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前回は「クレジットカード 即日発行」という検索結果上位にあるサイトのSEO施策(被リンク施策)について、前後半2本で簡単にまとめました。
ブログを書いていて思ったのですが、「即日発行」という言葉って、クレジットカード初心者は知っているものなのでしょうか?
むしろ、アフィリエイターとクレジットカードを保有している人ごく一部にしか認知されていない言葉のようにも感じます。
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【後半】「クレジットカード 即日発行」のSEO上位サイトの被リンク施策について調べてみた
前回は「クレジットカード 即日発行」の検索結果から、上位3サイトの被リンク施策について調べてみました。今回はその後半になります。
前回のおさらい
上位3サイトの傾向から、下記4つの共通点があることが判明しました。
前半はサイトの構造上の共通点、後半は被リンク施策の共通点です。大なり小なり、被リンク施策をやっていたこともわかりました。
- 日本語ドメイン
- 静的サイト
- マイナーなブログサービスを被リンクサイトに活用している
- 被リンクサイトも定期的に更新している
前回調べなかった残りの2サイトのついても、同じことがいえるのか調べてみたいと思います。
「クレジットカード 即日発行」の検索結果上位5サイトの紹介
改めて今回調べている5サイトを紹介します。
- クレジットカード最短即日発行
- クレジットカード即日発行ガイド
- イオンカード即日発行
- 即日発行できるクレジットカードのおすすめランキングと基礎知識を徹底解説!|まねぷれ
- 即日発行可能なクレジットカード|価格.com
今回はその後半部分の2サイトについて、まとめています。上位3サイトについては、前回をお読みください。
「まねぷれ」の被リンク施策
まず、このサイトにおいてはトップページではなく、記事単一ページであることが、他の4サイトと異なる点です。
いわゆる、「ロングライティング」「はてなブックマーク」を意識して作り込んだ記事となるでしょう。
- ドメイン年数:比較的新しい
- インデックス数:800以下(http://www.money-press.info/)
- 被リンク数:30以下
- アフィリエイトリンクのリダイレクト設定:無
- 動的/静的:動的サイト
- コンテンツ内容:今はやりのテキストコンテンツ
被リンクについては「はてなキーワード」や「はてなブックマーク」が99%を占めていました。
意図して「はてなブックマーク」を狙った記事を書いているように思います。
このサイトの場合、被リンク施策というよりもはてなブックマーク施策と言ったほうが適切かもしれません。
「価格.com」の被リンク施策
価格.comについては、他のアフィリエイトサイトと180度異なるため、あまり参考にならないと思いますが、一応調べてみました。
- ドメイン年数:古い
- インデックス数:2,000以下(http://kakaku.com/card/)
- 被リンク数:15以下
- アフィリエイトリンクのリダイレクト設定:有
- 動的/静的:静的サイト
- コンテンツ内容:比較、検索、レビューとオリジナルコンテンツの集まり
なんといってもCGMならではのレビューが集まりやすいというのが、最大の強みです。
また、被リンクを見てみるとグループサイトの食べログやフォートラベル、映画.comなどに貼られており、「あ、こりゃ勝てるわけねーや」と思いました。
とはいえ、これで5位なので、改めてGoogleのアルゴリズムの難解さを痛感させられることにもなりました。
後半まとめ
今回調べた2つのサイトの共通点は、下記の2点です
- コンテンツのオリジナル性
- 自然な被リンク
特に価格.comはオリジナル性の自然な被リンクにおいては最強すぎて、もう最強なんですよ。
そんな最強な価格.comさんに、「クレジットカード」単体で勝っているクレジットカードの読み物ものさんは、本当にすごいなと。
総括
被リンクも大事ですし、Googleのアルゴリズムを意識しながらコンテンツを制作するのも大事でしょう。
しかし、そのアルゴリズムが誰のためにあるのかを忘れてはいけません。
より快適な検索体験を提供するのがGoogleであり、そのGoogleの一助となるものに、一人一人が丹精込めて制作するコンテンツがあると思います。
テクニックに傾倒するでもなく、かといって「良いコンテンツを作っていれば結果が出る」と盲目的になるわけでもなく、テクニックを駆使して良質なコンテンツを生み出せるように取り組んでいきましょう。
【前半】「クレジットカード 即日発行」のSEO上位サイトの被リンク施策について調べてみた
最後に書いたのは3ヶ月前でしたか。
特段忙しかったというわけではないのですが、インターネットからしばし離れておりました。
アフィリエイトもブログもそうですが、継続するまでが大変ですね。
久しぶりにブログに書くテーマは、アフィリエイトサイトの被リンク施策についてです。
私はクレジットカードとアフィリエイト業界に長年いましたので、クレジットカードのSEO施策についてはそこそこ自信もあります。
とはいえ、トレンドの変遷は非常に早いので、私の知見も今や古いものかもしれませんので悪しからず。
今回対象とするSEOキーワードは「クレジットカード 即日発行」
「即日発行」という単語をご存知の方はいらっしゃいますか?
