アコムのキャッシングカードは、なぜ「アコムカード」ではなく「ACカード」なのか?
大手消費者金融のアコムは商品として、カードローン専用の「アコムカード」と、クレジット機能が付いた「ACマスターカード」を用意しています。
「ACマスターカード」は雑誌やサイトでも勧められることが多いクレジットカードではありますが、名前にも券面にも「アコム」の文字は入っておらず、アコムが発行しているカードとは知らなかった人もいるのではないでしょうか。
カードローン専用の「アコムカード」も、名前にこそ「アコム」が付いてはいますが、券面は黒地の上に「AC CARD」の文字が書かれているのみです。(下図は公式サイトより)
他にも、アコムから送られてくる郵便物や明細書の送り元も「アコム」ではなく、「ACサービスセンター」からになっていたりします。
アコムは、なぜ「アコム」ではなく「AC」の表記を利用するのでしょうか。
その理由を考えました
「プライバシー保護の観点から」がアコム側の見解
「アコム」を「AC」に変えることで、どのようにプライバシーが保護されるのかはわかりませんが、「プライバシー保護の観点から」というのがアコムとしての見解のようです。
なんとなく釈然とはしませんが、目的がプライバシー保護なら別に悪いこととも思えません。
アコムに頼る人は、だいぶ切羽詰まった人も多いはずですから、プライバシーは保護されるに越したことはないはずです。
アコムは、コンプライアンス統括部を設置するほど企業倫理に力を入れているようですから、「AC表記」もその一貫なのかもしれませんね。
単純に考えるなら、ここで話は終わりです。
ですが、もう少し深掘りして考えましょう。
「ACという隠語でサラ金のイメージを隠蔽している」という穿(うが)った見方
消費者金融は、社会問題に「サラ金」としての悪いイメージと未だに戦っています。
「サラ金は、お金がない人につけこんで借金をさせている」というイメージを持った人なら、
「『アコム』だとサラ金なのがバレてしまうので、『AC』という隠語を使ってサラ金のイメージを隠している」
と穿った見方をすることもできるでしょう。
さらに、
「『アコム』の表記がないことで、消費者金融を利用しているという意識が薄れて、キャッシュカードのような感覚で利用しすぎてしまうのではないか。」
という考えもできます。。
少し考えすぎな気もしますが、消費者金融のイメージと利用者の意識は、重要な問題ではあります。
「周りにバレないからありがたい」という利用者の気持ち
もちろん、消費者金融を利用している意識が薄れるのは問題ですが、利用者からすると単純に「AC表記」の方が周りにバレなくて助かるという気持ちはあると思います。
ACマスターカードはクレジット機能もついているので、「アコム」の名前が入っていると人前で出すのが恥ずかしい、という人もいるでしょう。
親や家族に内緒でキャッシングをしたい人にとって、契約時の郵便物や請求書が「ACサービスセンター」名義で届くのはありがたいはずです。
公式には「プライバシー保護」という名目は、もしかしたら、「利用者がバレずに使いやすいように」ということを指しているのかもしれませんね。
つまり、利用者の「消費者金融を利用している」というプライバシーを守っていると言えます。
ACに気を取られて、節度(Moderation)を忘れないようにしよう
以上、アコムが「AC」表記にこだわる理由の推測でした。
この「AC」という表記、こじつけではありますが、アコムの社名の由来と照らし合わせて考えると面白いことが言えます。
アコム(ACoM)というのは、
- Affection(愛情)
- Confidence(信頼)
- Moderation(節度)
の頭文字を取った造語です。
しかし、券面などにカードなどの表記は「AC」だけで「M」が含まれていません。
周りにバレにくい「AC」表記は、アコムからの「愛情」と「信頼」の証かもしれませんが、「節度」はあなたに任されているのです。
「AC」に気を取られてついつい使いすぎないよう、常に「節度(Moderation)」を忘れないようにしましょう。
ポイントで賢くお得に、学生がクレジットカードを有効活用する方法
「学生になったから、クレジットカードを持ちたい」
「海外旅行に行くから、クレジットカードを持ちたい」
「独り暮らしを始めるから、クレジットカードを持ちたい」
クレジットカードを持つ「理由」は、いろいろありますよね。
でも、クレジットカードを持つ「理由」は考えても、持つカードの「基準」までは、それほど深く考えない人は少なくありません。
クレジットカードを持つのであれば、できる限りお得で使えるものを持ちたいと考えるのであれば、持つカードの「基準」が重要なのです。
ここでは、クレジットカードをお得に持つための基準(選び方)を説明していきます。
学生向けクレジットカードの選び方
クレジットカードの「基準」は、「用途に合った便利なもの」というのが第一です。
でも、それに加えて、「お得なもの」だった方が良いに決まっています。
まずは、クレジットカードの「お得な」特典をいくつか紹介しましょう。
年会費
「年会費無料」という特典は、クレジットカード選びの基本でしょう。
持っているだけで払わなければならない年会費は、ない方が良いに決まっています。
特に、初めて持つとなると、使い続けるかどうかも分からないので、できる限り余計なコストはかけない方が賢明です。
ただし、年会費無料でも、次のようにいくつかのパターンがありますので、気をつけなければいけません。
- 無条件で永年無料
- 一定期間は無料(初年度のみ、在学中のみ)
- 前年度利用実績があれば無料
- 決められた金額の利用実績があれば無料
海外旅行向き
クレジットカードを持つ理由が「海外旅行」という学生はたくさんいます。
そのため、学生向けのクレジットカードには、次のような「海外旅行向きの特典」が充実しているものが多いです。
- 海外旅行傷害保険が付帯
- 海外旅行のショッピング代金の一部をキャッシュバック
- 海外旅行のショッピング時のポイント付与率アップ
- 手荷物配送優待
保険・補償
海外旅行のところでも書いていますが、クレジットカードを持っているだけで保険が付帯するものもあります。
付帯する保険の代表的なものを紹介しましょう。
- 旅行傷害保険(国内、海外)
- 携行品補償
- ショッピング保険
- 不正使用補償
卒業後にも使える?
