学生がじぶん銀行のクレジットカードを申込む前に知ってほしいこと

じぶん銀行で作るクレジットカードは本当にお得！？
数多くあるクレジットカードのなかでじぶん銀行を選ぶメリットを本当に理解できていますか？

学生さん必見！じぶん銀行のクレジットカードが実はおすすめではない理由。

じぶん銀行の窓口で申込むカードがおすすめじゃない理由

学生にはお馴染みのスマホやパソコンですべての操作ができるネットバンク。
auと三菱東京UFJ銀行という大手企業が共同出資している安心感もあり、クレジットカードを作るなら「じぶん銀行」で、と思っている人も多いでしょう。

でも、ちょっと待ってください。

ネットバンクゆえの落とし穴や、学生向けのカードではないためメリットが少ない点など、気を付けて欲しい点をあげていきましょう。

「すでに口座があるから」＝「クレジットカードのお得さ」ではない

じぶん銀行の口座があるから同じ銀行のクレジットカードがお得ではないか、というのはいささか早急な判断です。
じぶん銀行が発行するau WALLETクレジットカードにはさまざまな特典がありますが、カードを作るにはauユーザーであることが条件となります。

学生のうちは家族と一緒のキャリア携帯や、費用を安くすませるために格安スマホを持つことも多いでしょう。
じぶん銀行に口座を持っていても、auユーザーで無くなるとお得なサービスの大部分が無くなってしまう、ということも考慮しておきましょう。

大手銀行だから安心！という理由で選んでもNGです

ネットバンキングは信用できなくても大手銀行が入っていれば安心、と思う人も多いでしょう。
銀行カードという安心感と、処理のほとんどをスマホから行えるというネットバンク最大の利便性を合わせ持つクレジットカード。

しかし気をつけて欲しいのは、スマホにも非対応の機種があるということです。
NTTドコモやソフトバンクなど大手キャリアにも一部非対応機種がありますし、ワイモバイルは全機種非対応。
2016年12月以降は、SHA-2方式に対応していない機種では対応できないと発表されています。

費用を抑えるために格安スマホを使うことが多い学生には不向きなカードとも言えるでしょう。

学生向けのプランの有無をチェックして！

じぶん銀行のクレジットカードには、特に学生に向けたプランがありません。
auユーザーであればポイント制度やネットショッピングなどの買い物がお得なプランが数多く用意されていますが、特に学生向けというわけではないので、他の学生向けのクレジットカードに比べると物足りなく感じることでしょう。

たとえば学生向けのカードには、在学中ずっと年会費無料、海外旅行保険が自動付帯など、多くの特典を持つカードがたくさんあります。
作るのに年齢制限のあるものも多いぶん、便利なサービスが多いため、よく比較することが大切です。

じぶん銀行でも学生が作れるクレジットカード

じぶん銀行では、学生はクレジットカードを作れないということはありません。
高校生を除く満18歳以上は学生であっても作ることはできますし、定期収入の有無にかかわらず申し込むことができます。

しかし特に学生向けの特典向けがあるということではありません。
他のクレジットカードとの比較のために、ここで学生がじぶん銀行で作れるクレジットカードを確認してみましょう。

au WALLETクレジットカード

au WALLETクレジットカードは、auユーザを対象としたクレジットカードです。
200円の支払いで2ポイントが付与されるWALLET ポイントプログラムが適用されます。
さらにau WALLETポイントアップ店で買い物をすると2～4倍のポイントを獲得することができます。

• 年会費　：無料。ただしau IDに紐付く契約をすべて解約
• 一時休止・譲渡などした場合は年会費1,250円(税別)。
• 申込資格： au携帯電話、auひかり、auひかり ちゅらのいずれかを個人契約の人。 満18歳以上（高校生除く）。 本人または配偶者に定期収入あり。 学生の場合は定期収入の有無にかかわらず申し込み可。 未成年者は親権者の同意が必要。
• 入会特典：新規入会＆利用で最大10,000円分相当のポイントプレゼント
• メリット： auのポイント制度であるWALLET ポイントを利用できる。 貯まったポイントをクレジットカード請求額へ当てたり、au WALLET プリペイドカードにチャージしたり、商品と交換することができる。 200円使うごとに2ポイント貯まる1%の高還元率。 au WALLETポイントアップ店で買い物をすると通常よりさらにポイントが貯まる。

学生がじぶん銀行以外のカードを選ぶ時のおすすめポイントと注意点

学生がじぶん銀行以外のクレジットカードを選ぶ場合、どこに着目すれば良いのでしょうか？
年会費、ポイント制度、お得なサービス店舗。
カード会社がおススメするポイントの中でも、自分の生活に密着したものを見極めることが大切です。
また、クレジットカードの中には学生を対象としたものもあります。

あなたににとってのお得ポイントをチェックしていきましょう。

年会費無料 or 学生専用カードを選ぼう

学生向けのカードの良さについて魅力をまとめてみましょう。
収入が不安定な学生にとって年間費が無料というのは大きな利点です。
学生向けのカードには年会費永年無料、初年度無料かつ翌年度以降は1回の買い物だけで年会費無料のものなど、お得なものが多いのでよく調べてみましょう。

また学生時代には友達と海外旅行に行くことも多いでしょうから、海外旅行傷病保険が自動付帯されたカードを選ぶのもひとつの手です。
さらに初めてカードを持つ場合はウッカリ使いすぎないように支払予定額通知サービスがあるものや、紛失・盗難時も全額補償してくれるサービスなど、安心できるカードを選びたいですね。

よく利用する店舗はどこ？優待店舗から探してみよう

あなたがよく利用する店舗はどこですか？カードにはそれぞれ優待店がありますから、あなたにピッタリの1枚を店舗から探してみましょう。
オシャレが大好きな女子ならマルイや美容院、ネイルなどファッション系の店舗でさまざまな優待が受けられるエポスカードがおススメです。

さらにカラオケ店でも安くなるので、サークルの集まりなどでよく利用する学生には重宝する1枚ですね。
また買い物はほとんどネットで、という学生には三井住友VISAデビュープラスカードが良いでしょう。
ポイントUPモールを通して買い物をするとポイントが2～20倍貯まる超お得なサイトです。

参加ショップにはAmazon、楽天、Yahoo！ショッピングなど代表的な通販サイトが揃っています。

申込時はキャッシング枠は0、リボ払いは未設定にしておこう

キャッシングはカード会社に対する借金です。収入が不安定で支払い能力の低い学生が、親以外に借金することはリスクが伴いますので、キャッシングは考えない方が良いでしょう。
リボ払いは毎月の支払いを定額で決めることができ、一見便利な返済方法にみえますが、実質年率15.0％以上の手数料がかかります。

毎月の支払額を低額にするとその分長く支払いを続けることになり、結果的により大きな金額を払うことになります。
知らないうちに返済額がかさむこともありますから、申込時はキャッシング枠はゼロ0、リボ払いも未設定にすることをおすすめします。

管理が不安？利用明細が見られても大丈夫なら親の家族カードから慣れよう

クレジットカードは先払いで買い物をする機能ですから、慣れないうちは使いすぎに気をつけないといけません。
しかし、手元にお金が無くても自由に買い物ができる気軽さゆえ、気がつくと使用額が自分のバイト収入をとっくに超えていた、ということも。

そんな懸念がある人は、まずは親が持つ家族カードを申し込むと良いでしょう。
家族カードの場合は、利用明細が一緒に送られてくるため、親がきちんとチェックすることができます。

ポイント制度がある場合は家族と一緒に貯められますし、年会費も安くなることがほとんど。
まずは家族カードから徐々に慣れていくのも良いですね。