学生がソニー銀行のクレジットカードを申し込む前に知ってほしいこと
ソニー銀行は、個人のために金融商品やサービスを提供するインターネット銀行です。
取り扱い商品は幅広く、顧客満足度も毎年上位にランクインしています。
そんなソニー銀行のカードについて特徴、メリット、デメリット等を調べてみました。
ソニー銀行の窓口で申し込むカードがおすすめじゃない理由
ソニー銀行で申し込みできるカードには、デビットカードのSony Bank WALLETとクレジットカードのソニーカードゴールド、ソニーカード クラシックがあります。
クレジットカードのソニーカードはソニー銀行と三井住友カードとの提携カードです。
発行元は三井住友カードです。
一般的な三井住友カードと同様、年会費がかかってきます。
「すでに口座があるから」=「クレジットカードのお得さ」ではない
ソニー銀行に口座を作った場合、銀行関係のクレジットカードとして選べるのはソニーカードのゴールドか、クラシックになります。
これらのカードは年会費がかかります。
ゴールドカードは10,800円、クラシックカードは1,350円です。
(どちらも初年度は年会費無料)
2年目以降も年会費無料のクレジットカードが多い中、負担感がありますね。
国際ブランドもVISAしかありません。
昨今、国際ブランドをVISA、Mastercard、JCBと3種類から選べるクレジットカードが多い中、バリエーションも少なくなっています。
大手銀行だから安心!という理由で選んでもNGです
ソニーカードの場合、ソニー銀行のカードというよりもソニー製品を購入するとお得になるカードと考えらえます。
ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」でのカード利用で3%割引になる他、銀座ソニービル内の店舗での利用なら10%割引になります。
カードご利用金額に応じてクレジットポイントも貯まり、貯まったポイントは各種景品と交換できる他、三井住友カードのワールドプレゼント1ポイントにつきソニーポイント5ポイントに交換することが可能です。
ソニーストアでのお買い物が好きな方にはお得なカードです。
ソニー銀行でも学生が作れるクレジットカード
さて、ここでソニー銀行でつくれる一般的なクレジットカード「ソニーカード クラシック」について内容を確認しておきましょう。
現在のソニーカードは2014年2月より発行開始された4代目で三井住友カードが発行元のソニー銀行提携カードです。
他社で人気のあるクレジットカードと同じ項目で比較してみると特徴がわかりやすいと思います。
ソニーカード クラシック
ソニーカードクラシックの特徴についてここで説明します。
- 年会費:1,350円(税込)※初年度無料
- 申込資格:満18歳以上で安定した収入がある人
※高校生不可・未成年は保護者同意が必要 - 国際ブランド: VISA
- ポイント還元率:0.5%
- 入会特典:期間限定キャンペーンあり。指定期間中にソニーカードへ新規入会し、指定期間中に合計35,000円(消費税含む)以上利用すること。
その金額がソニー銀行の口座から引き落とされること。
指定時期時点でソニーカードの引落口座をソニー銀行にしていること。
これらのすべての条件を満たすと現金7,000円がソニー銀行の口座に振り込まれる。 - メリット:ソニーの公式通販サイト「ソニーストア」で、いつでも3%オフが適用。
レストランやジュエリーストアが入っている銀座ソニービルで、カードを使うと10%オフが適用。
楽天カード
つぎは、クレジットカード保有率1位の楽天カード(全国の10代~50代以上の男女1万798人を対象としたインターネット調査(「My Voice」のアンケート)による。
調査期間は2018年1月1日~5日。)について説明します。
- 年会費 :永年無料
- 申込資格:満18歳以上の方(主婦、アルバイト、パート、学生も可) ※高校生は除く
- 国際ブランド: VISA、Mastercard、JCB
- ポイント還元率:1% 楽天市場で利用すれば還元率は4%まで上がる。
ANAマイル交換と相性よく、マイル還元率0.5%~2.0% - 入会特典:8,000ポイントプレゼント(8,000円相当)
内訳
新規入会特典:2,000ポイントカード
初回利用特典:6,000ポイント
