学生のためのクレジットカードマイスター

クレジットカードについて学生向けに知識や情報を伝えるサイトにしていきたいです。

学生が知っておくべきクレジットカードのメリット・デメリット

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大学生になってクレジットカードを作ろうと考えている人も多いと思います。
ですが、いきなり何の知識もなくクレジットカードを作ってしまうと思わぬところでトラブルき巻きこまれかねません。
クレジットカードを作る前にしっかりとしたクレジットカード知識を持って自分に最適なクレジットカードを選ぶべきです。
そこでこの記事では学生がクレジットカードを持つことで生じるメリットとデメリットを徹底解説していきます。
また保護者にクレジットカードを持つことを反対されている人に向けたコンテンツも用意したのでそれで悩んでる学生は必見です。

そもそもクレジットカードって?

周りがクレジットカードを持ち始めたから自分も持たなきゃな...
と考えている学生の中には、
そもそもクレジットカードって何なのかよくわからないなぁ
と思っている人もいるでしょう。
クレジットカードについて知らなかったら、メリットとデメリットを聞いてもピント来ないですよね。

ですからまずがクレジットカードの基本的な仕組みについて知っていきましょう。

クレジットカードで支払うと現金で支払う必要がないことはご存知だと思いますが、なぜそのようなことが可能なのでしょうか?

それはクレジットカードの仕組みは以下のように3つのベクトルからなっているからなのです。

  1. 利用者はお店でクレジットカードを利用する
  2. カード会社がお店にその分の金額を支払う
  3. カード会社は利用者に一定期間分(1ヶ月)の利用額を利用者に請求する

この3つのベクトルがうまく作用するから利用者は現金を支払わずに商品を購入できるのです。
利用者への請求は基本、利用者の銀行口座からの引き落としになるので、利用者はお金を下ろしたりする必要が一切ないのでとても便利です。
またお店にとってもクレジットカードを利用できるようにするとクレジットカードで買い物をする客層を呼び込むことができてとても嬉しいのです。

このようにクレジットカードは利用者からお店までがwin-winのカードとなっているのです。

学生がクレジットカードをもつメリット

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では、仕組みが理解できたところで早速クレジットカードを持つことでのメリットを見ていきましょう。

この話は子供にクレジットカードを持たせるのを渋っている保護者などにもぜひ知って欲しい内容となっているので、もしクレジットカードを持つことを保護者に反対されている人がいれば、この話を丸暗記して保護者に力説してみましょう!

お金の管理の仕方が学べる‼

学生でレシートや明細を使って帳簿を付けている人は少ないでしょう。
しかしクレジットカードを持つことで毎月利用明細が送られてくるので、
自分が先月何にいくら使ったのか
ということを知ることができ、ひと月でのお金の使い方を見つめなおすチャンスになります。

また学生カードは、利用限度額が非常に低く設定されているからむやみに使いすぎることもなく、万が一失敗したとしてもリスクを最小限にすることができるのです!

大人になってからのお金に関する失敗は、大惨事を招きかねません。
学生のうちからクレカを持てば、お金の管理を学ぶチャンス得ることができるのです。

信用履歴を積める‼

信用履歴(クレジットヒストリ―)はその名の通り、今までのクレカを使った履歴のことです。
良い履歴を長年積むことでステータスカード(ゴールドやプラチナカード)の審査の際に有利に働く場合があります。

ステータスカードは、通常のクレカより良いサービス(ホテルの予約から航空券の手配)が受けられますので、学生のうちから信用履歴を積むことが、社会人になってから良いサービスをはやくから受けるための第一歩なのです。

無料で作れるのにサービスがいっぱい‼ 

学生がクレカを持つにあたって何より大きいのは、「学生カード」の存在です。
学生カードは収入の少ない学生のためのカードであるので、そのほとんどが年会費無料で作ることができます!

しかも、学生カードには「ショッピング保険」や「カード盗難保険」などのサービスが無料で付帯しており、カードを持つことによる不安をこれらの保険にことごとく解消できます。
さらには「海外旅行傷害保険」までもが自動で付帯(クレカを使わなくても付帯)するものもあるのです!

