【前半】「クレジットカード 即日発行」のSEO上位サイトの被リンク施策について調べてみた
最後に書いたのは3ヶ月前でしたか。
特段忙しかったというわけではないのですが、インターネットからしばし離れておりました。
アフィリエイトもブログもそうですが、継続するまでが大変ですね。
久しぶりにブログに書くテーマは、アフィリエイトサイトの被リンク施策についてです。
私はクレジットカードとアフィリエイト業界に長年いましたので、クレジットカードのSEO施策についてはそこそこ自信もあります。
とはいえ、トレンドの変遷は非常に早いので、私の知見も今や古いものかもしれませんので悪しからず。
今回対象とするSEOキーワードは「クレジットカード 即日発行」
「即日発行」という単語をご存知の方はいらっしゃいますか?
クレジットカードやカードローン業界にいる方ならば、誰もが知る単語です。
言葉の意味としては、「申し込んだ当日にクレジットカード(もしくはカードローン)を発行する」ことです。
クレジットカードをあまり知らない人ならば「クレジットカード 今日」「クレジットカード 今すぐ」と調べるものだと思いますが、意外や意外、「クレジットカード 即日発行」はそれらのキーワードよりも検索数が多いんです。
また、クレジットカード業界の人から見るとコンバージョンは取れるキーワードとして人気でもあります。
「クレジットカード 即日発行」の検索結果上位5サイトの被リンク施策
それでは実際に「クレジットカード 即日発行」の検索結果で上位にあるサイトが、どのような被リンク施策をしているのか、有料ツール(非公開)も使いながら調べてみたいと思います。
ちなみに、その5サイトは下記になります。
- クレジットカード最短即日発行
- クレジットカード即日発行ガイド
- イオンカード即日発行
- 即日発行できるクレジットカードのおすすめランキングと基礎知識を徹底解説!|まねぷれ
- 即日発行可能なクレジットカード|価格.com
今回はその前半部分の3サイトについて、まとめてみます。
「クレジットカード最短即日発行」の被リンク施策
まずは最上位にあるサイトから調べてみました。正直、なぜこのサイトが最上位に位置するのかわかりません。(笑)本当に不思議です。
- ドメイン年数:比較的新しい
- インデックス数:20以下
- 被リンク数:20以下
- アフィリエイトリンクのリダイレクト設定:無
- 動的/静的:静的サイト
- コンテンツ内容:アフィリエイトサイトにはありきたりな内容で、オリジナリティの高いものではない
あえてSEOに寄与している要素を上げてみるとすれば、サイトの軽さと被リンクにある気がしました。
被リンクのアンカーテキストも微妙
調べてみると被リンクもブラックハット的なものが多い気がします。
しかも、そのアンカーテキストも精度が高いとは言えません。
例えば、下記のサイトは「ブログふくおかよかよか」というブログサービスにある被リンクサイトなのですが、下記の記事のように「VISAクレジットカード即日発行」をアンカーテキストにしています。
http://kanburi.yoka-yoka.jp/d2015-04.html
他には、下記のように「こちら」をアンカーテキストにしていたり、
http://note123.noblog.net/blog/2014/01/index.html
これなんかは「REXカード」をアンカーテキストにしていたりとぐちゃぐちゃです(笑)
こういうのでSEOの最上位を取れるのだとしたら、アフィリエイター願ったりだと思うのですが……。
Googleさん、仕事して欲しいです。
http://spora.jp/airkei/archives/date/2014/10/6
ちなみに、ランサーズの案件募集ページにこのサイトが紹介されていました。
この発注者が運営者なのかどうかはわかりません。
発注者としては、評価は高いようです。
http://www.lancers.jp/work/detail/834334
「クレジットカード即日発行ガイド」の被リンク施策
次に、2位にサイトについて調べてみました。
- ドメイン年数:比較的新しい
- インデックス数:20以下
- 被リンク数:20以下
- アフィリエイトリンクのリダイレクト設定:有
- 動的/静的:静的サイト
- コンテンツ内容:アフィリエイトサイトにはありきたりな内容でオリジナリティの高いものではないが、他のアフィリエイトサイトに比べて内容が網羅されていて、読みやすいデザイン
読みやすいといっても他のアフィリエイトサイトの比べてという相対的なものであって、このサイトもどちらかというと昔のアフィリエイトっぽい感がします。
被リンク施策は昔ながらのバックリンクサイト
昔ながらのアフィリエイトサイトさながら、被リンクも明らかなバックリンクサイトを用意していたようです。
例えば、下記のサイトは明らかにバックリンク用のサイトですよね。
http://www.leonardolivehd.com/uxrgr.html
http://www.saxo-bank.info/link.html
あとは、このような姉妹サイトにも被リンクを置いています。
他には、CGMサイトでまとめ記事を作ってうまく活用しているようです。
http://www.geocities.jp/qmni98sg/
http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/article/1145569620623757901
ギャザリーで紹介されている下記のサイトは、被リンクとしても利用しています。
http://xn--etc-mj4bzf4l547pnjhnyzvkq2xa395hoso202dr5n.jp/
クラウドワークスの案件募集ページもありました。かなりクラウドソーシングを利用しているみたいです。
https://crowdworks.jp/public/jobs/675029
「イオンカード即日発行」の被リンク施策
前半最後になります。3位のサイトについて調べてみました。
- ドメイン年数:比較的新しい
- インデックス数:10以下
- 被リンク数:5以下
- アフィリエイトリンクのリダイレクト設定:無
- 動的/静的:静的サイト
- コンテンツ内容:他サイトが取り扱っていないイオンカードに関する情報の割合が大きい
なぜか即日発行が出来ないイオンカードをサイト名に入れているサイトです。
しかし、「クレジットカード 即日発行」のサジェストワードには、いつも「クレジットカード 即日発行 イオン」が表示されるんですよね。
サジェストワードをいじるSEO会社もいるので厳密にはわかりませんが、もしかしたらイオンカードの即日発行ニーズが高いという点を押さえた結果、検索順位に影響しているのではないかと思いました。
被リンク施策はほぼやっていない模様
見つけた被リンクは3つです。
うち、1つは海外のよくわからないSEOチェックツールのようなものでした。
その他の2つについてはブログサービスを使っていました。
えむx3どっとみぃというブログサービスに開設しているブログ
http://nyaoon.blog16.mmm.me/mmmblog-entry-11.html
んだ!ブログに開設しているブログ
http://mochimochi.n-da.jp/e594922.html
前半まとめ
今回調べてみたサイトに共通するものは下記の4点でした。
- 日本語ドメイン
- 静的サイト
- マイナーなブログサービスを被リンクサイトに活用している
- 被リンクサイトも定期的に更新している
昨年末から次回のペンギンアップデートについては言われておりますので、実際にアップデートがされた時に、これらのサイトがどうなるのか注視してみたいと思います。
それにしても、各サイトのスクショを掲載したら、結果的にアコムのPRに貢献してしまったような気がしないでもないですね……汗