楽天Edy機能付帯カードを選択すると、500円分のEdyチャージ付
ディズニーデザインを選択すると、抽選で3,000名にディズニーデザイン限定タンブラープレゼント(期間限定キャンペーン) - メリット:楽天カードで楽天市場の支払いをするとポイント最大4倍
Rポイントマークのあるお店でポイントが貯まって使える。
通常の券面デザインに加え、FCバルセロナデザイン、楽天イーグルスデザイン、お買いものパンダデザイン、ディズニー・デザインも選べる。
学生がソニー銀行以外のカードを選ぶ時のおすすめポイントと注意点
ソニーカードと楽天カードを比べてみると、ソニーカードはソニー製品を購入するにはお得ですがそれ以外では、楽天カードの方がお得感ありますね。
また、学生がソニーカードをつくるのは、申込資格に安定した収入がある人とあるので、同じ職場で続けてアルバイトをしていないと難しいかもしれません。
学生の方は、学生用のクレジットカードもありますので、ソニー銀行で口座を作ったからと提携クレジットカードにこだわらず、他のクレジットカードにも目を向けてみるといいかもしれません。
年会費無料 or 学生専用カードを選ぼう
学生におすすめのカードを紹介します。
- 三井住友VISAカード(デビュープラス) 18~25歳までの学生(高校生除く) 年会費初年度無料、2年目以降1,350円(税込)(年1回以上の使用で次年度無料)
- JCBCARD W
18~39歳限定 年会費永年無料 - VIASOカード
18歳以上 年会費永年無料 - 三井住友VISAクラシックカード(学生)
18歳以上(高校生除く)年会費初年度無料、
2年目以降1,350円(税込)ただし、在学中はずっと年会費無料 - 学生専用ライフカード 18~25歳までの学生 年会費永年無料
- 楽天カード 18歳以上 年会費永年無料
よく利用する店舗はどこ?優待店舗から探してみよう
よく利用する店舗等が優待されるできるカードを選べばさらにお得です。
USJによく行くなら、三井住友VISAカード(デビュープラス)、三井住友VISAクラシックカード(学生)を選ぶといいでしょう。
USJの1デイ・スタジオ・パスで三井住友VISA会員限定割引が受けられます。
また、東急ハンズ・大丸百貨店などで利用するとポイント3倍になります。
JCB CARD Wは、Amazonやセブンイレブンでの利用でポイント3倍。
ポイントモール「OkiDokiランド」経由でお買い物するとポイント最大20倍になります。
VIASOカードは、ケータイ料金をカード払いにするとポイント2倍です。1年分のポイントが自動でキャッシュバックされるのでポイントの失効率0%です。
また、選手に直接会うなど、Jリーグの体験企画に応募できます。学生専用ライフカードは、海外でカード利用すると、5%がキャッシュバックされます。
ケータイ料金の支払いをカードにすると、毎月10人に1人の確率でAmazonギフト券500円分が当たります。
申込時はキャッシング枠は0、リボ払いは未設定にしておこう
申込時は、キャッシング枠は0円、リボ払いはなるべく1回の支払金額が高くなるように設定しましょう。その方が審査が通りやすくなります。
それに、学生の方には、キャッシングやリボ払いはおすすめできません。
金利が高く返済金額が高額になってしまいます。
せっかくポイントや優待価格で得をしても、得になった分以上の高額の金利を払っていては、お得でなくなってしまいますね。
クレジットカード使うときは1回払いで払える範囲の買い物におさえましょう。
その点では、デビットカードがおすすめです。
管理が不安?デビットカードでキャッシュレスに慣れましょう。
ソニー銀行にもSony Bank WALLETがあります。
ソニー銀行の「キャッシュカード」と世界中で使える「VISAデビット」が一枚になったカードです。
世界中のVISA加盟店で使えます。クレジットカードとは違って、デビットカードは使ったその時引き落とし。
現金のように使えます。口座の残高以上の金額を使うことはできません。ソニー銀行の場合、日本円のほか、外貨10通貨の外貨預金もできます。
この外貨預金から手数料無料で引き落としすることもできるので、国内でも海外でもキャッシュレスで利用できて便利です。
デビットカードでお金の管理に慣れてから、学生用クレジットカードを作って、1回払いでお得なカードライフが送れるといいですね!