クレジットカードやカードローン業界にいる方ならば、誰もが知る単語です。
言葉の意味としては、「申し込んだ当日にクレジットカード(もしくはカードローン)を発行する」ことです。
クレジットカードをあまり知らない人ならば「クレジットカード 今日」「クレジットカード 今すぐ」と調べるものだと思いますが、意外や意外、「クレジットカード 即日発行」はそれらのキーワードよりも検索数が多いんです。
また、クレジットカード業界の人から見るとコンバージョンは取れるキーワードとして人気でもあります。
「クレジットカード 即日発行」の検索結果上位5サイトの被リンク施策
それでは実際に「クレジットカード 即日発行」の検索結果で上位にあるサイトが、どのような被リンク施策をしているのか、有料ツール(非公開)も使いながら調べてみたいと思います。
ちなみに、その5サイトは下記になります。
- クレジットカード最短即日発行
- クレジットカード即日発行ガイド
- イオンカード即日発行
- 即日発行できるクレジットカードのおすすめランキングと基礎知識を徹底解説!|まねぷれ
- 即日発行可能なクレジットカード|価格.com
今回はその前半部分の3サイトについて、まとめてみます。
「クレジットカード最短即日発行」の被リンク施策
まずは最上位にあるサイトから調べてみました。正直、なぜこのサイトが最上位に位置するのかわかりません。(笑)本当に不思議です。
- ドメイン年数:比較的新しい
- インデックス数:20以下
- 被リンク数:20以下
- アフィリエイトリンクのリダイレクト設定:無
- 動的/静的:静的サイト
- コンテンツ内容:アフィリエイトサイトにはありきたりな内容で、オリジナリティの高いものではない
あえてSEOに寄与している要素を上げてみるとすれば、サイトの軽さと被リンクにある気がしました。
被リンクのアンカーテキストも微妙
調べてみると被リンクもブラックハット的なものが多い気がします。
しかも、そのアンカーテキストも精度が高いとは言えません。
例えば、下記のサイトは「ブログふくおかよかよか」というブログサービスにある被リンクサイトなのですが、下記の記事のように「VISAクレジットカード即日発行」をアンカーテキストにしています。
http://kanburi.yoka-yoka.jp/d2015-04.html
他には、下記のように「こちら」をアンカーテキストにしていたり、
http://note123.noblog.net/blog/2014/01/index.html
これなんかは「REXカード」をアンカーテキストにしていたりとぐちゃぐちゃです(笑)
こういうのでSEOの最上位を取れるのだとしたら、アフィリエイター願ったりだと思うのですが……。
Googleさん、仕事して欲しいです。
http://spora.jp/airkei/archives/date/2014/10/6
ちなみに、ランサーズの案件募集ページにこのサイトが紹介されていました。
この発注者が運営者なのかどうかはわかりません。
発注者としては、評価は高いようです。
http://www.lancers.jp/work/detail/834334
「クレジットカード即日発行ガイド」の被リンク施策
次に、2位にサイトについて調べてみました。
- ドメイン年数:比較的新しい
- インデックス数:20以下
- 被リンク数:20以下
- アフィリエイトリンクのリダイレクト設定:有
- 動的/静的:静的サイト
- コンテンツ内容:アフィリエイトサイトにはありきたりな内容でオリジナリティの高いものではないが、他のアフィリエイトサイトに比べて内容が網羅されていて、読みやすいデザイン
読みやすいといっても他のアフィリエイトサイトの比べてという相対的なものであって、このサイトもどちらかというと昔のアフィリエイトっぽい感がします。
被リンク施策は昔ながらのバックリンクサイト
昔ながらのアフィリエイトサイトさながら、被リンクも明らかなバックリンクサイトを用意していたようです。
例えば、下記のサイトは明らかにバックリンク用のサイトですよね。
http://www.leonardolivehd.com/uxrgr.html
http://www.saxo-bank.info/link.html
あとは、このような姉妹サイトにも被リンクを置いています。
他には、CGMサイトでまとめ記事を作ってうまく活用しているようです。
http://www.geocities.jp/qmni98sg/
http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/article/1145569620623757901
ギャザリーで紹介されている下記のサイトは、被リンクとしても利用しています。
http://xn--etc-mj4bzf4l547pnjhnyzvkq2xa395hoso202dr5n.jp/
クラウドワークスの案件募集ページもありました。かなりクラウドソーシングを利用しているみたいです。
https://crowdworks.jp/public/jobs/675029
「イオンカード即日発行」の被リンク施策
前半最後になります。3位のサイトについて調べてみました。
- ドメイン年数:比較的新しい
- インデックス数:10以下
- 被リンク数:5以下
- アフィリエイトリンクのリダイレクト設定:無
- 動的/静的:静的サイト
- コンテンツ内容:他サイトが取り扱っていないイオンカードに関する情報の割合が大きい
なぜか即日発行が出来ないイオンカードをサイト名に入れているサイトです。
しかし、「クレジットカード 即日発行」のサジェストワードには、いつも「クレジットカード 即日発行 イオン」が表示されるんですよね。
サジェストワードをいじるSEO会社もいるので厳密にはわかりませんが、もしかしたらイオンカードの即日発行ニーズが高いという点を押さえた結果、検索順位に影響しているのではないかと思いました。
被リンク施策はほぼやっていない模様
見つけた被リンクは3つです。
うち、1つは海外のよくわからないSEOチェックツールのようなものでした。
その他の2つについてはブログサービスを使っていました。
えむx3どっとみぃというブログサービスに開設しているブログ
http://nyaoon.blog16.mmm.me/mmmblog-entry-11.html
んだ!ブログに開設しているブログ
http://mochimochi.n-da.jp/e594922.html
前半まとめ
今回調べてみたサイトに共通するものは下記の4点でした。
- 日本語ドメイン
- 静的サイト
- マイナーなブログサービスを被リンクサイトに活用している
- 被リンクサイトも定期的に更新している
昨年末から次回のペンギンアップデートについては言われておりますので、実際にアップデートがされた時に、これらのサイトがどうなるのか注視してみたいと思います。
それにしても、各サイトのスクショを掲載したら、結果的にアコムのPRに貢献してしまったような気がしないでもないですね……汗