学生のためのクレジットカードマイスター

クレジットカードについて学生向けに知識や情報を伝えるサイトにしていきたいです。

《学生向け》PASMO利用におすすめのクレジットカード

f:id:retador:20180220174205j:plain

定期券と一体型のPASMOクレジットカードは数少ない!

学生の皆さん、電車やバスを通学に使用している人も多いのではないでしょうか?大学生にもなると、遠方の大学に通う人も増えてくると思います。また、クレジットカードの申請ができる年齢にもなりますよね!アルバイトも本格的に始まり、自分で金銭管理をする時期になってきます。そんな時、是非学生の皆さんにオススメしたいのが、「定期券と一体型のPASMOクレジットカード」です。学生の皆さんにとって怖いのは「クレジット審査」ですが、基本的に今回紹介するカードは、審査の条件が厳しくありません。アルバイトなどである程度の年収を稼いでいれば、審査はクリアされるものがほとんどですので、ご安心ください!そして紹介するクレジットカードには「オートチャージ機能」といって「定期券の期限が過ぎてるの忘れてた……」っていう時に、スムーズに改札を通ることができる素敵な機能が付いています!夢のような機能については、後ほど詳しく説明していきますね。そんな「定期券」と「PASMO」と「クレジットカード」の3枚が一体になってるカードなんて……そうそう無いですよね?そうなんです、現在(2018年2月時点)5枚しか一体化されているカードはありません!それでは今回、そんな数少ないクレジットカードを紹介していきたいと思います!

地下鉄での定期券利用学生におすすめのクレジットカード

地下鉄「東京メトロ」で通学する学生にオススメのクレジットカードを2つ紹介します。駅構内の広告でよく見かける「Tokyo Metro To Me CARD prime PASMO」と、名前の通りソラ(空)に関係する「ANA TO ME CARD PASMO JCB」、通称ソラチカカードの2種類です。2つのカードに共通していることに、東京メトロが提供している「メトロポイント」が付与されるサービスがあります。乗車距離や運賃に関わらず、東京メトロ1回の乗り降りでポイントが付くサービスです。「メトロポイント」はPASMOのチャージへ交換することも可能ですので、乗りながらチャージもできる優れたサービスです。ですが、ここで注意したいのは「定期券内ではメトロポイントが付与されない」ことを忘れないでください!また「メトロポイント」の利用には、事前登録が必要です!その点を踏まえた上で、2枚のカードをもう少し詳しく説明していきます。

Tokyo Metro To Me CARD prime PASMO

東京メトロを頻繁に使う方に一番にオススメしたいカードです!先ほど説明したように、定期券外での東京メトロ1回の乗り降り時にメトロポイントが付与されますが、そのポイントの還元率がとても高いことが魅力です。平日で10ポイント、土曜祝日では2倍の20ポイントも付きます。定期券の利用範囲外で、例えばアルバイトへの通勤時に東京メトロを利用する際に上手く活用すれば、ポイントをたくさん稼ぐことができるかもしれませんね!年会費は初年度無料、2年目から2000円(税抜)です。年間50万円以上のクレジットカードの利用で年会費が無料になりますが、「50万円?!そんなの高すぎるよ!」と驚かれる学生さんもいるかと思います。ですが、計算すると月々4万円ほどの利用で条件を満たすことが可能です。「意外といけるかも?」と思いますよね。またカード会社によって異なりますが、学生にオススメの海外旅行保険も登録で付いてきます。色々なサービスが盛りだくさんなクレジットカードです!

ANA TO ME CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

ソラチカカードという名前の通り、旅行などで飛行機を利用することが多い人にオススメのカードです!ANAと連携しているため、「メトロポイント」を「マイル」に交換することができます。またクレジットカードとして利用した時に付与されるJCBの「OkiDokiポイント」からも交換可能なので、「マイル」がたくさん貯まりやすいのが魅力的です。To Me CARDとの違いに、東京メトロ1回の乗り降り時に加算されるポイントが、平日5ポイントで土曜祝日が15ポイントと低いところが挙げられます。ですが、そのぶん「マイル」が飛行機に乗っていなくても、電車やクレジットカードを利用していれば貯まるのはとてもお得ですよね!また海外旅行保険が、自動付帯されているのも魅力の1つです。手続きが面倒な海外旅行保険も、自動で付いてくるのなら安心して海外旅行に行くことができます。そんな夢のようなカードですが、デメリットに年会費が2年目から2000円かかること、「メトロポイント」から「マイル」へ移行する際に、5000円の年会費がかかってしまいます。ですがこの移行手数料は他のカード会社に比べて安い方なんです……高いか安いか判断するのはあなた次第といったところですね。