学生向けクレジットカードで忘れがちなのが、いろいろな特典が「学生の間だけ使える」場合があるという点です。
どんな特典が「学生の間だけ使える」のか、卒業後はどんな特典になるのかは、きちんと確認しておかなければいけません。
特に年会費などの手数料がかかるようになるものもありますので、注意しなければ無用なコストがかかることになります。
ポイント・マイル特典
「クレジットカードをお得に使う」という話をするとき、多くの人が「ポイント制度」を思い浮かべるのではないでしょうか?
それは、正解です。
クレジットカードは、ポイント制度をうまく利用することで、とてもお得に活用できるのです。
そして、ポイント制度を使いこなす上で重要なのが、「還元率」なんです。
「クレジットカードのお得さ=還元率の高さ」と言っても、あながち間違いではありません。
「還元率」は、「付与率」とは違う
ポイント制度の「還元率」を考えるに当たって注意したいのが、「還元率」と「付与率」の違いです。
クレジットカードを紹介するサイトや記事でも、混同して書かれていることがあるので仕方ありませんが、「還元率」と「付与率」を混同していると、思わぬ罠にはまります。
付与率
付与率というのは、クレジットカードをいくら使ったら、何ポイントもらえるか、という単純なものです。
例えば、利用金額1,000円ごとに5ポイント付与されるカードの付与率は、0.5%になります。
付与率 = 5ポイント ÷ 1,000円 × 100 = 0.5%
このカードは、利用金額の0.5%がポイントとして付与されるということですね。
つまり、「付与率」というのは、「利用金額に対する、もらえるポイントの割合」を示しているわけです。
当然、付与率が高ければ、ポイントが短期間でたくさん貯まることになります。
還元率
還元率は、付与率と、「何ポイントあたりに、何円もらえるのか」とで計算します。
上記の例と同じカードが、100ポイントで50円に換金できるとしましょう。すると、還元率は0.25%になります。
還元率 = 0.5% × (50円 ÷ 100ポイント)× 100 = 0.25%
これは、付与率に「ポイントに対する、もらえる金額の割合」をかけたものです。
付与率が、そもそも、「利用金額に対する、もらえるポイントの割合」です。
そのため、還元率というのは、「利用金額に対する、もらえる金額の割合」ということになりますね。
ポイント還元率からみる学生におすすめのクレジットカード
ポイント還元率は、利用金額のうちいくら戻ってくるかを表しています。もちろん、少ない金額でたくさん戻ってきた方がお得ですので、還元率が高ければ、それだけお得だと言えます。
ここからは、ポイント還元率をもとにして、学生におすすめできるクレジットカードを紹介します。
つまり、ここで紹介するのは、数多くのクレジットカードの中でも、比較的お得なクレジットカードと言えるものです。
ぜひ、参考にしてください。
エポスカード
ポイント還元率: 0.500%
マルイが発行しているクレジットカードです。
マルイのセール期間「マルコとマルオの7日間」に利用すると、10%割引を受けることができる人気のカードです。
一般カードですが、申し込み条件が「18歳以上(高校生を除く)」ですので学生でも取得でき、年会費永年無料ですので、持っていて損はないと思います。
国内の一般加盟店やマルイ各店で、200円ごとに1ポイント付与され、1,000ポイントで1,000円分の「VJAギフトカード」などに交換できます。
学生専用ライフカード
ポイント還元率:0.500%から0.666%
LIFEカードの学生専用カードです。在学中は年会費無料、海外旅行傷害保険は無料付帯、海外旅行でのショッピング利用額の5%キャッシュバックなど、海外旅行に強いカードです。また、誕生日月ポイント3倍など、ポイント付与率も高めな印象です。
国内の一般加盟店で、1,000円ごとに1ポイント付与され、1,000ポイント以上で「JCBギフトカード」などに交換できますが、交換ポイントによって換金率が違います。(1,000ポイントで5,000円、1,800ポイントで10,000円分、8,800ポイントで50,000円、15,000ポイントで100,000円分)
楽天カード
ポイント還元率:1.0000%
楽天市場で有名な楽天が発行するクレジットカードで、エポスカード同様、一般カードですが学生でも取得できます。年会費は無料で、いたるところで楽天スーパーポイントが付与されますので、楽天市場を使う人にとっては使いやすいカードと言えるでしょう。
国内の一般加盟店で、100円ごとに1ポイント付与され、ポイントは1ポイント=1円として楽天市場などでの割引に利用できます。なお、楽天市場でこのカードを利用すれば、100円で4ポイント付与されますので、付与率も還元率も最強と言えるかもしれません。
三井住友VISAデビュープラスカード
ポイント還元率: 1.0000%
