学生のためのクレジットカードマイスター

クレジットカードについて学生向けに知識や情報を伝えるサイトにしていきたいです。

学生が山形銀行のクレジットカードを申込む前に知ってほしいこと

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独り立ちを控えた学生にとって、スムーズに支払が出来、ポイントも貯まるクレジットカードを使いこなせれば何かと便利です。
今回は学生用クレジットカードの内容、および利用の際の注意点などについてご紹介しましょう。

山形銀行のクレジットカードのメリットは?

山形銀行は、山形市、米沢市を本拠とし、東京はじめ関東にも店舗を展開しており、20世紀初頭より長い歴史を有する老舗の地方銀行です。
山形が地元であれば、山形銀行をメインバンクとして利用する人も多いでしょう。

そこで流通系や消費者金融系カードと比較した場合、山形銀行のクレジットカードはどのような特徴があるかについて述べていきます。

「すでに口座があるから」=「クレジットカードのお得さ」ではない

口座を持つ銀行の窓口などで、クレジットカードへの入会をすすめられることも多いでしょう。
確かに、その銀行にメインの預金口座があれば、クレジットカードを使う際に残高不足の心配が抑えられ、スムーズに利用しやすいといえます。
しかし反面、流通系や消費者金融系に比べ、銀行系のカードはおおむねポイント還元率が少なく、日常の買い物などでさほどお得に利用できる種類ではありません。
既にある口座の銀行でのクレジットカードであれば、全面的にメリットがあるという訳ではないのです。

大手銀行だから安心!という理由で選んでもNGです

提携先の量販店などの顧客取り込みを目指す流通系カードでは、多くの場合年会費無料、またポイント高還元などでお得に利用しやすい内容になっています。
しかし一方で、カード会社の都合で更新が止まったり、年会費が突如有料になったりと、契約内容が変動するケースがままあるよう。

それに比べて大手銀行や、山形銀行など老舗の地銀では、信頼とステータスがあるため、サービス面で目立たなくとも、安心して長期間利用し続けられる面があります。
クレジットカード入会の際は、ステータスをとるか利便性をとるか、良く考慮してカードを選ぶのが良いでしょう。

山形銀行で学生向きのクレジットカード

山形銀行のクレジットカードが持つ大きな特徴として、キャッシュカードとしても使えるハイブリッド仕様であること、またICチップ搭載により、指静脈認証でより安全に利用出来ることが挙げられます。

そのうち、以下に示すJCBブランドの2種類が、学生や20代を対象に発行されるカード。 いずれも年会費無料で、手軽に使うことの出来るものです。

ハイブリッドJCB EXTAGE

  • 年会費 :無料
  • 申込資格:高校生を除く18歳~29歳で、本人または配偶者に安定収入のある方、もしくは学生。
  • 入会特典:新規Web入会&利用で最大11,000円分プレゼント。入会後3か月間ポイント3倍。4か月目以降ポイント1.5倍。
  • メリット:キャッシュカード一体型。指静脈認証可能。

ハイブリッドJCB LINDA

  • 年会費 :無料。別途維持料が発生する場合あり。
  • 申込資格:高校生を除く18歳~29歳で、本人または配偶者に安定収入のある方、もしくは学生。
  • 入会特典:新規入会&利用で最大5,500円分プレゼント。条件により蜷川実花ブランドのアクセサリーをプレゼント。
  • メリット:キャッシュカード一体型。指静脈認証可能。女性向け特典あり。

学生が山形銀行以外のカードを選ぶ時のおすすめポイントと注意点

多くの学生にとって、クレジットカードはまださほど馴染みのあるものでなく使い勝手も分からず、まずは身近な店舗での決済から使い始める場合が大半でしょう。
クレジットカードは使い方によっては、返済に影響を及ぼしリスクを生ずることがあるので、最初は無理のない範囲で、小額の決済から徐々に始めていくのが良いようです

年会費無料 or 学生専用カードを選ぼう

一般に流通系クレジットカードでは、収入に関係なく申込みが出来、追加カード含め年会費が完全無料のものが数多く発行されています。
それに比べ、おもだった提携先を持たない銀行系は、維持費として年会費が発生するものが大半ですが、昨今は若年層向けに、年会費無料で学生用と銘打つカードも増えてきています。
そうしたカードではカラオケなど、学生が利用しやすい身近な施設での優待が数多く適用されるのがメリット。

また一般カードと同等の旅行保険やセキュリティなどが付帯される種類も少なくないので、なるべくそうした項目が充実するカードを選ぶようにするのが良いでしょう。

よく利用する店舗はどこ?優待店舗から探してみよう

学生にとって、優待が適用され嬉しい場所といえば、カラオケやアミューズメントパーク、あるいはレストラン、遊園地といったところでしょうか。
また一人暮らしの場合は、日用品や食料などを買いに行くスーパーやショッピングモールでの割引が適用されればお得になります。
さらに通学などで利用する、交通機関発行の電子マネーが一体となったクレジットカードを使えば、移動時にもスムーズで便利。
そうした電子マネー一体型のカードでは、クレジットのポイントと電子マネーのポイントを一つにまとめるなどで、有効に活用出来る種類も多くあります。

クレジットカードに付帯されるもろもろのサービスや特典は、銀行系や流通系などによって実に多種多様なので、じっくり確認、比較したうえで申込むようにしましょう。

申込時はキャッシング枠は0、リボ払いは未設定にしておこう

キャッシングは、持ち合わせがなく急に現金が入用な時に、ATMなどを使ってすぐに現金を引き出せる機能です。
しかしキャッシングの場合、担保や保証人をつけずに現金を借りる仕組みのため、一括返済においてもおおむね高金利となるケースが多いそう。
またキャッシングを利用するとそれだけショッピング枠が減るので、その分買い物が出来なくなり支払う利息が増えるデメリットが生じます。

一方で、リボ払いは債務の額にかかわらず、月々の返済額を常に一定とする支払い方式です。
従って新たに買い物をして債務額が増えれば、リボ払いでは返済額が一定の分、支払い期間が延びることになり、結果なかなか支払いを終わらせられない状況になることがあります。

キャッシングもリボ払いも、将来に渡って返済状況に大きな影響を及ぼす懸念があるので、学生などクレジット初心者は、なるべく使わないようにするのが良いようです。

管理が不安?利用明細が見られても大丈夫なら親の家族カードから慣れよう

サービス、特典が豊富なクレジットカードを自由に使いたいけど、利用状況をすべて自分で管理するのはどうにも不安……
そんな場合は、親が持つカードの家族カードから使い始めるのもひとつの方法です。

家族カードは本カードに追加して発行されるもので、年会費はおおむね本カードより安く、また本カードが無料であれば、家族カードも無料となります。
また入会審査を通過し本カードが発行されれば、家族カードは基本、無審査で発行されるので手軽に持つことが出来るものです。

ただし利用明細は、本会員と家族会員の分が一緒に送付されるので、家族の明細を本会員に秘密にしておくことが出来ません。
しかしそのことで、親が子供の利用状況を把握、管理しやすくなる点ではメリットといえます。

無理なく安全にカードを使いこなすために、まずは親の管理の下で、少しずつカードに慣れていくのが無難な方法といえるでしょう。