学生クレジットカードの利用限度額増額はどうすればできる？ - 学生のためのクレジットカードマイスター

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海外旅行に出かける時には、今の限度額よりもう少し多ければ安心なのにと思いませんか？学生はクレジットカードの増額はできるのでしょうか？気になりますよね？そこで、学生がクレジットカードの利用限度額を増額する場合にはどうしたらよいか説明していきますね。

そもそも学生のクレジットカード利用限度額は低めに設定されている

学生が作るクレジットカードは、学生専用カードか年会費無料の一般カードですよね。これらのカードは作りやすい分、利用限度額は10万円~30万円と他のクレジットカードよりも低く設定されています。 特に学生は、一番少ない10万円で設定されることがほとんどです。 なぜ学生の利用限度額が低めに設定されているのか、その理由を説明します。

利用実績(クレヒス)がない

　学生の利用限度額が低いのは、収入がないからというのももちろんですが、それだけではありません。はじめてクレジットカードを申し込んだ場合、これまでの利用実績がないので、利用限度額が低く設定されるのです。学生の中には、家族カードを利用している人もいるので、これがクレジットカードデビューじゃないよという人もいるかもしれません。家族カードは、自分専用のクレジットカードではなく、親のクレジットカードに追加して作ったものになるので、利用実績は利用者ではなく親のカードに付きます。となると、利用実績はないので、自分専用のクレジットカードを作った時に、学生の利用限度額は低いのは当然といえるでしょう。

学生が知っておくべき一般的なクレジットカード利用限度額の増額について

学生の利用限度額が低めに設定されている理由が理解できたら、クレジットカードの利用限度額の増額方法についても説明していきましょう。増額するにはいくつか方法があるので、今使っているカードの限度額を増やしたいという人は参考にしてください。

クレジットカード利用実績を積み上げる

利用限度額を増額させる方法として、一番確実なのが利用実績を積み上げることです。利用実績とは、クレジットカード会社における信用度のことをいい、決められた期日までに支払いができればカード会社からの信頼は高くなりますし、滞納すれば信頼は下がります。クレジットカードを使ったら、利用分をきちんと払えば、当然利用実績が積めるので、利用限度額も増額してもらえますし、将来的にはゴールドやプラチナとカードのグレードアップもしやすくなりますよ。

カード会社に引き上げ申請する

利用実績を積み上げるだけでなく、カード会社に利用限度額引き上げの申請をすることもできます。この場合、カード会社による審査があり、一括、分割、リボと支払い方法だけでなく、キャッシングの有無もチェックされます。利用状況によっては、審査に通らないということもあります。

カード会社に繰り上げで振り込み、限度額を復活させてもらう

繰り上げ返済ができるクレジットカードなら、ATMから利用料金を振り込んで限度額を復活させるということもできます。限度額を引き上げるよりも、この方法のほうが確実ですし、審査待ちをするよりも手っ取り早いといえます。安易に限度額を増額するのは「お金に困っている？」と思われますし、利用実績にも影響します。どうしてもクレジットカードを使わなければならないなら、増額より繰り上げ返済することをおすすめします。

ゴールドカードなどのグレードにランクアップさせる

限度額を増やしたいというのであれば、学生専用カードや年会費無料の一般カードではなく、グレードが高いクレジットカードを作る方法もあります。ゴールドカードの限度額は、年会費が安いものなら10万円~100万円、一般的なゴールドカードでも10万円~300万円といわれています。申し込み資格の条件にあえば学生もゴールドカードは持てますが、限度額を増やすために持つ必要はありません！ 年会費の安いゴールドカードを作るよりは、学生専用カードや一般カードで利用実績を積む方がおすすめですよ。

学生は一時的な利用限度額増額には応じてもらえるかも？

限度額の増額方法には、恒常的に限度額を上げる方法と一時的に増額させる方法があります。学生の場合、恒常的に限度額を上げるのは難しいですが、海外旅行の利用などの一時的に限度額を増額する場合には応じてもらえるかもしれませんよ。

学生クレジットカードの利用限度額増額は難しい

学生の利用限度額が低いのは、要はカード会社が貸し倒れを防ぐためでもあります。学生の場合、収入がないことを前提にクレジットカードを作りますので、支払いが遅れたら、支払ってもらえなかったらと思うと、高額には設定できません。限度額の増額にも同じことがいえるでしょう。一時的であっても安易に増額して、支払いができなければカード会社の損害になります。お金を立て替える側からすると損害になることは避けたい、そうなると限度額の増額は難しいといえますね。