三井住友VISAカードの学生向けクレジットカードです。18歳から25歳までの人であれば学生でも取得できます。初年度は年会費無料で、2年目以降も前年度の利用実績があれば利用料無料となります。次回の更新時には自動でプライムゴールドカードへ、その次の更新(30歳以上)ではゴールドカードへ自動で切り替わります。
国内の一般加盟店で、1,000円ごとに2ポイント付与され、200ポイントで、1,000円分の電子マネーiDへ交換(キャッシュバック)されますので、還元率はトップレベルと言えるでしょう。
JCB CARD EXTAGE
ポイント還元率: 0.5000%
JCBカードが発行する29歳以下限定のカードです。初回更新までは年会費無料で、海外旅行保険が利用付帯されています。JCBが東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーということで、貯めたポイント(2,600ポイント)をディズニーランドかディズニーシーのチケットと交換できます。
国内の一般加盟店で、1,000円ごとに1ポイント付与され、200ポイントで、1,000円分のnanacoポイントへ交換されます。
まとめ
クレジットカードを持つのであれば、「できるだけお得なカードを持ちたい」と思うのは当然です。しかし、ただ、それぞれの特典を漫然と確認していたのでは、どれがお得なのかがはっきりと分かりません。
そんなときに有効なのが、ここまでに紹介した「還元率」なのです。
「還元率」は利用した金額のどれくらいが戻ってくるのかを示すので、純粋な割引とも考えることができます。そのため、分かりやすくて比べやすい基準なのではないでしょうか?
もちろん、クレジットカードの用途によっては、還元率だけで選ぶと失敗することもあると思います。しかし、還元率で選んだことで後悔することはほとんどないでしょう。(年会費有料の場合は、話が違ってきます)
ぜひ一度、自分が持っている(選ぼうとしている)クレジットカードの還元率を確認して、どれくらいお得なのかを計算してみてください。
ここで「おすすめ」として紹介したカードの「還元率の高さ」に驚くかもしれませんよ。
成人を迎えた学生なら、親の同意は不要?学生がクレジットカードを作るには
クレジットカードを作るために「親の同意が必要だと作りにくい」という話はよく聞きます。
いまでは、多くの親の理解が進んでいるとはいえ、反対する親も少なくないでしょう。その場合は、申し込むことすらできません。
また、反対はしない親でも、必ず「理由」は聞いてくると思います。
「学業のため」や「留学のため」であれば、理解してくれるかもしれませんが、「遊びのため」「スマートで格好いいから」などという理由では、賛成してもらえる可能性はあまりありません。
そのため、「いちいち親へ説明するのが面倒」と思い、満20歳になってからクレジットカードを申し込もうと考えている人はいるでしょうか?
確かに、成人を迎えれば、学生であっても「親の同意」は不要になります。
しかし、だからといって、簡単にクレジットカードを作れるのかというと、じつはそうでもないんです。
クレジットカードの作成に「親の同意」が必要な理由や、不要な場合と比べた手順について、詳しく解説していきます。
学生がクレジットカードを作るには
学生がクレジットカードを作るためには、次のような条件があります。
- 18歳以上であること
- 中学生、高校生ではなく、学生であること
つまり、中学生や高校生でなければ、未成年(20歳未満)でも申し込むことができるということになります。
しかし、日本の法律(民法)では、成年と未成年では、まったく扱いが違います。そのため、クレジットカードの申し込み方法もその扱いが違っているのです。
成年と未成年の場合で違いがある。
民法第4条で規定されている「成年」というのは、満20歳以上の者のことで、満20歳に満たない者は「未成年」に当たります。
この2つのもっとも大きな違いと言えるのが、民法第5条第1項に規定されている「未成年者の法律行為」です。
未成年者の場合、法律行為を行うには「法定代理人の同意」を必要とします。もし、法定代理人の同意なしに法律行為が行われた場合は、その行為をあとからでも取り消す(なかったことにする)ことができるのです。
クレジットカードの契約も「法律行為」に含まれますので、「法定代理人の同意」を得ていない契約は取り消すことができるということになってしまします。つまり、クレジットカードの契約そのものがなかったことになり、カード会社は立て替えたお金を回収できなくなってしまうわけです。
そのため、未成年者がクレジットカードの契約を行う場合、必ず「親(法定代理人)の同意」が必要となっているのです。
具体的には、未成年者が申し込む場合の必要書類の中に「親権者の同意書」があり、そこに親の署名と捺印が必要になっています。
逆に、成年(満20歳以上)の場合は、「親の同意」が不要になっているクレジットカードが多いです。
しかし、あくまでも「親の同意が必要という明記がない」という程度ですので、気を付けなければいけません。