東急電鉄での定期券利用学生におすすめのクレジットカード

東急電鉄もとい東急グループが提供している「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」と言った、PASMOと一体型のクレジットカードがあります。東急グループといえば、東急電鉄以外にも東急バスや東急デパートなど、多くの事業が展開されていますよね。そんな東急グループやPASMOへのチャージにも交換することが可能な「TOKYUポイント」はポイント還元率が0.5%と200円につき1ポイント加算される低還元率ですが……なんと工夫次第では10%に上げることも可能なカードです。また朝早く東急線を利用する学生の方に更にオススメしたいポイントに「午前7時までに一部の東急線を利用すると1日1回のみ5ポイント加算」されるサービスがあります!1限に授業を多く入れていたり、サークルや実習で朝早くから東急線に乗る機会が多い人にはうってつけのサービスですよね!そんな素敵なサービスがあるクレジットカードを更に詳しく説明していきます。

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO(一体型PASMO)

名前の中に「JMB」とありますが、これは一体何でしょう?実は「JALマイレージバンク」の略称から「JMB」となってます。そうなんです!JALとも連携しているので、飛行機に搭乗する時などのクレジットカード利用時に「JALマイル」を貯めることや、「TOKYUポイント」から交換することも可能です。またPASMOのオートチャージや、定期券購入時にポイントが貯まる「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」というサービスからもポイントが加算されていきます。「バス」でも貯まるというのがとても魅力的ですよね!オートチャージというと駅構内での改札時をイメージする方も多いと思いますが、なんと東急バス乗車時にも残額不足の時に1000円チャージしてくれます。しかしこのサービス限定10万人だということ……予告無く終了することもあるので早めの登録が必須ですね。気になる年会費は初年度が無料、次年度からは1000円とリーズナブルな価格になっています。そして学生には嬉しい「海外旅行保険・国内旅行保険」が、TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOを利用した限り自動で付いてきます!支払いの際にこのクレジットカードを使用すればいいのでお手軽ですよね。他にもコンフォートメンバーズ機能など、東急グループならではの様々なサービスが受けられる特典があるので、是非活用してみてはいかがですか?

東武鉄道での定期券利用学生におすすめのクレジットカード

東武鉄道を利用している学生にオススメ!と言いたいところですが、東武鉄道は首都圏以外にも日光や鬼怒川、船橋、大宮と幅広い路線が展開されています。首都圏内の学生にとってメリットは一見少なさそうに伺えられますが……そんなことはありません!東武鉄道ということで、東武グループが提供しているクレジットカード「東京スカイツリー東武カードPASMO」は、東武グループならではのサービスが目白押しです。東武と言えば「東武動物公園」だったり、「東部ホテル」、「東武百貨店」などよく目にするものが多いですよね!また東京といえば「東京スカイツリー」と言うように、「東京スカイツリー」や東京スカイツリー内にある「東京ソラマチ」でもお得なサービスを受けることができます。それでは「東京スカイツリー東武カードPASMO」の紹介をしてきたいと思います。

東京スカイツリー東武カードPASMO

名前の中に堂々とあるように「東京スカイツリー」が印字されたクレジットカードになっています。「東京スカイツリー」の天望デッキでは当日券が5人まで割引優待できたり、内設されている「東京ソラマチ」でのクレジット利用で「東武グループポイント」の還元率が2%だったりと、「東京スカイツリー」にちなんだサービスがてんこ盛りです!東京スカイツリー近辺をよく利用する学生の方にとってはうっけつけのものではないでしょうか?また、貯まったポイントは豪華な賞品と交換したり、東武グループの参加施設内で利用可能なお買物券と交換することも可能です。年会費は初年度が無料、2年目からは1000円と安い印象ですが、更に年間10万円以上のクレジットカード利用で1050ポイント付与されるので「実質無料」になります。これは嬉しい特典ですよね!そして勿論、このカードもオートチャージ機能が搭載されています。オートチャージサービスで「東武グループポイント」の還元率が0.5%と低い印象……ですが、東武鉄道の定期券購入時には還元率が2.0%と高く設定されいてお得です!気になる保険ですが、残念ながら海外旅行保険は付いていません。その代わりショッピング保険が付いているので、高額な買い物をする時には安心ですね。東武グループをよく利用する学生の方には、サービスが盛りだくさんなのでオススメなクレジットカードだと思います!

