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クレジットカードのリボ払いは学生でも申し込める?

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クレジットカードは学生でも発行できますが、支払いが苦しくなることもあるでしょう。
その時、設定している一括払いをリボ払いに変更したいこともあるはずです。

ここでは学生でもクレジットカードのリボ払いを申し込めるか、その時のポイントは何かという点を説明します。

クレジットカードのリボ払いの設定は難しくない

学生に限らず、クレジットカードの支払いでリボ払いを設定することは難しくありません。
一部のクレジットカードを除いて、ほとんどのクレジットカードはリボ払いが簡単に設定できるようになっています。
設定のタイミングによっては、設定以前の利用分に適用できないこともあるでしょう。

しかし、設定した後の利用分については簡単にリボ払いに切り替えられることがほとんどです。

リボ払いが設定できない代表的なクレジットカードは、ある外資系のカードです。

ステータスの高さで人気のカードですが、そのカードは入会から6カ月経過しなければ、リボ払いの申し込みができません。
また、申し込んでも審査があるため、設定できないこともあります。
そのカード会社は個人用だけでなく、個人事業主用や法人用のカードも提供しています。
それら事業用のカードになると、そもそもリボ払いのサービス自体がありません。
このような厳しいクレジットカードもありますが、全体的には少数派です。

クレジットカードのキャッシングでもリボ払いは適用できる?

クレジットカードのキャッシング利用分の返済でも、リボ払いは適用できます。
むしろキャッシングの方がリボ払いを設定しやすいと考えてください。
先に書いた一括払いしかできない外資系のクレジットカードは、キャッシングができません。
ショッピング専用のカードです。

日本人全体のカードの利用傾向を見ても、ショッピングだけで使っている人は、翌月の一括払いを基本にしていることが多いと言えます。
逆にキャッシングを利用する人は、現時点の口座残高がないことが多いものです。
そのため、リボ払いを選ぶ傾向があります。

このようにキャッシングの返済でリボ払いを選ぶことは問題なく可能です。
ただ、できるだけ翌月一括返済をした方がいいと言えます。
ショッピングなら翌月一括返済だと利息が発生しませんが、キャッシングなら借りた翌日から利息が発生するからです。
本来はキャッシングの方こそ翌月と言わずにできるだけ早く完済し、利息の発生を抑えた方がいいのです。

学生がクレジットカードのリボ払いを利用するメリットは?

クレジットカードのリボ払いのサービスを学生が利用するメリットは、まず返済を猶予してもらえることです。
その分利息が発生するので注意が必要ですが、現時点のお金が不足している時には助かります。
他のメリットはポイントが貯まりやすくなることです。

リボ払い専用カードはクレジットカード会社にとって、利息収入を得やすいカードと言えます。
そのため、ポイントの還元率を高くするなどのサービスをして、会員数を増やす意味があるのです。
中にはポイントだけ獲得してすぐに全額返済をしてしまう人もいます。
このような人からは利息はほとんど得られません。
しかし、なかなか全額返済ができない人からはカード会社は長期的に利息収入を得ることができます。
そのようなメリットを計算して、リボ払いのポイント還元率を高くするカード会社は多いのです。
学生がクレジットカードを利用する時も、そのようなメリットのためにリボ払いを適用するのは、賢い選択肢と言えるでしょう。

学生がキャッシングのリボ払いで利息だけ支払うことはできる?

キャッシングをしている学生の中には、リボ払いでも返済が苦しくなる人もいるでしょう。
その場合も「利息だけなら払える」という人もいるはずです。

その時はカード会社に連絡すれば、利息だけの支払いに変更してもらえます。

連絡のタイミングによっては引き落としが決定していて、その引き落としは止められないので注意してください。
引き落としを設定している口座にお金を入れると、本来予定していた返済金額が引き落とされてしまいます。
ある程度期間が経過すればカード会社がキャンセルを出してくれますが、一定期間は注意してください。
返済に遅れた人でも自動的に引き落としで返済できるように、一定期間設定が続くことが多いのです。
利息だけの返済は、カード会社が許可する限り数カ月連続で申し込むこともできます。
しかし、あまりに長く続くとカード会社から警戒されると思ってください。
その場合は新規利用ができなくなる可能性もあります。

学生がクレジットカードのリボ払いを利用する時の注意点

キャッシングでもショッピングでも、学生がクレジットカードのリボ払いを適用する時の注意点は、支払い状況をよく把握することです。
リボ払いを利用する学生の中には、毎月の支払いのうちいくらが利息でいくらが元本なのかを把握していない人もいます。
利用している金額にもよりますが、一定レベルを超えるとリボ払いでの完済は難しくなるものです。
自主的に多めに返済していればいいですが、最低返済金額だけで支払いをしていると、完済まで10年近くかかるというケースもあります。
リボ払いで増えたカードの利用残高を減らすには収入を増やすしかありません。

しかし、学生だとアルバイトをできる時間も限られているでしょう。

場合によっては一度、親に立て替えてもらうことも必要です。
利息の発生だけでも抑えて、その後親に早めに全額返済するようにしましょう。

親も子供がたくさん利息を払うよりは立て替えた方がいいと判断することもあるはずです。
もし親に頼れる状態であれば、頼るのも大事な選択肢だと思ってください。