成年学生の申し込み
前述の民法第5条の部分だけ見れば、成年の場合「親の同意」は不要で、特別な手続きもなくカードを申し込めることになります。
しかし、学生がクレジットカードを申し込むとき、実際には成年でも「親の同意」「親への確認」が必要となることがあるんです。
成年でも親の同意を求められる場合がある
成年でも「親の同意」や「親の確認」が必要な場合は、「本人に収入がない」もしくは「本人の収入が不安定・少ない」ときです。
クレジットカード会社としても、学生にクレジットカードを持ってほしいと思っていても、立て替えたお金が回収できない「貸し倒れ」になるのはできる限り回避しなければいけません。
そのため、最悪の場合の保証として、親の同意をとっておくのです。そうすれば、本人が返済できなくなった場合、親に肩代わりしてもらえる可能性があるので、「貸し倒れ」のリスクを回避できます。
なお、「親の同意」をとって契約するということは、「親の信用でお金を借りる」ということになります。その結果、「親の同意」を得ると、限度額が上がるというありがたい副作用もあります。
親の同意が必要となる場合には
「親の同意」が必要な場合、手続きとして違っている部分を具体的に紹介しましょう。すべでのクレジットカードで同じとは限りませんが、一般的にはこれらの手続きが追加で必要となります。(場合によっては、収入証明などの書類も必要とすることもありますが、一般的ではありません)
申し込み時に親の連絡先などの記入事項
学生専用クレジットカードでは、申し込み時の必須入力項目に、「親の氏名」「親の住所」「親の連絡先(電話番号)」などの項目があります。
これらは前述の「親の信用でお金を借りる」ための第一歩で、親と実際に連絡がとれるかどうか、「ウソを吐いて親に隠してクレジットカードを作ろう」としていないかを確認するためのものです。
そのため、実際に連絡のとれる連絡先などでない場合は、審査に通りません。決してウソは吐かないようにしてください。
また、これらの親の情報(信用情報を参照するかどうかは一概に言えません)は、親の信用で本人の信用を補完するためにも使われますので、ウソを吐くのは逆効果にしかならないでしょう。
審査時に意思確認の連絡
実際に存在する住所や電話番号だとして、それが本当に親につながる連絡先かどうかは、第三者には分かりません。
そのため、カード会社から親の連絡先へ確認の電話がかかる場合があります。
これは、ただつながるかどうかだけではなく、本人がクレジットカードを作ることに、親が同意しているかどうかの意思確認です。この確認がしっかりできていないと、いざという時に肩代わりしてもらうことはできません。
つまり、高い確率で親に意思確認の連絡が行くことは覚悟しておいた方が良いでしょう。
もし、ここできちんと意思確認できなければ、高い確率で審査に落ちると思われます。
当然ですが、この電話に対して身代わりなどで対応してもバレます。もしそんなことをすれば、ただ審査に落ちるだけではなく、「不正をしてクレジットカードを得ようとした」として、そのカード会社のクレジットカードを取得することがとても難しくなるでしょう。
まとめ
未成年者がクレジットカードを作成するには、必ず「親の同意」が必要です。これは、法律の問題もありますので、避けようがありません。
しかし、満20歳以上の成年であっても、学生の場合は「親の同意」が必要なことがあります。特に、収入がない人や、収入があっても少ない人は、ほぼ必ず必要だと思って間違いありません。
具体的には、親の連絡先を報告するだけではなく、「親がクレジットカード作成を認めていること」の確認の電話も行われることがあります。
そのため、必ず親には話をしておかなければいけません。
クレジットカードは、商品を立て替えで購入できるものです。つまり、信用でお金を借りる借金です。そのため、借りたお金を返せない人は使うことができません。
そのため、本来であれば、収入のない学生がクレジットカードを持つことができるというのは、とても希なことです。その希なことを実現させているのが、なによりも「親の信用」が大きいということなのです。
クレジットカードを作るために「親への説明」が面倒で、こっそり作りたい気持ちは分かります。しかし、いざという時に助けてくれるのは、親しかいません。そのため、隠し事をすることなく正直に話すことをおすすめします。
「親の同意」というのは、「信用」のない学生がクレジットカードという信用を得るための、唯一もっとも効果のある方法なのです。
学生がクレジットカードを作る前に知っておきたい、クレジットカード発行にかかる日数
「急に海外旅行へ行くことになった」 「海外留学を準備していたが、クレジットカードを作り忘れていた」 「今度のデートはクレジットカードでスマートにしたい」
急にクレジットカードが必要になることは、学生でもあるでしょう。
ただ、学生の場合、「クレジットカードを手に入れるまでに何日かかるのか」が分からない人は少なくないかもしれません。
