学生が北日本銀行のクレジットカードを申込む前に知ってほしいこと
地元の銀行だから安心?還元率は気にしない?まずはきちんと調べてみましょう。
銀行系カードとその他クレジットカードの違い。学生さん必見!北日本銀行のクレジットカードを申込む前に知って欲しいことをまとめてみました。
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学生が北日本銀行の窓口で申込むカードがおすすめじゃない理由
北日本銀行の窓口で申込むカードは決しておすすめではありません。盛岡市に本店を持つ北日本銀行は地元密着型の信頼できる大手銀行ですが、クレジットカードを作る場合に着目するポイントは信頼性だけでは不十分です。
クレジットカードは還元率やポイント制度が大きな魅力のひとつです。また学生であれば、よく利用するお店で特典が受けられることも判断基準のひとつに加えたいところです。
収入の少ない学生にとっては信頼性の他に、どの程度の金額が還元されるのか、また貯まったポイントが有効活用できるのかを考慮したいところです。
学生だから北日本銀行の「口座がある」=「クレジットカードのお得さ」ではない
初めてクレジットカードを持つ方は、安心感や手続きの手軽さから、すでに口座を持っている銀行のクレジットカードを作ろうとする場合が多いかと思います。
銀行系クレジットカードはキャッシュカード一体型クレジットカードなので、財布がかさばらないのも魅力のひとつですね。しかしクレジットカードの魅力はその還元率にあります。
銀行系カードの還元率は平均0.5%。他のクレジットカードの還元率よりも下回ることが多いのです。手軽さだけではなく他の特典もよく調べた方が良いでしょう。
学生は北日本銀行のような大手銀行だから安心!という理由で選んでもNGです
北日本銀行は東北地方の大手銀行なので、地元の方には信頼感があることでしょう。しかし他のカード会社に比べて還元率の低さやサービスの少なさが気になります。
北日本銀行が発行するW-Linkカードには「ひまわりポイント」というポイント制度がありますが、これは個人向けローン金利引下げや、定期預金金利優遇といった一般人を対象としたサービスなので、決して学生向けとは言えません。
また無条件で年会費無料のカードが多い中、基本的に1,250円の年会費がかかる北日本銀行のクレジットカードは決してサービスが良い方ではないでしょう(条件によって年会費は無料となります)。
北日本銀行でも学生が作れるクレジットカード
どうしても安定した銀行系カードが良いという方のために、北日本銀行でも作れるクレジットカードを確認しておきましょう。
他社のクレジットカードには銀行系のカードには無いサービスがたくさんありますが、あえて同じ項目を比較するだけでも、その違いが良くわかることでしょう。
昨今のクレジットカードの利点を余すことなく活用するために、知識を増やすことはとても大切なことです。
W-Linkカード
北日本銀行で発行できるキャッシュカード一体型クレジットカード。還元率は0.5%。IC対応ATM・IC非対応の両方に対応。また磁気ストライプもついているため全国の金融機関ATMで利用できる汎用性の高いカード。
年会費 :1,250円。ただし初年度は無料。二年目以降はショッピング利用額が年間 10 万円以上、または携帯電話の引き落としが1円以上あるなど、一定の条件を満たせば年会費無料。
申込資格:北日本銀行に口座を持つこと。満20歳以上で安定した収入のある国内在住の個人。収入はパート・アルバイトも可。
入会特典:特になし
メリット:北日本銀行の口座取引をポイントに換算して金利や手数料の引き下げに充てる「ひまわりポイント制度」が利用できる。
学生が北日本銀行以外のクレジットカードを選ぶ時のおすすめポイントと注意点
クレジットカードはそれこそ多くの会社が発行していますし、カードによって色んなメリット、デメリットがあります。気を付けたいのは、それが学生にとって利用価値の高いものであるかどうか。
いかにもお得なポイントとして書いてあっても、実はサラリーマン向けかもしれませんし、スーパーによく出向く主婦を対象としたものかもしれません。
学生が注目すべきポイントは、まずは金額的なお得感、良く利用する施設で使えるかどうか等。そのクレジットカードを作ることで、どの程度の利益を得られるのか見極めましょう。
学生なら年会費無料 or 学生専用カードのクレジットカードを選ぼう
学生向けカードの良さについてまとめてみました。主な収入源がアルバイトと仕送りという学生には、やはり年会費無料のカードがおススメです。
エポスカードは年会費永年無料、学生専用ライフカードは卒業しても年会費無料のライフカードとして継続利用できます。また長期休暇や卒業旅行などで海外旅行に行く機会が多い学生には、海外旅行傷害保険が自動付帯のものや、海外ショッピングで高いポイントが付くものを選ぶとお得です。
また急なコンパや参考資料の購入などでお金が必要になった場合、最短3日程度で発行できる三井住友VISAデビュープラスカードなども便利ですね。
学生がよく利用する店舗はどこ?クレジットカード会社の優待店舗から探してみよう
学生にとってスマホやパソコンでのネットショッピングは生活の一部と言っても良いでしょう。Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどで買い物をするときにポイントが倍以上たまるポイントアップモールをご存知ですか?
エポスカードや三井住友VISAカードなどはネット社会に生きる学生におススメの1枚です。
またJCB CARD Wではセブンイレブンで3倍、スターバックスでは5倍以上のポイントが付きますから、家や学校の近くにお店がある学生にはとてもお得なカードですね。
学生はクレジットカードを申込時はキャッシング枠は0、リボ払いは未設定にしておこう
クレジットカードがキャッシュカードと大きく違う点は、キャッシングができる点です。銀行から引き出すのと同じ感覚でお金が引き出せるキャッシング機能ですが、利息が高い上に返済期日を過ぎると遅延損害金が発生します。
また滞納した情報が記録に残るため、他のクレジットカードを作る場合や将来ローンを組む際の審査に通らなくなる可能性もあります。返済が一定金額となるリボ払いも便利なように見えますが、その安心感からカードローンをやめられなくなるというデメリットも存在します。
学生が必要とするお金の大半は親が出している場合がほとんどでしょう。ご自身が責任をもって返せないうちはキャッシング枠は0、リボ払いも未設定にしておくことをおススメします。
学生だとクレジットカードの管理が不安?利用明細が見られても大丈夫なら親の家族カードから慣れよう
クレジットカードは不安、浪費しそうで怖いという方は、まずは親の家族カードから始めましょう。家族カードなら親の方へ利用明細が送られてきますから、親に毎月のチェックをお願いすることができます。
親のカードとほぼ同じ特典を受けられることが多く、年会費も無料か割安の場合が多いようです。またポイントも合算できるので、親子で個別に持つよりも断然お得ですね。引き落としが同一の口座となるため親の管理が厳しくなるかもしれませんが、ここでお金の使い方をきちんと学び、社会人になってから自分の口座でクレジットカードを作るというのも賢明な方法でしょう。