京王電鉄での定期券利用学生におすすめのクレジットカード

京王電鉄、京王線や井の頭線を利用する学生には是非ともオススメしたい、PASMOと一体型の「京王パスポート PASMOカード VISA」クレジットカードがあります。京王グループが提供しているクレジットカードですが、京王ストアや啓文堂書店など学生の方でも利用しやすい、延べ約600の連携店舗でポイントをお得に貯めることができます!「京王ポイント」は加盟店ごとにポイントの還元率が異なりますが、それ以外にもPASMOのオートチャージで還元率0.5%、定期券購入で1.5%(2018年3月31日まで2.5%)、そして「京王PAS×PASポイントサービス」といって、京王の電車とバスを、または京王の電車とタクシーを登録したPASMOで同日に利用することで1日につき20ポイントも貯められちゃいます!毎日通っていたら、たくさんポイントが貯まる予感……ですが、注意すべきなのは冒頭の「東京メトロ」のクレジットカードと同様に、定期券区間内での利用ではポイントが付きません。この点に注意しつつ、更に「京王パスポート PASMOカード VISA」の魅力を伝えていきます!

京王パスポート PASMOカード VISA

この「京王パスポート PASMOカード VISA」クレジットカード、お得なサービスが本当に充実しています。まず年会費について初年度から239円(税抜き)かかりますが、なんと年1回以上のPASMOのオートチャージを利用することで「無料」になります。とてもお得ですよね!PASMOのオートチャージをすれば、「京王ポイント」を貯めることができつつ、クレジットカードの年会費も「無料」にすることができる……よくクレジットカードの中では、〇万円以上利用すれば、年会費が無料になるという制度をとっている所が多いですが、オートチャージをするだけで無料になるのですから、学生にとってはとても良心的です。そして、大学生にもなると皆さん、「運転免許」を取得する方も多くなると思います。この「京王パスポート PASMOカード VISA」、実はETCカードまで付いてくる優れものなんです!年1回の利用で年会費が無料になります(使用しない場合は別途540円)。友人や家族と旅行に行くときに、ETCで高速道路をスムーズに通過できるのはとても魅力的です。そして、海外旅行保険については、残念ながら付いていません。なので海外旅行よりも国内で旅行する機会が多い方に便利なカードですね。他にも美術館や京王グループのホテルの優待施設など、たくさんの優待特典があります。京王グループをよく利用する学生の方には、魅力満載なクレジットカードですね!

学生がPASMO一体型クレジットカードを持つメリット

ここまで、PASMOと一体型のクレジットカードを5枚紹介してきました。皆さん、どうして一体型のクレジットカードを学生の方にオススメしたいのか分かりましたか?ここからは5枚全てのカードに共通する、PASMO一体型クレジットカードのメリット、そしてデメリットについて説明していきたいと思います。デメリットと言いましたが、圧倒的にメリットの方が多いですのでご安心ください!これから大学生になる方や、クレジットカードの乗り換えを考えている学生の方、是非ともクレジットカードを選ぶにあたって参考にしてみてください。

券売機での購入時間短縮

メリットその1:券売機を待たずに、改札をそのまま通ることができる! 「やばい!寝坊した!しかもチャージの残額が確か足りなかった気がする……」こんな経験をしたことはありませんか?私はしょっちゅう経験してます……そして例の如く遅刻するんですよね。でもPASMOと一体型のクレジットカードなら、「オートチャージ機能」がついているので、クレジットカードから直接引き落とされます。そのため不要な心配をすることなく、改札を通ることが可能です。朝の通勤ラッシュ時に、改札を止めることなくスムーズに行くことできるので、他の人にも迷惑がかかりません。そして、カードによっては、特急券の購入で券売機を利用することなく、PCから購入することが可能なものもあります。長期休暇前に窓口が長蛇の列になっていることが、よく見受けられますよね。そんな長い列に並ぶことなく、「思い立ったが吉日!」というノリで特急券を買うことができます。どこでもチャージができて、どこでも購入することができるので、時間が大幅に短縮できますね!

複数枚のカードにならず管理や持ち運びが便利

メリットその2:クレジットカードとPASMO、定期券が1枚に集約! クレジットカード・PASMO・定期券の全てを別々に持っていた場合、カードが3枚になりますが、一体型なら1枚にまとめることが可能です!3枚どのカードにおいても、普段持ち歩く重要なカードなので、財布の中にいつも入れておきたいものですよね。そのカードが1枚になるわけですから、他のカードを入れるスペースが新たにできて、なおかつ財布も軽くなります。ですが、一体型ゆえにデメリットもあります。それはこの1枚を紛失すると、3枚分のカードの機能が使えなくなることです。1枚無くしたのなら、そのカードを再発行するだけで安心ですが、3枚全ての再発行手続きをするのは骨が折れますよね……また、SuicaとPASMOの2枚持ちをしている方は、改札を通る時に2重に反応してしまい、磁気エラーが発生しやすいです。2枚持っている方は、同じ財布に入れずに分けて所持するようにしましょう。1枚で全てをまとめたいという人にはオススメですが、物を無くしやすくて不安な人は、一度立ち止まって考えた方がいいかもしれませんね。