ここでは、一般のカードや学生専用クレジットカードの発行日について詳しく解説します。また、学生が最短でクレジットカードを取得できる、おすすめのカードを紹介しましょう。
クレジットカード発行までの流れには、いくつかの種類がある
クレジットカードを「申し込んでから発行されるまで」の流れには、発行日数の違いでいくつかの種類がありますので、それぞれの手順にかかる時間も合わせて紹介します。
通常の発行の流れ
ほとんどのクレジットカードは、次のような流れで発行されます。
- Webサイトからの申し込み:すぐ
取得したいクレジットカードのWebサイトの申し込みページで、必要事項を正確に入力します。「氏名」「年齢」はもちろん、「学校名」「口座情報」など、以下のような情報を入力するのが一般的です。
- 学校名
- 学年
- 卒業(予定)年月
- 現住所と電話番号
- 実家の住所と電話番号
- 引き落とし用の銀行口座の口座情報
- 年収(アルバイトをしていなければ0円)
- 他社からの借入額
- 国際ブランドの種類(JCBやVISA、MasterCardなど)
-
メールアドレス
-
申込書類への押印と書類発送~カード会社へ到着:3日程度
申込書のファイルをダウンロードします。
申込書には、1.で入力した内容が記入されていますので、内容を確認しておきましょう。
問題なければ、印刷して、引き落とし口座の届出印を押印します。
その後、押印した申込書類と本人確認書類(運転免許証や保険証のコピーなど)を同封して、指定の住所へ発送することで、申し込み完了です。
届出印や本人確認書類の準備ができていれば、それほど時間のかかるものではありません。ただし、申込書を郵送しますので、カード会社へ届くまでに3日ほどかかります。
- 審査:1週間程度
カード会社にて、申込書の記入内容や本人のクレヒス(クレジットヒストリー:取引履歴)をもとに審査が行われます。また、並行して申し込みの確認電話(本人あて、実家あて)や、在籍確認の電話(アルバイト先あて)が行われる場合が多いです。
- カード発行~到着:3営業日程度
審査で問題なければカードが発行され、登録している自宅住所へカードが郵送されます。このとき、必ず「書留」で送られ、本人以外は受け取れませんので、注意が必要です。
以上のように、一般的なクレジットカードが発行されて自宅に届くまでの日数は、おおよそ2週間程度です。
申し込みや受け取りのタイミングがうまくいかなければ、3週間から1ヶ月かかることもありますので、時間のあるときに申し込まなければいけません。
ただ、この手順には、ほとんどすべてのカードが対応しており、カードの選択肢が多くなっていますので、自分に合った最適なクレジットカードを選ぶことができます。
スピード発行とは
一般的な発行日数の半分程度の、3営業日から1週間で発行されるのが、「スピード発行」です。
対応しているクレジットカードの数は多くないですが、知名度の高いカードも対応していますので、目にする機会は多いかもしれません。
一般的なカードと「どこが違うのか」、「なぜ早いのか」を中心に説明しましょう。
- Webサイトからの申し込み:すぐ
一般的なカードとほとんど同じです。ただし、以下の2点が違っています。
- 本人確認書類の写真を、Webサイト上のフォームもしくはメールで送付する
-
引き落とし口座の銀行はインターネットバンクの口座を設定する。(指定された銀行の中から選んで利用する必要があります)
-
審査:即日から3営業日程度
一般的なカードと違い、インターネット上ですべての情報を送付するため、申し込んだらすぐに審査が始まります。このときに申し込み確認や在籍確認が行われるのは、同じです。
審査は、即日から3営業日で行われ、メールで審査結果が送られます。
ただし、営業日に審査されますので、審査中に土日や祝日などの休日があると、休日の分だけ審査結果の連絡が遅くなります。
- カード発行~到着:3営業日程度
この手順は一般カードと同じです。審査に通過した時点でカードが発行され、登録住所へ書留で郵送されます。
「スピード発行」は、インターネットを使うことで郵送を減らし、3日から1週間程度でカードを受け取ることができるようになっています。ただし、手続自体は営業日に行われますので、申込日に注意しなければ、時間がかかってしまう場合があります。
即日発行とは
申し込んだ当日にカードが発行されて、すぐに使えるようになるクレジットカードです。
急にクレジットカードが必要になったときに役に立つかもしれませんが、対応しているカードが限られており、対応していても人によっては即日発行が難しい場合もあります。
これまでと同じように、詳しく見ていきましょう。
- Webサイトからの申し込み:すぐ
入力方法や入力内容は、ここまでのものとほぼ同じです。ただし、以下の点が違っています。
- 銀行口座の情報が入力不要な場合があります
-
本人確認書類を送付せず、どんな書類を利用するのかを選択するだけです。
