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学生が熊本銀行でクレジットカードを作るのは賢い選択?

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熊本銀行に口座を持っている学生のみなさん。クレジットカードを作りたいからと言って、そのまま同銀行で作ってしまおうと考えている方がいましたら、ちょっと待ってください。クレジットカードを持つということは、ひとつ大人になるということです。安易に物事を決めてしまわず、よりお得に活用できるカードがないかというのも視野に入れて選んでみませんか?今回は、熊本銀行でクレジットカードを作るメリットとデメリットを解説していきますのでぜひ参考にしてください。

熊本銀行の窓口で申込むカードがおすすめじゃない理由

熊本銀行の「アレコレカード」は、キャッシュ・クレジット・ローン機能のほか、市電やJRで利用可能なICカード機能も付けられる魅力があります。しかし、例えばクレジット機能を利用することで貯まるポイントの還元率を見てみると、アレコレカードは高くても0.5%ですが、世の中には還元率2%というものもあり、安易にカードを選ばない方がいいことがわかります。

「すでに口座があるから」=「クレジットカードのお得さ」ではない

上に挙げたポイント還元率だけでなく、ポイントアップや割引優待など、カード会社は様々な特典を会員向けに用意しています。それを知らずに目の前にあるカードに飛びついてしまうと、あとで「あっちにしておけばよかった」となりかねません。せっかくクレジットカードを持つのであれば、自分のよく行くお店や使うサービスなどを考慮して、最もお得に活用できるカードはどれなのかじっくり比較して選びましょう。

公的機関だから安心!という理由で選んでもNGです

熊本銀行アレコレカードは、携帯電話料金をクレジット決済にするだけで年会費が無料になったり、30ポイント以上貯まるとATMの手数料が無料になるなど、一見お得に感じます。しかし最近は、クレジットカードの年会費無料は特別なことではありませんし、その上カード会社以外でもポイントが貯まったり、飲食店などで割引が受けられたりと、もっとお得なカードはたくさんあります。年会費やATMが無料という点にあえてこだわる必要はないのです。

熊本銀行でも学生が作れるクレジットカード

さて、これまで「窓口で進められたからと言って安易に決めてはいけない」「しっかり比較して」と言ってきましたので、この辺りで、学生が作れる熊本銀行のクレジットカードについて詳しく見てみましょう。他社のカードと比べてみると、そのカードの特徴や、自分にはどんなカードが合っているのかが見えて来ますよ。

「アレコレカード」「アレコレカードnimoca」「アレコレカードSUGOCA」

「アレコレカード」はキャッシュ・クレジット・ローン機能を持ち、世界中のVISA加盟店でも使えます。加えて「アレコレカードnimoca」「アレコレカードSUGOCA」はそれぞれ公共交通機関のICカード機能が付きます。年会費や申込資格はどれも同じですが、特典などは少し違うので、以下を参考にしてください。

・年会費 :1,350円(初年度無料。2年目以降は携帯電話料金などのクレジット決済により無料)

・申込資格:18歳以上で安定継続収入のある方、18歳以上の専業主婦・学生(高校生)除く)も可

・入会特典:利用金額に応じて、1,000円につき1ポイントが貯まるほか、ボーナスポイントあり(「アレコレnimoca」のみ、利用額1,000円につき3nimocaポイントが貯まる)

・メリット:・世界各国のVISA加盟店で利用可能・買い物をした後でも支払い方法の変更が可能・ICチップ搭載で安心・コンビニATMの利用手数料が無料にできる・nimocaポイント、SUGOCAポイントも貯まる

学生が熊本銀行以外のカードを選ぶ時のおすすめポイントと注意点

アレコレカード以外でクレジットカードを選ぶなら、何に注意すればよいでしょうか。一番大きなメリットは、カードを利用することでカード会社以外のポイントも貯まることです。Tポイントやマイルなど、よく目や耳にしますよね。すでに保持しているポイントもあるかもしれません。頻繁に利用する飲食店やコンビニが加盟していれば、気付かないうちにどんどんポイントが貯まります。その他、付帯されている海外旅行傷害保険などの補償内容もよく確認しましょう。

年会費無料 or 学生専用カードを選ぼう

では実際に、「学生専用ライフカード」を例にとって紹介します。年会費無料は当たり前、利用金額100円ごとに0.1ポイントが貯まり、貯まったポイントは最大5年間有効です。さらに入会初年度はポイント1.5倍、誕生月はポイント3倍というボーナスも。ほかにも海外でのカードショッピングは利用額の5%がキャッシュバックされたり、自動付帯の海外旅行傷害保険で最高2000万円まで補償されるなど、海外へ行っても安心のサービス内容です。

よく利用する店舗はどこ?優待店舗から探してみよう

学生の方がよく利用するお店というと、パッと思いつくのは居酒屋やファミリーレストラン、カラオケ店などでしょうか。そういったお店や施設でお得な優待を受けられるカードの一つに「エポスカード」があります。エポスカードなら、SHIDAX・BIG ECHOなどのカラオケ店で室料30%オフ、EARTHなどのサロン店で10%オフ、富士急ハイランドなどの入場料割引、そして魚民やロイヤルホストなどの加盟飲食店でもそれぞれ優待を受けることができお得です。

申込時はキャッシング枠は0、リボ払いは未設定にしておこう

学生のうちは、キャッシング枠を0に設定しておきましょう。クレジットカードのキャッシングの金利は100万円未満の場合で18%前後が一般的です。18%と聞いてもピンとこないかも知れませんが、この利率は消費者金融と同じ水準です。学生が利用するには危険なことがお分かりいただけるでしょうか。また、少なくともクレジットカードの利用に慣れるまでしばらくの間は分割払いやリボ払いも避けるのが得策です。さもないと、「気づいたときには取り返しのつかない額になっていた」ということになりかねません。

管理が不安?利用明細が見られても大丈夫なら親の家族カードから慣れよう

金利という言葉が出てくると、一気に生々しくなりますね。でも脅しではなく、学生が無計画にカードを利用して、いつの間にか返済額が100万円を超えていたなんて話はザラです。いきなり自分専用のクレジットカードを持つのが不安なら、「家族カード」を作ってみてはどうでしょう。家族カードは、親の持っているクレジットカードに追加して作るもので、引き落とし先が親の口座にまとめられるので使い過ぎない意識が持てるでしょうし、万が一トラブルに巻き込まれても自分一人より安心ですので、ぜひ検討してみて下さい。