申請から増額まで時間がかかる場合も？

クレジットカードの限度額増額にかかる時間は、一般的に1~2週間かかるといわれています。増額をするには利用状況だけでなく、収入証明の書類提出やアルバイトをしているか確認されることもあります。確認の連絡があった際には、正直に話すことはもちろんですが、滞納がないことも審査を通るためには必要ですよ。

《コールセンター》学生人気カードの限度額増額相談窓口

限度額の増額はWEB・電話・郵送とカード会社で違います。学生に人気のクレジットカード会社の限度額増額相談窓口について紹介しますね。

・三井住友VISAデビュープラスカード

入会から3ヶ月間はポイント5倍という還元率のよさで学生に人気のクレジットカードで限度額を総額する場合には、郵送での申し込みで審査は1~2週間かかります。親権者の同意が必要で、10万円単位で増額できます。

・学生専用ライフカード

インターネット、郵送、電話による申し込みができます。会員専用のLIFE-Web Deskだと申し込みは簡単です。郵送は届け出用紙をプリントアウトするか資料請求、電話の場合はライフカードインフォメーションセンターにかけてください。

・JCB CARD W

会員専用のWEBサイトMyJCBにて申し込みをします。

・エポスカード

海外旅行など一時的な増額のみに対応しており、WEBサイトのエポスNetの各種申し込みより届け出します。電話やマルイのカードセンターでは受付していません。

・楽天カード

可能枠の変更、一時的な増額どちらも楽天e-NAVIにログインして申し込みます。

・PARCOカード

セゾンカードインフォメーションセンターに電話で問い合わせて申し込みをします。

・ルミネカード

ビューカードセンターに電話で申し込み、学生の一時的増枠、可能枠変更の受け付けはしていません。・JALカード Navi(学生専用) JALカードの提携会社にメールもしくは電話で問い合わせをして相談をする。

限度額増額ができないクレジットカード学生限度額増額！学生に他の選択肢は？

限度額を増額する前に、検討してほしい方法があります。ここで紹介する方法を知っていれば、仮に限度額が増額できなくてもなんとかなるはずです。

もう1枚クレジットカードを申し込む

クレジットカードはメインだけでなく、サブでもう1枚持つことをおすすめします。増額を申し込んでも審査があるのですぐに増額はされませんし、断られることもあるでしょう。その点、2枚持ちすれば、サブのカードで支払いを賄うこともできますし、緊急でカードを申し込む際も、エポスカードのように即日発行可能のカードを選べば、増額の申し込みをするよりもクレジットカードを確実に使えますよ。

両親に相談して家族カードを発行してもらう

自分専用カードの増額を考える前に、両親に相談して家族カードを追加するというのも良い方法です。家族カードの場合、親に支払いの請求がいくので、利用実績は親につきますが、緊急時には使いやすいですよね。メインは自分専用、サブは家族カードというように使い分ければ、限度額の増額ができなくても安心です。

学生でも作れるデビットカードを作る

クレジットカードではなく、国際ブランドの加盟店で利用できるデビッドカードを作る方法もあります。デビッドカードはクレジットカードと違い審査がないので、学生でも作りやすいですし、利用するとその場で口座引き落としされます。クレジットカードとは別に1枚持っていると万が一のときも安心です。

限度額増額のために日々のクレジットカード利用で学生が気をつけること

クレジットカードの限度額を増額するには利用実績を付けることが一番です。ここではそのために気を付けてほしいことをまとめています。

クレジットカードをいつも利用し必ず支払いする

利用実績はクレジットカードを使わないと付きません。大きな買い物をしてリボ払いするよりも、公共料金や携帯電話、インターネットのプロバイダ料金といった固定費というように毎月必ず支払いがあるものに利用したほうが、利用実績は付きやすいですし、支払いも遅れずに済むでしょう。支払いができるように、カードの引き落とし日に口座残高不足にならないように注意してください。

携帯代金や家賃の滞納などには要注意

クレジットカード会社の利用実績を上げるには、携帯代金や家賃の滞納といったことにも注意しましょう。特に携帯代金、多くの人が端末代金を分割払いにしていると思います。利用料金と一緒に引き落とされるのであまり意識していませんが、携帯代が引き落としできないということは端末代金が払えないということになるので、限度額増額の審査落ちする可能性もあるんです。 携帯や家賃、普段の生活に必要な支払いができないと、クレジットカードの利用実績は作れませんよ。