-
審査:30分から数時間程度
スピード発行と同様に、申し込んだらすぐに審査が始まります。なお、このときに申し込み確認や在籍確認が行われることも同じです。
審査結果は、1.で登録したメールアドレスへ送られます。
- カード発行~受け取り:30分から数時間程度
即日発行の肝が、この手順です。
審査通過のメールを受け取ったら、そのメールと銀行のキャッシュカード、届出印と本人確認書類を持って、店頭窓口へ出向きます。
そこでメールを提示して、本人確認書類の提出や銀行口座の設定などを行い、カードを発行してもらいます。
窓口の混み具合によっては数時間待つこともありますので、ある程度時間に余裕を持っておきましょう。
Webサイトから申し込んで、審査通過後にカードを受け取りに行くことで、郵送が必要なく、即日発行が可能になっています。
もし、利用したいクレジットカードが即日発行に対応していれば、とても魅力的なサービスでしょう。
ただし、店頭窓口は限られていますし、営業時間も決まっています。また、営業時間内に窓口に着いたとしても、混み具合によってはカード発行が翌営業日になる場合もあります。
そのため、申し込みのタイミングや窓口に行く時間などには、注意が必要です。
学生専用クレジットカードは、即日発行できない
年齢が30歳未満限定、学生限定で取得できる「学生専用クレジットカード」は、とてもお得に使えますので、学生にはおすすめできる場合が多いです。
しかし、学生専用クレジットカードは、ここまでに説明してきたクレジットカードよりも、発行日数という点では少し厳しくなっています。
違いを説明しましょう
即日発行
学生専用のクレジットカードには、残念ながら、「即日発行」に対応したクレジットカードはありません。
どうしても即日発行が必要な場合は、学生でも持てる一般カードの中から探すことになるでしょう。
スピード発行
「スピード発行」のカードであれば、学生専用クレジットカードの中にも存在しています。
具体的におすすめできるカードをいくつか紹介しましょう。
三井住友VISAカード デビュープラス
三井住友VISAカードが発行している、18歳から25歳までの年齢制限のあるクレジットカードで、ほぼ「学生専用クレジットカード」と言えるカードです。
初年度年会費無料、次回更新時に「プライムゴールドカード」へ自動更新するといった特典があるカードで、最短3営業日で発行されるのも利点の1つです。
MUFGカード・イニシャルカード
高校生を除く18歳から29歳までの学生が申し込めるクレジットカードで、在学中は年会費無料となっています。(社会人でも申し込めますが、年会費無料には条件があります)
また、海外旅行保険が自動付帯で、海外旅行時に日本語でサポートを受けられる「ハローデスク」サービスなどの特典も充実しています。
なによりのポイントは、国際ブランドがMasterCardであれば、最短で翌営業日発行になっていることでしょう。学生専用クレジットカードの中では、最短発行と言えるかもしれません。
MUFGカード・イニシャル・アメリカン・エキスプレス・カード
MUFGカード・イニシャルカードの国際ブランドがAMEXのものです。
基本的には「MUFGカード・イニシャル」と同じですが、それらに加えてAMEXの強みである海外旅行での「アメリカン・エキスプレス・セレクト」という優待特典が使えます。
残念ながら、最短3営業日で発行となっていますが、学生専用クレジットカードとしては十分に短い発行日数です。
まとめ
クレジットカードが使えるようになるためには、ほとんどの場合は2週間から3週間程度かかります。
特に学生専用クレジットカードでは、「即日発行」というカードはありません。
しかし、1週間程度の時間があるのであれば、「スピード発行」可能な学生専用カードはありますので、それらを選ぶことで、早くかつお得なカードを入手できるでしょう。
もちろん、十分に時間的な余裕を持っていた方が、よりお得な学生専用クレジットカードを探すことができますので、基本的にはそちらをおすすめします。
しかし、「早く欲しい」という点を考慮するならば、ここで紹介した3つのカードの中から選んでもらうことで、後悔は少ないと思います。
ぜひ一度検討してみてください。
「学生でもクレジットカードは作れる!」その理由と意義とは?
「クレジットカードは、学生でも作れます!」といったコピーを、Web広告やチラシで見たことがある人も多いでしょう。
詐欺のような怪しい広告も多いですし、「収入のない学生が作れるわけもない」と、無視してしまう人も多いかもしれません。
けれど、「学生でも作れます」というのは本当の話で、「学生向けクレジットカード」というものもあるくらいなんです。
また、私は、クレジットカードは「学生だからこそ持つべき」だと思っています。
それはなぜか?
学生がクレジットカードを取れる理由と、私がおすすめする訳について、詳しく説明していきましょう。
学生でも取れる「学生向けのクレジットカード」って、どんなカードなの?
