」を起こしている記録のある方は、信用力ゼロですのでもちろん審査には通りづらくなります。

「すでに口座があるから」=「クレジットカードのお得さ」ではない

すでに口座を持っているからと言って、百五銀行のクレジットカードを作ることが必ずしもおトクとは言い切れません。カード会社によって様々なサービスがあるからです。ポイント制度やマイルなど、聞いたことがあるかと思いますが、ご自身の生活や、今後の人生においておトクなシステムやサービスを選ぶべきなのです。支払い額は変わらないのに、自分にあったサービスを受けられる、というようなことがあればとても便利ですよね。

大手銀行だから安心!という理由で選んでもNGです

今現在、銀行系のクレジットカードよりも、クレジットカード会社の会員獲得競争が激しくなっており、クレジットカード会社のサービス向上や、利便性などが年々良くなっているのです。特に、年会費無料やポイント○倍など、CMや広告でも見たことがあるかと思います。相対的に見ると、クレジットカード会社の方がおトク、と言ってもいいかもしれません。

百五銀行でも学生が作れるクレジットカード

それではここで、百五銀行で学生でも作れるクレジットカードを確認しておきましょう。

DCカード(一般)

百五銀行が提携しているDCカードの中で、もっともベーシックなクレジットカードです。 VISA・マスターカードをどちらか、もしくは両方選ぶことができます。また、生計を同じくするご両親、配偶者、お子様(高校生を除く18歳以上)は家族カードを持つことができます。しかし、本人会員が学生の場合は申し込むことができません。

・年会費 :VISA・マスターカードどちらかの場合 1,250円(税別)

VISA・マスターカード両方の場合   1500円(税別)

・申込資格:18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で大学・短大・専門学校に在学中の方。※ 未成年者の方は親権者の同意が必要です。

・入会特典:期間によっては有り。ホームページ上で公開。

・メリット:VISA・マスターカードとの提携で、国内はもちろん、世界中の加盟店でサインひとつで利用できる。 本人会員が学生でなければ家族カードが作れる。

DCゴールドカードヴァン

20代のエグゼクティブを対象としたゴールドカードヴァンは、ゆとりのある生活を演出するヤングゴールドカードです。年会費は、ゴールドカードにもかかわらず3,000円。海外・国内旅行傷害保険(最高3,000万円)などさまざまなサービスを備えています。

・年会費 :VISA・マスターカードどちらかの場合3,000円(税別)          VISA・マスターカード両方の場合3,500円(税別)

・申込資格:原則として20歳以上30歳未満の方で、安定した収入がある方

・入会特典:海外旅行保険最大3000万円 、国内旅行傷害保険、ショッピングセイバー 年間限度200万円 、空港ラウンジサービス

・ メリット:海外旅行、国内旅行ともに保険がつく。ショッピングセイバーにより、国内海外の利用を問わずゴールドカードで購入した商品の損害を購入日から90日間保証。

DCカードニューズ

ベーシックなDCカード(一般)に海外・国内旅行傷害保険とショッピングセイバーがセットされたクレジットカードです。こちらも同じくVISA・マスターカードをどちらか、もしくは両方選ぶことができます。また、生計を同じくするご両親、配偶者、お子様(高校生を除く18歳以上)は家族カードを持つことができます。しかし、本人会員が学生の場合は申し込むことができません。

・年会費 :VISA・マスターカードどちらかの場合 、本人会員1,500円(税別) 、家族会員1名につき550円(税別) 、VISA・マスターカード両方の場合 、本人会員1,750円(税別) 、家族会員1名につき800円(税別)

・申込資格:18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で大学・短大・専門学校に在学中の方。未成年者の方は親権者の同意が必要です。

・入会特典:海外旅行保険 最高2,000万円 、国内旅行傷害保険、ショッピングセイバー年間限度100万円

・メリット:海外旅行、国内旅行ともに保険がつく。ショッピングセイバーにより、国内海外の利用を問わずDCカードニューズで購入した商品の損害を購入日から90日間保証。

