学生のためのクレジットカードマイスター

クレジットカードについて学生向けに知識や情報を伝えるサイトにしていきたいです。

学生が千葉興業銀行のクレジットカードを申し込む前に知ってほしいこと

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千葉興業銀行は、千葉県にゆかりのある方なら誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。
白地に淡いピンク色のコスモスが花開いているのが印象的です。
清潔感があるし、千葉県内に住むならここでカードをつくるのも良いかな…とぼんやり考えているそこのアナタ。

本当に千葉興業銀行で良いのか、ちょっと考えてみませんか。

千葉興業銀行の窓口で申し込むカードがおすすめじゃない理由

千葉興業銀行で申し込むと、ちば興銀UCカードをつくることができます。
ちば興銀UCカードは、ICチップ搭載なので専用機器のある場所では支払いがスピーディ。
さらにはVISAかMasterCardのいずれかを選べるので、ブランドとしても納得です。

ところが、申込資格は「満20歳以上の安定した収入のある方」としており、学生は申し込めないのです。 『千葉県在住、もしくは千葉県へお勤めの方』というのもネックですよね。

「すでに口座があるから」=「クレジットカードのお得さ」ではない

UCカードの最大の魅力は、永久不滅ポイント。
1000円の買い物につき1ポイントを貯めることができ、有効期限がないのでじっくりゆっくり貯められます。
セゾンポイントモールを使えば、場合によってはポイントを20倍にすることも可能。
そのため、ポイント交換商品も小さなものから世界一周クルーズなど豪華なものまで幅広く、夢がありますね。

ですがそれでも、ちば興銀UCカードをつくるのは得策ではありません。
なんと、ちば興銀カードは永久不滅ポイント対象外。 自分と同じくらいの金額で買い物している友達が、別のカードでポイントをしっかり貯めて世界一周クルーズに行ってしまったら…何だかイヤじゃないですか?

大手銀行だから安心!という理由で選んでもNGです

そうはいっても、ちば興銀は千葉銀行と肩を並べる、千葉を代表する大手銀行。
大手銀行のブランドネームを借りられるし、安心じゃないの?と思われるかもしれません。

ですが、千葉興業銀行は大手ゆえに、カードの審査基準が厳しいことでも有名です。
収入のある社会人ですら落とされる可能性が高いので、収入の不安定な学生はもってのほか。
クレジットカードは信用の積み上げでもあります。
将来的にクレジットカードを継続利用していくことを考えると、学生の時点で審査に通らない経験をしてしまうことは、あまり賢い選択とは言えないでしょう。

今、お得かどうか、必要かどうかを知るのはもちろんですが、長期的に安全に使えば使うほどお得になるので、学生のうちから作るからこそ先まで考えておくべきです。

千葉興業銀行でも学生が作れるクレジットカード

ちなみに、千葉興業銀行でも学生がつくれるクレジットカードはあります。
千葉ロッテマリーンズファンにとっては嬉しい、マリーンズカードです。

千葉興業銀行が千葉ロッテマリーンズとコラボレーションしたカードで、千葉に在住の若年層がターゲット。
対象は「満18歳以上の安定収入のある方、または大学生、短大生、専門学生の方」とされているので、つくりやすいことは確かです。
特典は千葉ロッテマリーンズ主催の公式戦のペアチケットが得られる可能性があること。
これには条件があり、月間1万円以上のカード利用者なら毎月1口1万で抽選に参加できるというものですが、少々ハードルが高いようにも感じます。

マリーンズファンでなければ得になることがほとんどないのは否めません。

三井住友 VISAクラシックカード(学生)

  • ·年会費 :在学中は無料 
  • 申込資格:学生から
  • 入会特典:さまざまなサービスに登録で最大1万円キャッシュバック
  • メリット:社会人になっても継続して使える 学生用としてオススメの一つが、三井住友VISAクラシックカード。
    在学中であれば年会費は無料ですし、ETCの登録も無料です。
    社会人になってからもクレジットカードとの付き合いがあることを考えると、自動的に三井住友VISAクラシックカードにできる点や、ETCが無料で登録できるのはありがたいですよね。

学生が千葉興業銀行以外のカードを選ぶ時のおすすめポイントと注意点

千葉興業銀行以外のカードがオススメなのは、何と言っても審査基準が異なること。
勿論学生用カードにも審査はありますが、他行よりも比較的厳しいといわれる千葉興業銀行に比べれば大したことはありません。
キャッシング枠やショッピング枠もさほど多くなく、学生の内からお金の使い方を学ぶのには最適。
年会費無料や特典の獲得には条件が必要なことが多いので、その点は注意が必要です。

年会費無料 or 学生専用カードを選ぼう

安産なのは、年会費無料カードを選ぶこと。
そして学生専用カードにしてしまった方が早くて確実でしょう。
特に学生専用ライフカードは、年会費もETC登録料も無料
たまったポイントは交換したりショッピングにも使えますし、加えて最大2000万円の海外保険が付帯、海外でショッピングに使えばキャッシュバックももらえます。
クオカードがもらえるキャンペーンなども定期的に行っており、使える特典が盛りだくさんです。
特に卒業旅行などで学生の時にこそ長期旅行に行っておきたいもの。
海外に行くことが多い方にはオススメです

よく利用する店舗はどこ?優待店舗から探してみよう

よく利用する店舗からカードを選ぶのも一つの手です。
意外と便利なのはエポスカード。

シダックス、ビッグエコー、カラオケ館などのカラオケ施設の室料が10~30%割引になったり、笑笑や魚民などの居酒屋でポイントがたまったりします。
たまったポイントはAmazonや楽天などのネットショッピングにも使えます。
また、マルイで年に4回行われる「マルコとマルオの7日間」のセール期間中なら、マルイでのショッピング・飲食が10%オフ。
他にも優待店舗の幅が広くオススメです。

申込時はキャッシング枠は0、リボ払いは未設定にしておこう

ほとんどのカードはキャッシング機能がついており、自分で上限を決められるようになっています。
キャッシング枠は0に、リボ払いは未設定にしておくことがオススメ。
学生でも使えるカードは、最悪学生が払えなくなった場合に家族が負担してくれることを前提につくられています。

とはいえ、家族に迷惑をかけるのはあまり良いものではありませんし、ここでお金の使い方、やりくりを学んでおくことは社会人になってからも役に立つでしょう。
社会人になってからも親御さんのお世話になりたいのならば止めませんが…

管理が不安?利用明細が見られても大丈夫なら親の家族カードから慣れよう

初めてのクレジットカード、上記のように使い方を間違えれば自分一人で支払いきれず、親御さんの力を借りるハメになる可能性もあります。
そうなるのが怖いという方は、いっそのこと家族カードから始めてみるのがオススメです。

家族のカードに紐づいたカードをつくれば、利用明細なども親の知れるところとなり、少々面倒に感じるかもしれませんが使いすぎだったりしたときは指摘してくれるハズです。
親だって、あなたの借金を背負いたいとは思いませんからね。
クレジットカードはお金の使い方を学べるツールとも言えます。
積極的に活用すべきでしょうし、使うならばお得に使いたいものですね。