そもそも、「学生向けのクレジットカード」がどんなものなのだか分からない人もいるかもしれません。
まずは、そこから整理していきましょう。
学生が申し込めるような条件になっている
クレジットカードは、誰でも申し込めるわけではありません。
「クレジットカードを使う」というのは、商品代金を立て替えてもらうということです。そのため、カード会社が、立て替えたお金をきちんと返す、「信用できそうな人」にしか申し込みできないようにするのは当然のことでしょう。
そこで、一般的なクレジットカードでは、「20歳以上で安定した収入がある人」が申し込み可能な人になっています。「責任の取れる大人」で「返済できる収入がある」人ということですね。
しかし、学生向けクレジットカードの場合、この条件が以下のようになっています。
- 年齢が、満18歳以上で満25歳から満30歳程度以下であること
- 学生であること
この条件のポイントは、「収入について明記されていない」というところです。
多くの学生は、収入が安定していなかったり少なかったりしますし、収入がないこともあります。そのため、学生向けクレジットカードでは、その点が考慮されているわけです。
「学生であること」ということ
前述しているように、学生向けクレジットカードの条件には、「学生であること」というものがあります。そんな条件のあるカードは、学生でなければ取れない特別なものです。そのため、できれば学生の間に取得しておくべきたいカードです。
しかし、「学生」という条件を具体的に理解している人は、案外少なく、申し込めると思っても実は無理だということもあります。そのため、「自分は申し込めるのか?」と不安に思う人もいるでしょう。
以下に、学生向けクレジットカードを持てるのかどうかを、主な学校ごとにまとめました。
学生 |
クレジットカードを 取れるか |
備考 |
大学生 |
可能 |
年齢制限によっては取れない場合があります |
大学院生 |
可能 |
年齢制限によっては取れない場合があります |
専門学校生 |
可能 |
年齢制限によっては取れない場合があります |
短大生 |
可能 |
年齢制限によっては取れない場合があります |
高校生 |
不可 |
学生ではないため、申し込めません |
高専生 |
可能 |
年齢制限によっては取れない場合があります |
中学生 |
不可 |
学生ではないため、申し込めません |
社会人入学や 放送大学 |
不可 |
学生と認められません |
ポイントは、中学生や高校生が、年齢制限ではなく、「学生ではないため」申し込めないというところです。
実は、「学生」というのは、大学や短大、高専などの高等教育機関に通う人のことを指します。そして、中学校や高校は、中等教育機関に属していますので、そこに通う人は学生ではなく「生徒」と呼ばれるのです。(ちなみに、小学生は「児童」です)
だから、中学や高校に通っている人は「学生であること」という条件に合致せず、申し込むことができないわけです。
カード会社が積極的に発行したい(「学生に持って欲しい」と思っている)
一般的には、クレジットカードを申し込める人の条件として「返済できる収入がある」というものがあると前述しました。
でも、学生向けのクレジットカードには、その保証である収入の条件がありません。
それは、カード会社が「そこまでしてでも」、学生に持って欲しいと思っている(囲い込みたい)理由があるからなのです。
カード会社には、「ファーストカード(始めて持ったカード)は一生使う」というジンクスがあります。
学生にカードを作ってもらえば、それは、ほぼファーストカードになりますので、ジンクス通りだとすれば、その後数十年使ってくれる顧客になります。
また、ジンクスが本当ではなくても、学生の頃からカードを使う習慣ができれば、大人になってもカードを使い続ける場合が多いため、カード市場の顧客を増やすという点でも十分に意味があります。
つまり、学生向けクレジットカードというのは、カード会社が顧客を増やすために、できるだけ発行したいカードなのです。
※もちろん、カード会社も無条件で貸し倒れ(貸したお金が返ってこない)のリスクを受け入れることはありません。そのため、収入の条件がない学生向けクレジットカードは、限度額が、一般的なクレジットカードよりも低くなっています。
学生向けクレジットカードは、学生だからこそ取りやすい!
ここまでの説明で分かる通り、学生向けクレジットカードは、カード会社が「学生」に持って欲しいと思っている、「学生」が申し込みやすい条件が設定されたカードなのです。
そのため、「学生でも取れるの?」ではなく、「学生だから取れる」有利なカードだと言えるでしょう。
なぜ学生の頃からクレジットカードを持つのか? 意義とメリット
いくらカード会社が工夫して取りやすくしても、学生が持つ意義がなければ、誰も申し込むことはありません。
また、周囲の大人の中には、「クレジットカードなんて、社会人になってからで十分」という人は少なくないでしょう。
でも、冒頭に「学生だからこそ持つべき」と書いた通り、私は学生の頃からクレジットカードを持った方が良いと考えています。
なぜなら、学生の頃からクレジットカードを持つことで、以下のような意義やメリットがあるからです。
- クレヒス(クレジットヒストリー:利用履歴)を蓄積できる
- 収入がなくてもクレジットカードが持てる
- 学生ならではの特典がある
それぞれ、簡単に説明しましょう。
クレヒスを蓄積できる
クレジットカードというのは商品代金を立て替えてもらうわけですから、お金を借りているのと同じです。それを、毎月の支払いで返済することになります。
クレヒスというのは、そんなクレジットカードの利用と返済の履歴のことです。もう少し広い意味では、お金を借りて返済したというお金に関する履歴のことになります。
つまり、この履歴を見れば、その人が「きちんとお金を返す人」か「お金をなかなか返さない人」か、という「経済的な信用度」が一目で分かるようになっているわけです。
そのため、新たなクレジットカードの取得や更新、限度額の増額、銀行で住宅ローンを借りるときなどの審査で、クレヒスは重要な基準の1つになっています。(信用できない人に、お金は貸せませんよね?)