オートチャージでポイントが貯まる

その3:オートチャージしつつポイントもGET! 今回の記事の中でよく目にする「オートチャージ機能」ですが、その機能についてはもう少し後で詳しく説明しますね。ポイントというと、何か購入する時に加算されるイメージですが、オートチャージをするだけでも、各カード会社固有のポイントが付いてしまうんです!中にはそのポイントを実際に、チャージとして利用することができるカードもあるので、券売機でチャージをするよりも「オートチャージ」に設定した方が、実はお得だったり……?メリットその1でも挙げたように、チャージをするにあたって時間を短縮しつつ、ポイントも同時に獲得できるので、まさに「一石二鳥」なところがPASMO一体型クレジットカードの魅力です!

PASMOで乗った分だけボーナスポイントがついてお得

その4:毎日乗ればポイントも大量に?! 各クレジットカードの紹介の中でも度々でてきたと思います。その電車やバスに乗り降りするとポイントが加算されるサービスが一部のカードで展開されていますよね!そしてその説明をする度に注意して欲しいポイントとして、「定期券内ではポイントが加算されない」ことを挙げていたと思います。この点には本当に注意してください!一見、お得に感じますが、学生の方は定期券を利用する人がほとんどだと思います。夏休みなどの長期休暇に、大学やサークルでの交通手段で利用する時にポイントが貰えるな~程度で考えておいた方がいいかもしれません。反対に、定期券を買わずに全てPASMOのチャージで通学するというのも1つの方法だと思います。どちらが自分にとってメリットが大きいのか、考えてからクレジットカードを選んでみてはいかがでしょうか?

学生が知っておくべきPASMOのオートチャージについて

さて!皆さんお待ちかねの「オートチャージ機能」について詳しく説明していきます。「オートチャージ機能」はとても便利ですよね……早く他のカードにもこの機能が付いて欲しいものです。ここまで何回もこのワードが出てきているので、ある程度どういったものなのか薄々理解している方も多いと思いますが、もう一度「オートチャージ機能」について説明します。「オートチャージ機能」とは名前の通り、PASMOの残額が足りなかった場合に自動(オート)でチャージされる機能です。勝手にチャージしてくれるので、「学生がPASMO一体型クレジットカードを持つメリット」で説明したように、券売機で待たずに時間が短縮できるという、とても大きなメリットがあります。それでは、「学生」の方に是非とも覚えておいて欲しい「オートチャージ」のポイントを2点紹介します!

PASMOにオートチャージされる残高金額は設定できる

その1:自分で好きなように金額が設定可能! オートチャージされる金額や条件は、自分で好きなように設定することができます。設定は、PASMOの利用できる各駅構内で設定可能です。オートチャージの設定をするにあたって2つ言葉があるので覚えておきましょう。1つ目は「オートチャージ実行判定金額」です。「オートチャージ実行判定金額」とは、オートチャージをするかしないか判断する金額のことを指します。具体的には「オートチャージ実行判定金額」を500円と設定していた場合、PASMOの残額が600円なら500円よりも多いので、オートチャージはされません。ですが残額が450円だった場合、判定金額である500円よりも少ないので、オートチャージされます。次に2つ目の「オートチャージ実行金額」は、実際にチャージされる金額です。先ほどの例を引用すると、残額が450円と「オートチャージ実行判定金額」よりも少なかったので、「オートチャージ実行金額」として設定していた1000円が実際にチャージされ、総額1450円分PASMOにある状態になります。ちなみに、この2つの金額の上限は1000円単位で、1000円~10000円まで設定可能です。そして1日あたり10000円、1ヶ月あたり50000円までがオートチャージの利用金額上限となっているので忘れずに覚えておきましょう!

有効期限は原則クレジットカードの期限と同じ

その2:有効期限はクレジットカードの期限と同じなので安心! オートチャージ機能にも有効期限がありますが、クレジットカードの有効期限と原則同じなので、期限切れすることはそうそうありません。有効期限が切れて、新しいクレジットカードが届いた時に、オートチャージサービスの有効期限延長の「手続き」も同封して送られてきます。そして実際に有効期限を延長するには、オートチャージ機能の付いた「クレジットカード」と同封された「手続き」を持って、PASMOの鉄道事業者の各駅、またはPASMOバス事業者の各営業所で更新手続きを行います。オートチャージ機能の更新手続きが、クレジットカードの手続きと一緒なので、忘れることなく有効期限を延ばすことができるので、忘れっぽい人にも安心ですね!