学生が百五銀行以外のカードを選ぶ時のおすすめポイントと注意点

百五銀行のDCカード以外のクレジットカードを作るときに種類が多くて選ぶのが難しいと感じるかたも少なくないと思います。そこでまずはおすすめな点を紹介していきたいと思います。まずは、ポイントが貯まるということです。クレジットカードで支払いをすると、所定のポイント率でポイントが溜まっていきます。他にも、マイルが貯まります。いつも利用するスーパーやコンビニなどのお店でコツコツ貯めて旅行!なんてこともできちゃうんです。次に注意点ですが、百五銀行DCカードゴールド、ゴールドヴァンにもありましたが旅行の保険がついているととても便利です。なるべくそういったものを選ぶようにしましょう。

年会費無料 or 学生専用カードを選ぼう

初めて作るクレジットカード、せっかくなら年会費無料のものを選びましょう。例えば三井住友VISAデビュープラスカードなら初年度の年会費は無料、1回でも利用があれば翌年度も年会費無料です。高校生を除く18歳から25歳までが申し込める、若い年齢の方限定のクレジットカードです。それも、ポイントが通常の三井住友VISAカードよりも2倍も付くんです。ポイント率はおトクに使う上でとても大切なのでよく調べてみましょう。

よく利用する店舗はどこ?優待店舗から探してみよう

どうせ支払うなら、ポイント率が高かったり、優待がある方が絶対におトクですよね! そこで、普段よく行くお店を考えてみてください。例えばエポスカードなら、全国の提携しているレストラン、居酒屋、カフェでワンドリンクサービスなどの優待を受けることができます。また、提携している全国の遊園地や水族館の入場料が特別価格になったり、カラオケチェーンのシダックスですと室料30%オフ、エポスカード払いでポイント5倍になります。その他にも美容院やネイルが値引き価格になったり、温泉やスパの入場料が割引になったり、特典はまだまだたくさんあるんです!自身がよく使う施設がどこのカード会社と提携しているかしっかりと調べることで、おトクの道は開けてきます。

申込時はキャッシング枠は0、リボ払いは未設定にしておこう

初めてクレジットカードを作るとき、使いすぎてしまわないかな、ちゃんと返済できるかな、と不安になりますよね。そういうときには、初めから不安要素をなくした設定にしておく良いです。例えば、クレジットカードにはショッピング機能とキャッシング機能があります。ショッピング機能とは、今までの解説のように買い物や娯楽などに支払う時に使います。キャッシング機能とは、現金が足りない!というときに借り入れできる機能です。いざというとき、借りてしまおう…とならないようにしましょう。キャッシングには利息がつきものです。返済日にもよりますが、借りた金額よりも多く返さなければなりません。キャッシング枠を0にしておけば、借り入れする心配もありません。また、注意したいのがリボ払いです。リボ払いとは、支払い金額に関わらず、返済は一定の金額を毎月返済するというものです。これでは、支払い残高ばかりがどんどん増えていって、自分がどれくらいの金額返済しなければならないか把握しきれなくなってしまう可能性があります。

管理が不安?利用明細が見られても大丈夫なら親の家族カードから慣れよう

それでも、まだクレジットカードを持つことに不安が消えないという方は、上にも書いた家族カードというクレジットカードで慣れていくことから始めるのはいかがでしょうか?家族カードというのは、安定した収入のある本会員(最初にクレジットカードを契約した人)がいれば、その家族もクレジットカードを利用できるサービスのことです。また、その家族が使うクレジットカードのことを家族カードといいます。家族カードの主契約者は本会員ですので、本会員がクレジットカード審査に通っていれば本会員の家族は基本的に無審査で家族カードを持つことができます。また、家族カードの対象はクレジットカード会社によって異なりますが、一般的には本会員と生計が同一の配偶者、親、満18歳以上の子(高校生を除く)とされています。しかし注意すべきは、利用明細が会員本人に見られてしまうということです。そこをクリアできればとても便利なカードですね。是非検討してみてはいかがでしょうか?