海外旅行でも安心‼

大学生になり長期休みが増え、友達と海外に旅行に行く機会が増えた人も多いと思います。
そこで、換金した現金を大量に持っているのは、盗難にあう可能性もあり不安だという人が多いと思います。それを解決するのがクレジットカードです。
海外の方では治安悪いために盗難を恐れて、クレカ対応のお店が増えてきています。
ですから最小限の現金とクレジットカードだけで旅行することができるので、防犯の面から安全に海外旅行が楽しめるのです。

学生がクレジットカードをもつデメリット

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どんなものにもメリットがあれば当然デメリットがあります。
このデメリットを知っているか知らないかでは使い方に大きな差が出るでしょう。

メリットを保護者に力説しても以下のようなデメリットを強調されてしまい作ることができずに悩んでいる学生もいるでしょう。
そこでこの記事ではデメリットに対する対応策もしっかり載せておいたので、この対応策を読んで再び挑戦してみてください。

ついつい買い物しすぎてしまう⁈

クレジットカードは現金無しで買い物ができるので、ついつい使いすぎてしまう可能性があります。
メリットの面でも紹介しましたが、学生の間は利用限度額が低く設定されていますので、知らない間に限度額いっぱいになってしまって、いざというときに使用できないなんてことになってしまいます。
そんな時のためにも、ことあるごとに「利用明細を確認し、利用可能残高を把握しながら計画的に使用する」ということが必要になってきます。

対応策は?

これは親が心配する一番大きな理由でしょう。
ですが安心してください
クレジットカードには利用限度額というものが存在し月にいくら以上は利用できないという制限がかけられているのです。
しかも学生専用クレジットカードであればこの制限学が非常に低く設定されているのです。
そのため、保護者が心配するような大きな買い物はできないようになっているので安心して使えるのです!

これを機に説得してみてはどうでしょうか?

学生でもブラックリストに⁈

先ほども述べたようにクレカをもつと「信用履歴」が登録されます。
しかし、この信用履歴は良いものだけでなく悪い履歴も登録されてしまうのです。
具体的には、カードの支払いが遅れたとか「滞納」があるなどといったブラックな情報です。

このようなブラックな情報があると、銀行カードローンや消費者金融・クレジットカードの審査に通りにくくなっていしまいます。
ですから
社会人になってお金を借りようとしたのに学生時代の滞納が原因で審査に通らなかった
なんてことになり兼ねないのです。
そのためにも先ほど述べた通り計画的な利用が最低限必要なのです。

この話で保護者にクレジットカードを作ることを止められている方は少ないとは思いますが、この話も利用限度額の話をすれば済む話でしょう。

ですがアルバイトなどをしていないと「少ないカード利用額でも払えない...」なんてこともあり得ます。

ですから、クレジットカードをどうしても作りたいならば、同時にアルバイトを始めることも考えた方がいいかもしれませんね。

悪用されてしまうかも⁈

クレジットカードを紛失してしまうと大惨事になりかねません。
クレジットカードをネットなどで利用する際は、カードに記載されている情報だけで使用することができるので、紛失して第三者の手に渡ってしまったら悪用され放題の可能性もあるのです。
しかし、紛失した際に届け出さえ出せば補填を受けられる場合がほとんどです。

ですから一番怖いのは「紛失したのに気づかない」ことであるので、細かに利用明細をチェックするなど解いたことを習慣化しておくのが良いでしょう。

これを説得するには?

これも心配されやすい項目の一つでしょう。
特に今まで散々ものを無くしてきたような人にとってはこれは自分自身も心配なことでしょう。
ですが、これもそこまで心配する必要はありません。

なぜなら上でも述べたように無くしたと気付いた時に、紛失届を出せばカードの利用は止められ悪用される心配もないからです。

また「無くしたことに気づかないかも」と思っても、常に財布やカバンの同じところにいれておけば無くしたことにすぐ気づくと思います。

それでも心配ならば定期的に利用履歴を確認して身に覚えがない利用がないか調べれば良いでしょう。

この話をしっかり覚えて再び保護者の元へ向かってみてください!