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学生が池田泉州銀行のクレジットカードを申込む前に知ってほしいこと

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池田泉州銀行は大阪を中心に店舗を構える地方銀行です。U23”0円(応援)”サービスがあり「青春応援銀行」をうたっています。そんな池田泉州銀行が発行するクレジットカードを学生が作ることはお得なのでしょうか。ここでは学生が池田泉州銀行のクレジットカードを申し込む前に知っておいてほしいことをまとめてみました。

池田泉州銀行の窓口で申込むカードがおすすめじゃない理由

池田泉州銀行に口座があれば、よく利用する店舗で行員にすすめられてなどと言った理由で窓口でクレジットカードを申し込んでしまうケースもあるかもしれません。ですがそれはあまりおすすめではありません。他にもさまざまなクレジットカードがあり、年会費ひとつとっても差があるからです。次から池田泉州銀行の窓口で申し込むカードがおすすめとは限らない理由についてさらにみていきましょう。

「すでに口座があるから」=「クレジットカードのお得さ」ではない

池田泉州銀行に口座があって、そこで発行するクレジットカードを持てば、管理がしやすいというメリットはあります。さまざまな優待特典などもあります。ですが、大阪を拠点とする池田泉州銀行では近畿圏に特化しているサービスが多いのです。年会費も実質無料とは言え条件付きです。口座があり、すすめられたからという安易な理由でクレジットカードを作るのは、おすすめではないのと同時にお得だとも限らないのです。せっかくクレジットカードを作るのであれば、自分のライフスタイルやニーズにあったものを比較、検討して選ぶことでこそ本当のメリットが生まれるのです。

大手銀行だから安心!という理由で選んでもNGです

また、大手銀行が発行するクレジットカードだからと言ってクレジットカードを選ぶのもあまりおすすめではありません。確かに大手銀行だからという安心感はあるかもしれませんが、今は各クレジットカード会社でもさまざまなサービスや特典を付加することで、会員獲得を競っているのが現状なのです。「安心」はお金では買えないかもしれませんが、大手銀行の発行するクレジットカードは一般的に審査も厳しく、発行までに時間がかかるというデメリットもあるのです。

池田泉州銀行でも学生が作れるクレジットカード

おすすめはしないと言っても、池田泉州銀行でも学生が作れるクレジットカードはあります。ではそれはどのようなカードなのでしょうか。ここでは池田泉州銀行で学生が作れる「スタシアサイカカード」と「ミナピタサイカカード」の2種類のカードについて簡単に紹介します。他のクレジットカードを検討するさいに比較してみてください。

スタシアサイカピタパJCBカード

スタシアサイカピタパJCBカードは、池田泉州銀行のICキャッシュカードとして、クレジットカードとして、また、PiTaPaカードとして電車にも乗れる、1枚3役の便利なキャッシュカードです。スタシアサイカカードはJCBのみになります。

・年会費 :通常年会費1,250円(税別)(初年度無料)。PiTaPa維持管理料1,000円(税別)。ただし、2年目以降も前年に1回以上の利用があれば、どちらも無料になります。

・申込資格:原則として18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入がある個人の方。または、高校生を除く18歳以上で学生の方。

・入会特典:今なら春の入会キャンペーンで、Sポイント最大3,000ポイント(3,000円相当)プレゼント。

・メリット:阪急阪神グループの「Sポイント優待店」での利用、また対象交通機関のPiTaPa乗車で高還元率でポイントが貯まります。

ミナピタサイカピタパJCBカード

ミナピタサイカピタパJCBカードは、スタシアサイカピタパJCBカードと同様に、ICキャッシュカード、クレジットカード、PiTaPaカードとして使える、1枚3役の便利なキャッシュカードになります。ミナピタサイカカードでPiTaPaとして使えるのはJCBのみです。

・年会費 :通常年会費1,250円(税別)(初年度無料)。PiTaPa維持管理料1,000円(税別)。ただし、2年目以降も前年に年1回以上の利用があれば、どちらも無料になります。

・申込資格:原則として18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入がある個人の方。または、高校生を除く18歳以上で学生の方。

・入会特典:今なら春の入会キャンペーンで、ミナピタポイント最大3,000ポイント(3,000円相当)プレゼント。

・メリット:対象施設での買い物や、南海電鉄など対象交通機関のPiTaPa乗車や定期券などのクレジット決済で、高還元率でポイントが貯まります。

ミナピタサイカVISAカード

ミナピタサイカVISAカードは、池田泉州銀行のICキャッシュカード、クレジットカードとして利用することができます。上記2枚のカードと異なり、PiTaPaカードの機能はありませんが、定期券をセットすることができます。

学生が池田泉州銀行以外のカードを選ぶ時のおすすめポイントと注意点

それでは実際に、学生が池田泉州銀行の発行するクレジットカード以外のカードを作ろうとした場合、どのようなことをポイントにして選べばいいのでしょうか。ここからは学生ならではの視点で、おすすめポイントを考えていきます。また、学生がクレジットカードを持つときに注意したいポイントについても、あわせてお話しておきたいと思います。

年会費無料 or 学生専用カードを選ぼう

学生がクレジットカードを持つ場合、年会費だって負担です。年会費は無料のものを選びたいですね。また、学生向け、学生専用と言われるクレジットカードがあり、名前の通り学生が使うことを前提に特化したカードになっているので、それらから選ぶのもいいでしょう。学生向けと言われるクレジットカードには、三井住友VISAデビュープラスカード、エポスカード、JCB CARD W、学生専用ライフカードなどがあります。三井住友VISAデビュープラスカードの年会費は初年度のみが無料ですが、それ以外のカードは年会費が永年無料です。

よく利用する店舗はどこ?優待店舗から探してみよう

また、よく利用する店舗やサービスがあるような場合は、優待店舗などから探すのもいいでしょう。例えばエポスカードなら、ショッピング、レジャー、飲食店など、さまざまなシーンで優待や特典が受けられます。また、学生専用ライフカードなら、フルスペックの海外傷害保険が自動付帯ですので、旅行好きの人におすすめです。ほかにも、カード発行までの時間が短く利便性がいいだとか、専用の相談窓口があって安心などと言った特長のカードもあります。さまざまに特長のあるカードの中から、自分のライフスタイルやニーズにあったクレジットカードを選びましょう。

申込時はキャッシング枠は0、リボ払いは未設定にしておこう

学生がクレジットカードを持つときに注意したいのは、ついつい使い過ぎてしまうことです。学生向けと言われるクレジットカードでは、もともとキャッシング利用限度枠は低く設定されていますが、使い過ぎを防止するためにも申込時にキャッシング枠は0に設定することをおすすめします。また一見便利そうに思えるリボ払いも、支払いを先延ばしするだけの行為ですので未設定にしておきましょう。支払いの総額がわからなくなり、返済が滞り、利用履歴に傷がつくようなことだけは避けたいものです。

管理が不安?利用明細が見られても大丈夫なら親の家族カードから慣れよう

もし、学生向けであれ、自分専用のクレジットカードを持つことに不安を感じるならば、まずは親の家族カードから慣れるという選択肢もあります。池田泉州銀行の発行するクレジットカードの中で家族カードが作れるのはミナピタサイカVISAカードのみになります。家族カードでは引き落とし口座が親の口座になりますので、キャッシュカード機能はありませんし、利用明細が見られてしまいますが、それでも問題ないなら本カードと同様のサービスが受けられます。年会費は400円(税別、初年度は無料)ですが、本会員・家族会員のいずれかが前年に1回以上クレジット利用すれば無料になります。