そして、クレヒスは、毎月確実に返済していくことでしか蓄積できません。つまり、学生の頃からクレジットカードを使い始めれば、誰よりも多くクレヒスを蓄積でき、自分の「信用度」を高めることができるのです。
収入がなくてもクレジットカードを持てる
学生の間はあまり意識しないかもしれませんが、この点はとても大きなメリットです。
一般的なカードの申し込みには、「安定した収入」が必要だと説明しました。
具体的には、「半年程度以上の勤続年数」がなければ、「安定している」と解釈されないことが多いのです。
つまり、「社会人になってからクレジットカードを取る」には、入社半年間は審査に落ちる可能性が高いと言えるわけです。
特に自営業や契約社員で短期の派遣を繰り返すような不安定な職業の場合は、どれだけ勤続年数があっても、審査に落ちるリスクはそれなりにあります。
学生の間に学生向けクレジットカードを取るなら、その点を意識する必要がありません。
学生ならではの特典
ここまでの2つのメリットだけでも、学生がクレジットカードを持つ意義は十分にあると思います。
でも、学生向けクレジットカードには、学生だけがお得になる特典が満載なんです。
むしろ、これらの特典を得るためだけにクレジットカードを持つ人の方が多いかもしれません。
代表的な特典を紹介しましょう。
年会費
一般会員なら2,000円から5,000円程度かかる年会費が、学生の場合は無料になります。持っているだけではコストがかかりませんので、学生がクレジットカードを持つにあたっての敷居を大きく下げてくれる特典です。
ポイント特典
学生の間はポイント付与率が上がる(1.5倍や2倍など)ものです。
つまり、学生の間は余分に割引をしてもらえるようなものですので、とてもお得です。
海外旅行保険保障
海外旅行傷害保険は、海外旅行時の事故や病気などを保障してくれるものです。
空港で契約すると、短期間の旅行でも5,000円や10,000円程度はかかりますので、それが無料で付帯されるのは、とてもお得で心強いのではないでしょうか?
クレジットカードは、学生だからこそ取りやすくて、お得なんです。
インターネットでは「クレジットカードの審査に通らない」という記事を多く目にします。そのため、クレジットカードは取りにくいものだと思われがちです。収入がない学生であれば、なおさらそう思うでしょう。
しかし、ここまでに説明した通り、クレジットカードは「学生だからこそ取れる」ものなんです。
また、学生だからこそ、クレジットカードを持つことに意義があり、よりお得に使えます。
これから学生になる人や、学生だけどカードを持っていない人は、ぜひクレジットカードを活用して、将来への備えとお得な学生生活を得るチャンスを、逃さないようにして欲しいと思います。
学生がクレジットカードを持つともらえる特典とは?
学生がクレジットカードを作る理由ってなんでしょうか?
海外旅行やネットショッピングなど、必要に迫られて作ることも多いかもしれません。
しかし、どうしても作るのではなく、「お得だから」作る人もいます。
続きを読む学生のクレジットカード限度額とは?意外にすぐに来てしまう学生のカード限度額について
クレジットカードには、「限度額」があるのは知ってますよね。
学生向けのクレジットカードにも当然設定されていますし、むしろ学生向けだからこそ低めに設定されています。
ただ、そのために、月の途中でクレジットカードが使えなくなった経験がある人も少なくないかもしれません。
そうなってしまっては、クレジットカードで受けている数多くの特典は受けられませんし、何よりも利便性が失われてしまいます。
そのため、自分が使える範囲(=限度額)をしっかりと理解しておくことは、とても重要です。
でも、理解した上で足らなくなることもあるでしょう。
ここでは、クレジットカードの限度額の説明と、その増やし方を詳しく解説します。
続きを読む京王線ユーザー必見!京王線が車内で広告する黒いクレジットカード「京王パスポートPASMOカードVISA」は今までと何が違うのか
京王線沿線には、明治大学・日本大学・東京外国語大学・電気通信大学、
京王井の頭線も含めると、東京大学・学習院大学・成蹊大学など、非常に多くの大学が隣接しています。
そのため京王線を利用して通学しているという学生さんは、かなり多いですよね。
最近の京王線に乗っていると、気になるのは「この広告」ではないですか?
京王グループが2017年3月に「京王パスポートPASMOカードVISA」を発行!
そう、この広告。
京王線の車内や、駅のホームなど至る所で見ると思います。
これ、実は京王グループが、2017年3月に新しく発行するクレジットカードの広告なんです。
しかし、それにしても京王線がこれだけの広告を打つというのは、なかなかないですよね。
このカードには何か特別なところがあるのでしょうか?
ということで、このカードが今までのカードと何が違うのか紹介致します。
続きを読む絶望的な金欠!学生が急に「お金を用意する方法」まとめ。まずは学生ローン?いや、クレジットカードのキャッシングが使えるんです!
「先輩に飲みに誘われた」 「参考書が想定より高かった」 「プラチナチケットが予約できたが、手持ちのお金がない」 「今月はアルバイトが少なくて、家賃が払えない」
理由はいろいろありますが、学生だからこそ、急にお金が必要になることはあるでしょう。
なにより、収入が少ない分、社会人よりも足らなくなってしまうことが多いと思います。
そんなときにすぐに思い浮かぶ対策は、「学生ローン」でお金を借りるという方法でしょうか?
でもじつは、そんなときにも、いま持っているクレジットカードが活用できるんです。詳しく解説しましょう。
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